ギャラリー其ノ九十Q★



世界の戦車

大集合!! けしゴム戦車
ポップなカラフルさがおしゃれ☆('▽'*)

…と、カラフルなトップ画像を用意しましたけど
じつはこういうアイテムじゃありません。

なお今回は変形でも合体でもないのであしからず。

これは現在発売中の『大集合!! けしゴム戦車』。
2個入り100円のガチャガチャで今野産業の製品です。


ラインナップは画像左上から
FV433、M109、ゲパルト、G-Pジープ、レオパルト、FV433、
V-150、M107、M551、V型、FV721、YP408、
88mm、M577A、155mm(自走式)、C-トラクター、155mm、FV432、
ジープMB、ATM、88mm(PAK)、25mm、K-クラート
の全23種。

デフォルメのきいたかわいいフォルムと単色のケシゴム人形の質感が
新造品なのにまるで数十年物のような疑似的なつかしさを感じさせてグー☆('▽'*)

すべての型にピンク、黄色、青、オレンジの4色あり。

型と色の組み合わせを計上すれば実質92種類が存在することになります。

それぞれ2〜5パーツの組立モデル。
代表としてG-Pジープを4色並べてみます。


組み立ててないとこんな感じ。


そうならば当然こうしますよね!?


キッチュでポップなカラーリングになっておしゃれ!☆('▽'*)

もちろん他のラインナップもたくさん持っていればこう出来るわけっす。
消しゴム戦車

現実感が感じられないデフォルメとカラフルさの組み合わせで
ヨーロッパ系のオシャレ小物のようで素敵っす(´▽`*)


一般的に戦車と言われても思い浮かばないたぐいの
『世界の戦車』? と疑問すら浮かぶバリエーション豊かなラインナップ。

特にケッテンクラート
(写真では黄色のキャタピラ付きバイク)が私のお気に入りっす。
こういうゴム人形でケッテンクラートなんてはじめて見た!
いっぱい欲しかったけど1台しか出なかった!orz


ところでこれって『スーパーファイター』『世界の戦車』シリーズの現代的リメイクなのだと思うのですよ。

ガチャガチャのゴム人形については私は専門外でして詳しい資料などは持ってないのですが
30年くらい前に『スーパーカーけしごむ』や『けしごむ戦車』と呼ばれブームを巻き起こし
子供たちに親しまれていた20円や50円のガチャガチャのゴム人形のメジャーな物は今野産業によるものだったそうです。

で、その『けしごむ戦車』ってのの詳細が今野産業の『スーパーファイター』『世界の戦車』シリーズ。

それが↓写真の左側の物。
(当時物なのかどうかは不明です。確認できた当時物の写真にこの色のが見当たらないので。しかし同型の物は確認してるのでその型の物なのは間違いないかと)
『ソビエト T34/76』、本体長27mmくらい。

右のは今作のラインナップで『アメリカ M109』、31mmくらい。

全体的なボリュームは二回りくらい違う感じ。
並べて見ると今作のほうがデフォルメ具合がアップしてますね。
昔のほうが砲身ほそいしけっこう精悍。

本体の底面には保有国と型式が刻印されていて
本体しか持っていなくても詳しく覚えることができる親切仕様。

今作にも同様の刻印が施されています。

この刻印を見て「これって昔のあれなのでは!?」と思い当たったわけっす。

分割は今作のほうが多いですね。

でも成型的には分割しないでも抜けそうなとこで分割されてるのが多いので
プレイバリュー的なものなのかもしれません。


ちなみに『スーパーファイター』『世界の戦車』シリーズは
『バイ菌軍団』の『戦車部隊』のラインナップにも含まれていたことで有名なので
むしろそちらで名前を知ってる方のほうが多いかもしれませんね。

『けしごむ戦車』はなんか昔ガチャガチャの戦車があったとうろおぼえになってる事が多いようなので(^^;ゞ


ちなみに今から約十年ほど前にも同社から『世界の戦車』の名を冠されたガチャガチャが発売されたことがありました。

一番左のデカいのがそれ。

これはたった200円のガチャガチャなのに
組立済みフル塗装でゼンマイ駆動でキャタピラが大量のプラスチックパーツで組み立てられていて稼働するという
どうやったら200円でそんな物を売ることができるのか理解不能なほど振り切れた驚異のミニ戦車モデルでした。

今思えばデフォルメされたフォルムと『世界の戦車』というタイトルからして
これもまた『スーパーファイター』『世界の戦車』シリーズの現代的リメイクだったのだろうと思われます。


