ギャラリー其ノ参拾壱★


スパイアイ





そんなわけで今回の素敵アイテムはスパイアイ。

tonkaのスーパーゴーボッツ第3期のラインナップで
北米版とEU版のみで発売された最レアなシリーズの中の1機っす。

この全身迷彩なのは特にレアなEU版で、北米版だと翼の付け根だけが迷彩になってたようです。
あとどうもこれシールの貼る位置が間違えてる気がするんですが
古い物だし正しい貼り位置というのも実はよくわからないのでこのまま大事にしとくです。(´▽`*)

ちなみに『スーパーゴーボッツ』ってのは日本では『マシンロボDX』にあたるカテゴリーです。
さらにちなみにアニメ「スペースコブラ」のコブラの愛車?『サイコロイド』は
このシリーズの可変ロボだったという事実は知る人ぞ知るトリビアっすね☆('▽'*)

変形シークエンス。

変形前後のパーツの位置で認識するとわりと単純変形に見えるものの
人型の体格を構成するフレームの関節がくまなく変形機構に含まれてるため
実際に手にとって変形させるとかなりの満足度。

珍しい物なんで裏側からのショットも。

変形するということは一目でモロバレなものの
拳や脚や頭といった非現実的なパーツがまるで見えないのがMRクオリティ。
ちなみにBANDAI1985の刻印入り。
日本では売られなかったものの純正のバンダイ製品っす。


そして戦闘機形態のモチーフは、パナビア・トーネード“Panavia Tornado”。

イギリス・イタリア・ドイツの3ヶ国によって共同開発された多目的戦術戦闘機。
日本の一般人ならほとんどの人が見覚えがないと答えるに違いないマニアックな機種選択っす!

とは言え北米とEUで発売されたわけであちらではけっこうメジャーな機種でして
変形するモチーフの選択というのは世界規模での戦略なんだなぁと感心したですよ☆('▽'*)


このトイでは実機の特徴的な尾翼と寸胴っぷり、そして可変翼の可動もばっちり再現。

リアビュー。

尾部が脚になる関係からもっとも形状が違う辛いアングル。

それでもこんなマニアックな機体のデラックスな可変ロボがあるってだけでドキドキっすよね!(´▽`*)
こういうドキドキに、あとどれだけ出会えるかなぁ…。(*´▽`)シミジミ



ホイールマン



なんかここんとこマニアックすぎる入手困難品ばかりだったから
たまには普通にそのへんの中古屋さんで買えそうな素敵アイテムを御紹介☆G(>▽<)

今回のは昔のマシンロボの終盤に登場したホイールマンというシリーズ。
バンダイ1987。

MRBH-1/ホッドロッドジョー、-2/エフワンジャック、-3/バギーウルフ、-4/ドラッグサム、-5/ロータリーキッド、-6/ツインカムジミーの
全6体が登場。


ホイールマンはそのデザインに最大の特徴があるっす。

ガンメタリックで成型されたハードディテールな細身のフレームに単色の装甲をまとい
エンジンやホイールのパーツには豪華なメッキパーツを使用。
関節などの接合部には打ち込みピンやリベットを使うことでスケールを無視したネジ頭が見えないようにし
おもちゃっぽさとアニメロボらしさを排したスケール感を演出。
いわば絵空事の中にあってリアルなイメージを追及した異端のシリーズっす。

この無骨な方向性でのリアルさは稀有っすね。
しかも玩具の耐久度を持ち可変。
こっち系が好きなトイ好きの人にはたまらないっす!

しかも全種プルバックエンジンを搭載し自走可能。
ヘリ型のロータリーキッドに至っては走行に連動してプロペラが回転するという豪華仕様。
当時定価1200円で価格は通常のシリーズの倍。
しかし全6体も発売されたということはサブキャラとしてはけっこう人気があったのかも。

しかし現在では知名度があまり高くないために
1〜4は中古市場ではあまりプレ値はついてないようっす。
でも5、6は生産数が少なかったのかほとんど見かけないうえに高いっす!

そんなわけでマシンロボに咲いた時代の徒花、ホイールマンシリーズ。
渋い可変ロボが欲しいって方にはオススメっす。(´▽`*)



ホイールマン各個版

反響が多かったので各マシン&ロボの姿を完全紹介しておくっす!☆G(>▽<)
写真にポインタをかさねると一口コメントが出るっすよ!

ほとんど寝そべってるだけな変形のホイールマンリーダー、ホッドロッドジョー!ホットロッド(高速改造車)ではないのがチャームポイント!ドですド!スペルもちゃんとDだし!

ほとんど寝そべってるだけな変形その2、黄色い稲妻エフワンジャック!

赤いパイプフレームに誤魔化されそうだがやっぱほとんど寝そべってるだけな変形その3、バギーウルフ!

ホイールマンの中でもっともひねりのきいた変形をかます憎い金色エンジンカー!ドラッグサム!

ヘリって全然ホイールじゃないじゃんと当時から延々と言われ続けてきた空の勇者、ロータリーキッド!

最後はなぜかバイクでしかも底面に走行用タイヤが2つついてるため実は4輪なツインカムジミー!

