マシンドナテロ・ヘリコプター

「あついぜあついぜー!あつくてしぬぜー!!
そんな戦場のマシンミューテーション御紹介1つめはこちら!
マシンドナテロヘリコプター!
タートルズの1人、ドナテロがヘリコプターにミューテーション!!」
「ほほう、パーツ構成からするとこれはAH-64 アパッチ戦闘ヘリのようね。
でもなんかモコモコしてて締まりがないけど。」
「ビークルもアメコミスタイル!
しまりがないのではなく、漫画的なゆるさを驚異の技術で立体化です!」
ああ、なるほど、発想の逆転ね。
たしかにタートルズのメカ描写はゆるかったものねぇ。
メカに限らなかったけど。

でもそう考えるとパーツ構成は逆に良く出来てると思えてくるわ。
機銃部や着陸脚、テイルローターなんかまでちゃんとあるし。」
「そしてコクピットのアップです。
ドナテロの頭部が見えていて、搭乗している状態の漫画的な表現を立体で再現しています。」
「かわいいようなバタくさいような微妙なラインね。(^△^;)」
「このシリーズは本体以外にオプションパーツが付属していまして、
このマシンドナテロでは照準器、機銃、ブースターなどが追加で装備できます。」
「アメコミのモンスターマシーンを絵に描いたようなメカねぇ。」
「うふふ、かっこいいですよね。(´▽`*)
それではさっそく変形開始です!
ちなみに今回の特集で出てくるのはすべて亀忍者になるものばかりですんで
変な期待はしないでください。」
「はいなほいな。」
「このドナテロの変形ではメインローターだけ外す必要があります。
でもそれ以外は完全変形!
ヘリのボディがたたまっていくさまはスゴいですよー。」




「メインローターをたたんだ棍棒を手に持って変形完了カワバンガ!」
「……。
なに今の!?
もう一度変形してみせてよ!!」
「いやそんなあさりよしとお漫画の絶対に変形できない変形シーンを見た人のような反応をされましても
これ普通の変形トイなんで何度でも変形できますよ?」
ギゴガゴガ(※変形音(※口で言ってる))
「…はは〜ん、魔法ね。
さては魔法を使ったのね!
この人心を惑わす魔法使いめ!粛清してくれる!!」
「うわ、変な混乱の仕方をしないでください!Σ( ̄□ ̄;)
ほ、ほら良く見てください、南京玉すだれとか箱根細工とかの複雑になった物でしかないですよー?
未来世紀のマトリョシカですよー?」
「え?あ?ぁ〜…あ、なるほど。
軸回転とヒンジとパネル移動による連結した多重の入れ子構造の塊なわけか…。」
「(なんで今の説明でそんなに詳しく理解できるんだろう…)

ちなみに背中から見るとこんな感じになってます。
元が亀なので背中に大きな甲羅をしょっているという大前提の設定がありまして、
そのバランス構成を見事に逆手にとった変形収納構造ですね。」
「そしてさきほどヘリに付けていたオプションパーツ群。
あれを組み替えて武装することも出来ます!」
「複雑な変形ギミックねぇ。
斬新、と言うか、変わったスタイルの変形。
トランスフォーマーともマシンロボとも違うし。」
「これのオリジナルは米Playmates社1994年のMighty MutantsシリーズのAirforce Mutation Donatelloです。
どうやらプレイメイツ社の開発のようですね
ちなみに日本ではタカラ社から1995年にマシンミューテーションというシリーズのマシンドナテロ・ヘリコプターとして販売されました。
当時定価1680円。」
「このとんでもない構造のクォリティコントロールを考えるとけっこう安いわね。」
「そうですね。」
「でも売れなかったみたいね。」
「そうですね。」
「やっぱタートルズってキャラが日本でウケきらなかったのが敗因よね。」
「そうですね。」
「さっきから『そうですね』『そうですね』ってあんたは『そうですね村』の村長さんかーっ!?」(★ロ★;)キシャーッ
「ぅええっ!?だって教授が『そうですね』としか言い様のないことばかり言うからですよ!?」
「そんなわけで今回はここまで。
次回お楽しみにー☆('▽')ノシ」
「うわ、進行役を取られた!?Σ( ̄□ ̄;)
そ、それではまた次回お会いしましょう〜☆(>▽<)/~」


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