そして今回のは『けしごむ戦車』の持ち味であるデフォルメと組み立てる面白さと安価であることを現代に蘇らせつつも
パーツ分割を増やしマニアックなラインナップを取り揃えることで現代的リメイクを果たしたアイテムなのだと思います。


そんな時代を越えて愛されつづけるガチャガチャ戦車シリーズでした☆G(>▽<)



プリテンダービースト スナーラー



1988年海外展開版トランスフォーマー デストロン軍団プリテンダービースト強襲兵士スナーラー
たしか日本未発売のキャラ。

プリテンダーとは、生体組織のアウターシェル(皮)をかぶることで
メカにしか変形できない超ロボット生命体トランスフォーマー達が生物に擬態することを可能とした者達のこと。

…なんですけど、こんな北斗の拳のキャラみたいなワイルドすぎる武装したイボイノシシがいたら
擬態うんぬん以前に怪しすぎる!!Σ(=ロ=;)

まあ玩具としてはとてもかっこいいデザインと造形なんですけど
…やっぱ怪しすぎる!!



迫力満点な正面顔。
牙はなぜか左右とも同じパーツのようで同じ傾き方をしているので顔に付いてると噛み合いません。

ちなみにこれが正しい仕様です。
かなり前に知らないで個人輸入で手に入れた物なので「ハズレをひいた!?」とショックだった思い出が。(^^;ゞ
そしてこれで正しい状態だと知って二度ショックでしたっけ。(´▽`;)

それではアウターシェル展開!

中からドリルがこんにちわ!

展開したところを側面から。

さっきのドリルは中のメカイノシシの鼻っつらでした。

というわけでこのメカイノシシこそがスナーラーというトランスフォーマー御本人。

見比べてみればたしかにこれよりはアウターシェルのほうが擬態できている気がしてきますね(^^;ゞ

なお実は鼻っつらだけでなく牙までドリル。
つまりトリプルドリル。

ただこの牙ドリルは別パーツになっているわけではなく口のほうに向けてまっすぐ板状にのびてしまっているので
これ以上正面へ寄るとドリルに見えなくなる角度限定のドリルなんですが。

正面寄りからだとこんな↓

それにしてもTFのわけのわからないメカクリーチャー達は味わい深いデザインが多いっすね。


そしてトランスフォーム!


慣れてる方ならば見ただけでわかると思いますが
イノシシの頭部を背中側へひっくりかえして、前足の先端を倒して腕を出し、腰から後をひっくりかえしてスネにして、変形完了!
日本のロボットではまず見掛けないカラーリングがイカしています。

胸のデザインに甚大な影響をおよぼしている 『腕ブロックを体の前に移動させるための関節機構』 は
イノシシ←→ロボの変形ではまったく使われていないのが面白いっすね。

あの部分はビーストシェルの中に入るための小さくなる必要性のみによって設けられた機構であって
それゆえにこれは三段変形であると言っていいのではないかと思います。


ところで私、プリテンダービーストってのはきっと小っこいものなんだと思ってたんですよ。
当時はウルトラプリテンダー
(一番外側はかなり大きいけど芯になってるTFはけっこう小さい)は持っていたのと
写真で見たこれらプリテンダービーストの変形のシンプルさからしてミニコン並だろうと思ってたんです。

ところが実はミニコンどころかミニボットよりも大きいこんなサイズ。

しかも飛び出した脚や背負った頭部、デカい武器などもあいまってボリュームたっぷりで驚いたものっす。

なのでもちろん彼が納まるアウターシェルもかなりのボリューム。


これは勝てる気がしないレベルのサイズ差。



そんなわけでG1時代の徒花、プリテンダービーストからスナーラーでした。
クラシカルで迫力満点な一品☆G(>▽<)



プリテンダーの中の人で背くらべ

家族が全員風邪で倒れて色々と時間ないっすけど更新はしたいのでミニ更新っす。(^^;ゞ


前回、「プリテンダービーストは写真見て想像できるサイズよりもかなりデカいっすよ!?Σ(=ロ=;)」というお話しをしたら
けっこう同意していただけて嬉しかったり(´▽`*)

でもプリテンダーを持ってない方にはなんのこったかサッパリだろうと気付いたので
プリテンダーの中から色んなカテゴリーの中の人で背くらべさせてみたよ!