バンダイ1987。
MRBH-1/ホッドロッドジョー、-2/エフワンジャック、-3/バギーウルフ、-4/ドラッグサム、-5/ロータリーキッド、-6/ツインカムジミー。

枚数多くなるし容量食うからとまとめ写真にしたものの
ちゃんと見たいという声援が多かったのでお応えしたっす!☆G(>▽<)
それにしてもハードディテールだから圧縮かかりづら〜い。(=▽=;)



風邪ひいたっすー

そんなわけで頭いたいので予定を変更しましてゆるゆる〜っと更新。
とりあえずこの夏の成果。
どうやらこのはは可動人形に興味を持ったようです。



色々言われているけどミクロマンのこのサイズでこの可動っぷりはやはり最強無比の物だと再認識。
山口可動は不自由もあるもののケレンミはかなりのものっす。動かないゆえに見えてくる“動き”があると言うか。

そして私が結構期待してた天羅WARのオートマータなんすけど、これは悪い意味でヤバい。
肩はボールジョイントなんすけど軸回転+30度スイングといったとこ。
メッキの頭に差し替えてみたら穴が大きいのかズボーッと入り込んで変なことに。
素材ジワ(
私のには顔を縦断する向こう傷が(つД`))や塗りムラも多いっす。

ただし大手のマスプロ品ではないし肘の構造やデザインは面白いし
天羅GKの完成品だと思えば出来も値段(1680)も及第点っす!☆('▽'*)

それにしても箱が大きい。手前のが中に入ってた物全部。

いや、多分、付属品の多い男性型のほうにサイズを合わせた結果だとは思うんすけど。
いや、男性型のほうは見れなかったんで確証はないっすけど(^^;ゞ

まあそんなわけで、これから小百合ん塗ろうと思うっすよ。うん、がんばる。



クロミア



そんなわけで今回は
『また見てね!よろしく〜♪(※シスタープリンセスの可憐の声で)』
で全国のお兄ちゃんをノックアウトしたクロミアをプチ改造!

でも改造と言ってもプチだけあっていじったのは頭と手だけ。
しかも頭のほうははめなおせば元通りにできるんで、実質、手しかいじってないようなもんすね。

製品状態      > > >        改造中
 >>> 

今回の改造の重点はなによりも“手”っす。
女性キャラの場合、手の表情が超重要っす!

というか製品の手がゴツいうえに印象悪いポーズしてるんで
切り落として穴開けてミクロマンの手首を付けれるようにしました。
今回は色が紫の“アクロボルテック”に入ってた手首セットを利用。
ミクロの手は左右で軸の径が違うので合うサイズになるようにバイスとヤスリで開口したですよ。

その成果。


やはり手の表情は重要っす!
ただ、クロミアは元から腕が長めな感じだったのが
移植したミクロマンの手首の形状の関係で決定的に腕が長い状態になってしまったので
常に肘を曲げて誤魔化してないとキビシいという結果になってしまいました…_| ̄|○

なんか良い解決法はないかなぁ。(´Д`;)

まあしかし手首を交換することで色々な物を持ったり表情付けができたりするので楽しいっすよ!

クロミア「お掃除お掃除らんらんら〜ん♪」

ごしごし

ストライカ「いや、あのねクロミア。これは汚れてるんじゃなくてユニバース式のウォッシング塗装でね、うん、まあ、ありがと。」


さてさて、クロミアの変形はもともと人型の部分はあまり変形しないし
ロボボディの納まる部分にはかなり余裕があるため
今回みたく頭と手をいじっても何の問題もなくトランスフォーム可能っす。
 

それでは最後に頭の解説を。

左が製品の。右が造ったの。
今回はフィギアの頭を芯にエポパテを盛り削り。
パテで造型する手順はフロストバイトの時と大差ないので割愛っす!

芯にしたのは↓のナージャのフィギアセットに入ってた幼女っす。


とは言え、目も口もパテで一度埋めて輪郭もかなり削り込んでいるんでマジ芯にしかなってないかもです。

そして造型が終わったら色合いを合わせて塗装。
顔はアニメの印象を優先して灰色に。
目はメタルテープの金色を貼り付け。

そしてトサカの真ん中の金色のところは
金色に塗ってからその上にクリアイエローとクリアオレンジを適量混ぜたのを塗り重ねてます。
オモチャの変な感じの金色は大抵このやり方で再現できるのでオススメっす。


あと首関節はこのようにしてボールジョイント化してます。

材料は、TFとかの透明ブリスター部分と、市販のボールジョイントの凸軸側。
ブリスターを適当に切って、ボールジョイントのボールが貫通しないくらいの小さめの穴を開けて、
まとめて胴体パーツにはさみこんだら出来上がりー☆G(>▽<)

改造した頭には『人間ならば背骨が通ってるはず』というあたりに穴を開け、体のほうの凸軸に差し込んで完成。
ここで案外重要なのは『背骨が通ってるはず』ってとこ。
人間は頭の背中側にある背骨を軸に首を動かしてるんで、首の中心が軸じゃないんすよね。

当然ちゃ当然なんすけど、おもちゃの頭は首の中心を中心軸にして回転する物っす。
で、問題なのは、その軸が頭の中心軸と重なってる物が多いってとこっす。
そのために、なんか猪首というか、顎が引けて首に埋まりそうな感じになってるのが多いんすよね。
だから自分で改造する時には『頭は背骨で動く』って意識して関節通すと不自然さがやわらぐものっすよ!


で、このクロミアでは軸を頭の後のほうにセットしたことで首が前に出るようになったんで、
背中のジョイントを浮かせ気味にして腰を突き出すようにして色々とポージングしてるっす。


クロミアの製品写真のポーズがなんかぎこちないのは
頭から腰まで一直線の軸が通ってるかのようになってるからで
そのために表情が硬そうになってるんすね。

頭を前に出し腰を突き出したポーズにすることで
胸を張ったような流れるような姿勢が取れるようになるっす!
これは人型のものになら何にでも応用できることなんでチェケラ!!

そんなわけでクロミアプチ改造でした☆G(>▽<)





Sijimiya Konoha & Yukaina Brothers. Presents
"Professor Rilalah @General Science Academy"