マシンドナテロ・ブルドーザー&マシンミケランジェロ・ミキサー車

「♪家を壊すぜ!橋を壊すぜ!ビルを壊すぜ東へ西へー!走ぃるー!走ぃるぅー!!

というわけで変形タートルズ特集、後半2回は一気に2台ずつ御紹介☆('▽'*)
今回は建設変形!

まずはマシンドナテロブルドーザー!
タートルズの1人、ドナテロがブルドーザーにミューテーション!!」
「あら、今回のは漫画的なメカなのね?」
「はい。
実は実機モチーフなのは前回までの3体だけでして、他のは記号論的なメカにミューテーションします。」
「なるほど。
それでもブルドーザーのツボをうまくおさえたマッシブなデザインで味わい深いわね。」
「このドナテロの付属パーツは写真の青い部分。
エンジンや煙突として装備できます。」
「スチームパンクっぽいわね。
なんかタツノコメカみたい。」
「たしかに動物モチーフ、この場合タートルズなんで亀ですが、
その構成成分が多いメカだと思えばタツノコメカって気もしますね。

それでは青いパーツは外してミューテーション開始!」
  

     
          
「変形完了カワバンガ!」
「ドーザーのバケットと車体後部が半々で合わさって背中の甲羅になるなんて
他のとはまったく違う面白いギミックね。」
「甲羅の部分の処理がそれぞれまったく違うのは見事としか言いようがありませんね。

そしてこのドナテロでなによりスゴいのは運転席の上部のガードバーが軟質素材で出来ていて
それを甲羅に押し込んで収納するところですが。(=▽=;)」
「軟質素材変形とはビックリね!(^^;ゞ
これを突き詰めたら完全変形チェンジ!真ゲッター1・2・3も実現できるんじゃないかしら?」
「いやぁ、突き詰めたら、リバーシブルぬいぐるみみたいなものになっちゃうと思いますよ。
キティちゃんのぬいぐるみをひっくりかえすとショートケーキのぬいぐるみになる、みたいな。( ̄▽ ̄;ヾ

あとさきほどの青い付属パーツは組み立てると工事機械になります。」
「これは電動ハンマー…じゃないわね。
先端は、ドリル?」
「たぶんエンジン式のハンマードリルじゃないですかね?
先端が回転し穿孔しながら打撃を加える工事用の動力工具で
コンクリートやアスファルトの穴あけや破砕に使う道具の。」
「へぇ、こんな形のが実在するの?」
「さあ?
でもエンジンと動力の位置関係がおかしいんでこのままの形状のは実在しないでしょうね。
ブルドーザー形態ともども記号論的なデザインだということでしょう。」
「お次はマシンミケランジェロ・ミキサー車 !
タートルズの1人、ミケランジェロがミキサー車にミューテーション!!」
「うわ、なんかミキサー車って言われてもツッコミどころ満載なんだけど!?」
「アラを気にするよりは『セメントの注ぎ口まであるー』みたいな芸コマなところをチェキして夢気分でいい旅しましょう。」
「いや意味わかんないし。」
「それではミューテーション開始!
トラックのキャビンとミキシングタンクが派手に展開してからタートルズ形態へとたたまっていきます。」

       
        
             
「変形完了カワバンガ!」
「なんか変形トイってさ、その可変ギミックの主成分から
『ガワ変形』とか『箱変形』とかの通称ができるじゃん?
このシリーズだとさしづめ『板変形』よね。」
「板変形…言われてみるとたしかに板なパーツが多いです。(^^;ゞ
頭と手足は塩ビ製でそれそのものには変形機構はなく、
それの生えてる基板が移動や回転をして変形するってシステムですものね。

さてこのミケランジェロの付属パーツは下の写真の黄色い部分。
車輌時はスポイラーやタンクに、タートルズ状態では組み立ててバーナーになります。」
「バ、バーナー…。
いやたしかに威力はあるけど、いいの?こんな地味に殺傷能力の高い物を武器にするのって?

たとえばこう、なんかバールみたいな物で【検閲削除】るとか
スコップやツルハシで【検閲削除】するみたいな地味に残虐な武器じゃない?
バーナーで敵の【検閲削除】を【検閲削除】して【検閲削除】すなんてさ??」
「…いや、そういう地味に現実的な使い方はしないんじゃないかと…。」
「む!
じゃあスコップやツルハシを合体させて剣にするような感じで現実感がないならOKって訳ね!?
ならば私はこのライトセーバーですべてをなぎはらう!! ブゥン」
「ってなんですかその古い蛍光灯!?
あぶない!あぶないですよそんな1mを越えるガラス管に水銀と蛍光粉がつまってる
一般ゴミの日に出せない地味に深刻な危険物を振り回したら!!」
「テーマは現実感のない残虐行為。 ブゥン」
「選ばれし者だったのに!
てかノーノー!ギブギブ!!
あと口でブゥンとか言わない!!」
「なによ、だらしないわね。
根性見せなさいよ? ブゥン」
「そういう問題じゃないですってば!
はい置いて!はいしまって!
ふぅ。」
「つまんなぁい。」
「だから変形トイで楽しみましょうってば。

あ、ちなみに今回御紹介したのと同系列のマシンレオナルド・ダンプカーは持っていないので御紹介できません。
なので彼の写ってるカタログ写真をば。」
「あら、マシンミケランジェロ・ミキサー車の甲羅の部分がミキシングタンクじゃなくて
バケットになったからダンプカー、て感じの変形ね。
車体はどう見ても同じデザインだし。」
「ちなみに元シリーズが米国でプレイメイツ社から1994年に発売された時は
ここに写ってる建設車輌3台と、
アパッチになるマシンドナテロ・ヘリコプター、そしてトムキャットになるマシンラファエロ・ジェット機の計5台で
マイティーミューテーション“Mighty Mutations”というシリーズになっていました。」
「え?あのアパッチとトムキャットになる空飛ぶ実機チームとこの建設チームで一括りなんだ?
なんか変な組合せね。」
「ラインナップに幅を持たせるという戦略だと思いますよ。
ただ変形難易度は軒並み高いのでそっちの幅はないんですけど。(´△`;)

あとマイティーは“力持ち”って意味なんでパワフルなメカばかりですね。」
「そんなわけで今回はここまで。
次回お楽しみにー☆('▽')ノシ」
「次でいよいよこの特集も終了!
それではまた次回お会いしましょう〜☆(>▽<)/~」


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