左から、プリテンダー・ダブルヘッダー、ウルトラプリテンダー・ロードブロック、プリテンダービースト・スナーラー、メガプリテンダー・クロスブレイズ。

ダブルヘッダーは1989年のシリーズ全体が小型になったプリテンダー、通称「スモールプリテンダー」なんでこの中では最小ですね。

私はウルトラプリテンダーやメガプリテンダーを先に持っていたこともありプリテンダーってこういうサイズなんだと思いこんでいたもので
その後で入手したプリテンダービーストのデカさに愕然としたわけっす。(^^;ゞ


背くらべを側面から。

スナーラーは背丈もさることながらパーツ構成も武器も、もうとにかくパーツがデカいんすよ。
そのデカいパーツを変形後は投げっぱなしにしてちゃってるから全体として驚くほどガサばってボリューム感満点に。

ちなみに身長は、ウルトラプリテンダーのロードブロックが約75mm、プリテンダービーストのスナーラーが約100mm。
ビーストでかっ!

なおウルトラやメガは外の皮が豪華な出来ゆえ凄い名前になっているので、別に名前倒れというわけではありませんので。ええ。
そちらは次回以降に御紹介します☆('▽'*)


てな感じでプリテンダービーストがでかいでかいとは言ってきましたが
実は初期プリテンダーの中の人はもっとデカかったり。

左はプリテンダー・ダイバー。身長約120mm。

このへんの人達と絡めたらいかにも動物サイズで良い塩梅っていう寸法だったんでしょうか?

まあ実際のところはわかりませんが
ビーストの中の人がウルトラやメガの中の人よりもはるかにデカいってのは
今では面白いネタになってる気がするので良い物だと思います。(ぇ

そんなわけでプリテンダーの中の人で背くらべ大会でしたー☆G(>▽<)



メガプリテンダー クロスブレイズ



1989年海外展開版トランスフォーマー サイバトロン軍団メガプリテンダー陸上支援員 クロスブレイズ
これは間違いなく日本未発売のキャラ。
日本では金型変更されてクロスフォーマー ブルーバッカスってキャラとして売られましたので。

説明書やイラストを見ると武器の持ち方はこれがデフォのようです。
右手のどう見ても翼なのはレーザー、左手のはラージレーザーとのこと。

ちなみに先に言っちゃいますとこの人、ヘリコプターになるんですけど
メインローターはこの形態では付けるとこは無いようです。
説明書のイメージイラスト、変形説明イラスト、ボックスのカラーイラストの全てでこの形態ではローターは付いてないので。

部品としてはラージレーザーにローターを付けられるダボがあって
書籍トランスフォーマージェネレーションの写真ではそこに付けていますけれどもあれは独自の持たせ方のようです。

ちなみに日本版ブルーバッカスではラージレーザーのパーツを右手に持ってローターを取り付けておくのがデフォです。


さてさてメガプリテンダーというカテゴリーのアイテムはプリテンダーよりもゴージャスなギミックが売りとなっています。
それではさっそく人間に擬態しているアウターシェルの中から超ロボット生命体トランスフォーマー御本人を出してみましょう。

\パカッ/


アウターシェルの背中部分がヒンジ仕掛けでパカッと開きます。
従来の普通のプリテンダーはモナカのようにまっぷたつに割れてたのでメガプリテンダーはゴージャス!

ちなみにこの人は形状の都合で中の人が前後逆でしか入れません。

自分が中に入ることを考えてみたらすごく不便そう。

そんなわけで中の人、登場。
G1ミニボットや2011年度サイバーバースと背比べするとこんなサイズ。
お手頃サイズっす。


手持ちの武器はスモールレーザーという名称で、アウターシェル形態では背中にくっつけてたパーツです。
でもスモールって言ってるけど本人が持つとバズーカ並のサイズ。

そして本人、変形!
腕を胸の前に出して、足をそろえと爪先そろえて、アウターシェルが右手に持ってたレーザーを背中に付けたらビークルモードの完成。


この形態はドラッグスター。


説明書にDRAGSTERと書いてあるので間違いなくドラッグスターです。
でもこのドラッグスターってなんでしょうね?

普通ドラッグスターと言うとドラッグレースに出場するためにとんでもないチューンを施されたバイクやレーシングカーのことですけど
これ、こんな外見なものの車なんでしょうか。

それにしましてもアウターシェルのビークルモードはヘリコプターだし
日本でブルーバッカスになった際にはこの本人のビークルモードは小型ジェットとされていましたし
色々考えあわせてもこれは空飛ぶビークルとしか思えないんですが……。
うーん、私が知らないだけでドラッグスターという名前の飛行機があるんでしょうか。

あるいはタイヤをフルカバードにしてウイング付けてロケット付けたまるで飛行機のような外見の車(ドラッグスター)もあるのでそういうイメージ……?


そしてお次はメガプリテンダーがプリテンダーを越えた“メガ”プリテンダーたる所以、
アウターシェルまでもが変形するというビックリドッキリギミックの御紹介☆G(>▽<)

トランスフォー ギゴガコガ


そんなわけでアウターシェルの変形ギミックはヘリコプター。

ヘリらしい記号をてんこ盛りにした無理矢理感がCOOL。

ちなみにメインローターは軟質素材のためほっとくとだんだん曲がってくるっすよ。
写真でもだんだん垂れてきちゃっているのがなんとも…(^^;ゞ

この形態を下から見るとこう。

意外と変形していないΣ(゜ロ゜;)

そしてメガプリがメガたる所以、アウターシェルが本体と変形合体!

まず胴体を開いて頭を中に押し込みます。


そして頭がなくなってスッキリした機首部に御本人を合体させてデラックスヘリコプターの完成!


DELUXE HELICOPTERと説明書に書いてあるので間違いなくデラックスヘリコプター。
飛行機械としてのフォルムはもう完全に破綻していますが、このボリューム感きらいじゃないわー!

ちなみに機首にくっ付いた本体の形態が単体のビークルモード時とはちょっと違うのがポイントです。
これ、レビューに慣れた方やTFの専門書でもうっかり同じ形態のままにしちゃいがちのようなので気を付けたいポイントっす。


そんなわけで生き物のシェルから変形ロボットが出て来るプリテンダーを進化させ
シェルのほうまで変形し、さらに本体と合体するというプレイバリューを備えた一品!☆('▽'*)

次回はメガよりもさらにプレイバリューが深化したウルトラプリテンダーを御紹介っす!



ウルトラプリテンダー ロードブロック



1989年海外展開版トランスフォーマー デストロン軍団ウルトラプリテンダー 陸上部隊指揮官 ロードブロック
これまた日本未発売のキャラ。
日本では完全にスルーされました。

このミントグリーンの爽やかなビークルは説明書には “ROADBLOCK”TANK と記載されています。

ちなみに当アカデミーではここまで出て来ていませんが
プリテンダービークルという、乗り物メカの中にプリテンダー本体がポンと入っている種類がいまして
このロードブロックもそういう物だと思っていただければわかりやすいかと。

つまりこのTFはこのビークルに変形しているわけでも搭乗しているわけでもなく
このビークルは本体の擬態用シェルであって、本体がこの姿になる服を着ている状態、と言えばいいでしょうか。
なんか微妙にニュアンスがわかりづらいっすね。


ハリウッド映画版サイバーバースのアイアンハイドやラチェットと並べるとワクワクするサイズとデザイン☆('▽'*)
デストロンのSFビークルはダークサイドムーンのおかげでどの時代の何にでも絡められるようになった印象が。


さてさてウルトラプリテンダーというカテゴリーのアイテムは
プリテンダーよりもゴージャスなメガプリテンダーよりもさらにワンダホーなギミックが売りとなっています。

それではさっそくシェルを開けてみましょう。

\パカッ/


デカいビークルが開いたら中にはプリテンダーの外側の人であるアウターシェルが寝っ転がってるという
これは外側の人のさらに外側だったというマトリョーシカのごときギミック!!濡(゚□゚;)
これがウルトラプリテンダー…!!

どう見ても自走式棺桶とか言わない。


そんなわけでこちらが中に入ってた外側の人。
…って、ややこしい!Σ(=ロ=;)


一番外側のビークルの無機的でシャープなデザインとはうってかわった生物的なシェル。
というか背中から一番内側の御本人の背中が丸見えだけどびんぼっちゃまとか言わない。

ちなみに両手の黒いレーザー銃はビークルの屋根にマウントしてあった物です。

顔アップ。
透明バイザーは可動式でエイリアンチックな素顔も見られます。
ノーマルプリテンダーのヘルメットギミックに相当するものでしょう。
 

そんなこんなでシェルの背中を開いてついに御本人が出現!


そしてメガプリのごとくアウターシェルも変形!


ビークルの呼称は“JET”。
シェルそのものがモンスターチックなためビークルになっても有機的なモンスターチックなのが面白いっすね☆(’▽’*)

そして御本人搭乗。

なかなか堂に入った乗りっぷり。
SF重戦車の中から出て来たエイリアンが空飛ぶジェットに変形というイメージ転換の激しさも魅力的っすね。

それにしてもサイズもデザインも遊園地の乗り物みたいとか言わない。


そして御本人をG1ミニボットや2011年度サイバーバースと背比べさせるとこんなサイズ。
メガプリよりもさらにミニサイズっす。



武装。

手持ちの武器はデュアルブラスター。
ビークルの屋根の派手な二連キャノンの砲身の下にひっそりと付いてた物です。

そして御本人、変形!
デュアルブラスターを背中に付けて、前屈します。


それを背中側から見たら……完成!

この形態は説明書ではただビークルとしか書かれていません。
でも後輪がキャタピラで二連砲塔をしょっているので戦車でしょうね。


余談ですが、この御本人は見ての通り、TFマニアが恐れる“金プラ”で出来ています。
キラキラ光る金色粒子(おそらく金雲母)を透明感のある樹脂に混入して作られた、素材状態で金色に見えるプラスチック、通称“金プラ”は
経年劣化でグズグズになって音も無く崩れるため年代物なTFの保有・保存を欲する層には恐怖の対象でしかない恐ろしい素材です。

ちなみに今回撮影したロードブロックでは首と肩がモゲました。
金プラ怖ぇぇ。

ちなみに同じウルプリのサイバトロンキャラであるスカイハマーは
一番外側のデカいビークルの底面が丸ごと金プラで出来ていて高確率で大惨事になるそうで
もしもあちらが欲しいって方はかなりの覚悟が必要なとにかく恐ろしいカテゴリーです。

ウルプリもTF名物のカラバリで成型色の違うのとかあったら良かったんでしょうけどこのタイプしかないため
オーナーは常に劣化・破損のリスクと戦い続けなくてはならないというなんとも業の深いカテゴリーっすね。


話を戻しまして
外側のタンクの砲塔を立てると御本人が立つためのポッチがあって組み合わせるとアタックモードになります。

てことでこれがウルトラプリテンダー、ロードブロックの全内容。
豪華すぎて素敵☆(´▽`*)

本体ロボを収納できる二重のアウターシェルに変形機能と連動要素を盛り込みプレイバリューを限界突破させた究極のプリテンダー。
一人基地セットとでも言うべきワンダホーな遊びが詰め込まれた一品!☆('▽'*)



鉄腕アトム メカブロック

さあ、そんなわけでプリテンダー特集が終わったところで御紹介するのがこちら!☆G(>▽<)



ウルトラプリテンダーよりもデカい、身長25cmの巨体。
誰もが知っている10万馬力のロボット、鉄腕アトムのタカラ製トイっす。

80年代のカラーアニメ化された時代に作られた物のはずですが、はっきりした発売年は不詳です。
この頃のって販売年が刻印も印刷もされてなかった時代でしたね。


その時代がかった各部のフォルム取りがノスタルジックっす。
これももし今作られたらこういう形状にはならない造形ですね。

それではギミックの御紹介。

胸のパネルを開けるとメカが詰まっているところが見られます。
無数の樹脂パーツを組み合わせた精密さがタカラらしさ満点っす。


そして足には飛ぶ時のジェット噴射が再現されたギミックが搭載されてます。

ふくらはぎのボタンを押すと噴射炎をかたどった円錐形の赤いパーツが飛び出ます。
ちなみに飛び出るだけで発射しません。

この時代のアトムのオモチャで有名なのはこれではなくやはり『超合金』が一番有名ですね。
重量のある金属をメインにし小振りで手足が発射できるあの超合金と
これとを比べてみると正反対のアピールになっているのが面白いです。


で、なんでプリテンダーの後でこれなのかと言いますとですね
おそらくプリテンダーのような玩具の始祖を辿ろうとしたらここに行きつくんじゃなかろうかとずっと思ってたんですよ。

なぜならこのメカブロックの最大のギミックはこれだからです。

\パカッ/


各部のパーツがモナカのように展開!



全身くまなく配された内部メカが露出。
そして全ての内部パーツが取り出せます。
下の写真のように胴体には黄色いウイングのパーツも格納されています。(ウイングの格納の向きが逆かもしれません)



取り出したパーツの頭と胴体はさらに分解できます。
最終的にこれだけの数の内部パーツが出現。

腰パーツの後にはあの有名なおしりマシンガンも再現されています。芸細。

これらの内部メカパーツを使ってブロックのように組立て、組替えが楽しめるトイ。
それがメカブロックDX!

箱に写真がのってた組替え例その壱。

これがもっともメジャーな姿だと思います。
輝くメッキ、重厚な金属製パーツ、機密メカっぽさを盛り上げる黒い成型色と精密なディテールが駆使され
まるで現実の万博ロボのようなリアリティを醸します。

リアビュー。

ディテールがびっしり詰まった感じが素晴らしい。

箱に写真がのってた組替え例その弐。

なんだかよくわかりませんが80年代SFっぽさはかなり炸裂していますね。

ちなみにジョイント部分はこの時代の物なのでワイルドに固い樹脂あるいは金属です。
なので関節保持力はムラがあり、頻繁な組み替えには向いてないかと……。


ここからはパーツのギミックの御紹介。

頭部アンテナを動かすと連動してカメラアイの色が変化。

ダイヤモンドカットのレンズとの組み合わせでこれまた地味なリアリティーがあります。

胸部は左胸のマイナスモールドにエネルギー補給棒をつっこんで回すと
右胸に透けて見えるカラフルな内部ギアが全て連動して回転。

連動する歯車が多くて凄いメカニック感。

ちなみにエネルギー補給棒は私のでは欠品してて写真はないです(^^;ゞ
まあメッキの棒です。
無い場合には小さいマイナスドライバーをつっこめば回せるので特になくてもいいかなと(^^;ゞ


そんなわけで鉄腕アトム メカブロックDXでした。

てことで今回はこのようにプリテンダーの流れで出して来ましたけれど
プリテンダーの始祖と言うより
変身サイボーグを発展させ中身を出して遊べるようにした物という気もします。

内部メカのシャープで精密な造りを見てると
変身サイボーグのあの透明なボディ越しに見えた銀色に輝くメカニックに直に触れたいっていう欲求を満たしてくれるギミックであるように感じるんですよね。

あるいはどちらの文脈でも語れる位置にあるトイなのかもしれません。

そんなわけでタカラSFランドの魂が宿る一品でした!☆('▽'*)



プリテンダー特集の〆

ちょっと間あいてしまいましてすみません(^^;ゞ

さて、こちらでも告知をば。
創作サイトとなっておりましたGSアカデミー本館を2012年5月いっぱいをもちまして閉鎖いたします。

しかしこちらホビーサイドはこのまま存続でメアドも変わりませんのでよろしくですm(_ _ )m

・ ・ ・

ところでオフでメガプリテンダーとウルトラプリテンダーはどちらがボリュームあるの?と聞かれたので今回はそちらにお答えしましょう☆('▽'*)

中の御本人のサイズ差は以前にも出したこの写真の通りウルトラのほうが小さいんですよね。

オレンジ色のがメガプリテンダー・クロスブレイズ、金色のがウルトラプリテンダー・ロードブロック。

そしてプリテンダースーツ自体もロードブロックのほうが小さいという。
あ、配置が左右逆になっちゃっててちょっと混乱するっすねこの写真(^^;ゞ

黒い方がロードブロック。
エイリアンぽいデザインなこともあってイメージでは結構大きく感じるんですが
並ぶとクロスブレイズが大人だとすればロードブロックは中学生くらいな感じですかね(^^;ゞ

そしてビークルでも比較。
上がクロスブレイズ、下がロードブロック。

全長はだいたいどちらも20cmくらい。
ただクロスブレイズは機体が後方斜め上方に向けて伸びてるので斜めにして端から端まで測ったらもっと長いはずですがだいたい水平で測ってます。

そんなわけでボリュームという点では実はメガプリのほうがガサばるので迫力があります。
ただボリュームがあるとは言ってもギミックがシンプルなため大味さと紙一重なんですよねぇ。
なので密度がしっかりしているウルプリのほうが個人的には満足度高いです。

あとは本当に個人の感覚だと思いますので皆さんもぜひ実物をゲットして比べてくださいね。(゚▽゚)ノ


ところで良く見てたらロードブロックの顔がわりとTFプライムっぽい顔してるので
ちょうど旬だなと思ったのでアップでお届け。


まさに今が旬!濡(゚□゚;)(ぇ

そんなわけでプリテンダー特集でした☆G(>▽<)
これで一連のプリテンダー特集は終了っす。





Sijimiya Konoha & Yukaina Brothers. Presents
"Professor Rilalah @General Science Academy"