ザ・変形クワガタ虫 ver.1.9.0806
ここの写真より7種ほど増えてるんですけど今出せないモノがあってこの写真は更新できてません(^^;ゞ

「やっほぅ♪
このはちゃん、お待たせ〜☆
あ、今回の特集はここにあるクワガタの群れなのネ☆
えーと…。
あれぇ?
このはちゃんは?」
きょろきょろ(゚.゚ )( ゚.゚)
(物陰から)
「びえー、虫、キモチ悪い〜…。」
「って……。
ちょっとぉ!
キミ、自分でこのコーナー企画したんでしょ!!」
それとこれとは話が別です!
キモチ悪いもんはキモチ悪いんです!!」
「いや、だったらそんなん企画すんなっての。」
だからそれとこれとは話が別なんです!
クワガタはカッコイイんです!!」
「え?
ああ、なら、いいんじゃない??」
でも虫はキモチ悪い〜…。
肢(あし)がウジョウジョしてる〜〜。」
「いや、だったら企画すんなって…。」
「でもクワガタは好き…」
「うらあっ!
いい加減にせんかぁいっ!!」
( ☆☆)=○()>O<)/どげびしぃっ!!
あべしっ!」
「このはちゃんのばか!ジャンボばか!!」
きょ、教授。
メリケンサック2段重ねはヤバいっす…。」
「あの夕陽に誓った言葉を忘れたの!?
真っ赤に燃える王者の印・オモチャの星、の裏街道のエースを狙うって。」
「え?
そんなこと誓いましたっけ??」
「さぁ!思い出すのよこのはちゃん!!
さぁ!さぁ!!」
「ぐええ!
こ、このマウントポジションはヤバすぎです教授!!
思い出しました!もおバッチリ思い出しました!!
だからギブ!ギブ!!」
「良かった。
わかってくれたのネ、このはちゃん!(☆▽☆)」
「ごめんなさい教授。
私、よくわかりました。
教授に逆らうとイタイってことが。
もう骨身に染みるほどに。」
「さぁ、立つのよ、このはちゃん!
そしてクワガタの変形トイをみんなに紹介するのよ!!(@▽@)Γ。・:゚'★,。・: ゚'☆きらきら」
(物陰に隠れて)
「びえー、虫、キモチ悪い〜…。」
「おらあっ!!」
( /☆☆)/
「きゃあああ!
『筋肉バスター』は勘弁して下さいーっ!!」

 カーンカーンカーンカーーーン……
 
「あいたた…。
えー、そんな訳で今回は『変形するクワガタ虫トイ』の特集です☆
ところでスミマセン、てっぺんの写真に映ってる『ゾイドのダブルソーダー』と『クワガッタン型チョロQもどき』はさみしかったんで置いてみただけなんで下の紹介項目には出て来ないです。
あしからず(^^ゞ」
「しっかし、なんだってカブト虫じゃなくてクワガタ虫なの?」
「だってカブト虫なんて『虫の王者』っすヨ!
『子供達の好きな昆虫NO.1』っすヨ!!
『メカブトン』っすヨ!
『ストロンガー』っすヨ!!」
「あー、ハイハイ。
そーいやヒネクレ者だったね、このはちゃんは。」
「クワガタってのはカブトに対して『ニヒルなライバル』って感じでイイじゃないですか。
いかにも「はさむぞー」って感じのアグレッシブで凶悪なアゴとか、カブトに比して平らでスピード感のあるイメージの胴体とか。
それにカブト虫みたいな人気者ならどっかで特集するかも知れないですけど、クワガタは多分されないと思うんで、私がしとこうと(笑)。
さぁて、それでは始めましょう☆」
「ではまずこちらから。
彼の名は『シャープネル』。
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』シリーズより1983年タカラ製。
悪のデストロン軍団のメカ昆虫集団『インセクトロン』に所属する『電子工作兵』です。

ところでコレは1980年に『ダイアクロン』シリーズの『昆虫ロボ』シリーズの1体、『クワガトラー』というキャラとして作られたトイの金型流用品なんです。
写真のモノが青を基調としているのに対して『クワガトラー』は赤を基調とした『悪のワルダー軍団の自然破壊メカ』という設定でした。
ところでコレって、左の写真がクワガタ形態なの?」
「はい。
「…スゴイね。」
「ええ、なにしろこの金型が世界で初めてマスプロに乗った『変形クワガタロボ』ですからネ☆
そのスゴさがわかるとは教授もヤリますねー
☆(>▽<) 」
「いや、そーじゃなくてネ…。」
「胸の黄色いパーツは『ダイアクロン』の頃の『隊員搭乗口』です。
金型は変更されていないから開くので思わず乗せたくなりますネ☆
タイヤは4つしかないですけど黄色いシャシー(?)が前後に大きく伸びてるんで実際には6本足のイメージを再現しています。
あ、ところでなにか言おうとしていましたか教授?」
「ううん、なんでもない。」
「?
変な教授。
ちなみに赤いのはこんなん↓です。」
「続きましては『ビートグガル』!
1984年にタカトクから発売された『機甲虫隊ビートラス』より登場です。」
「うわ、メカクワガタかっこいい!
上のと比べてダンチ!!」
「そうですね、メカクワガタ時でのカッコ良さは今見てもかなり高水準のモノだと思います。
ロボは今見ると結構ツラいですけど(^^;ゞ。
これは84年、タカトクがトイ、イマイがプラモという『マクロス』体制での戦略で、多くのアニメ製作を手がけるアートミックがデザインしたシリーズなんです。
タカトク?
ああ、このはちゃんや大玉斎事務長の持っている古いトイのパッケージによく名前が書いてあるとこネ☆
そういや今は見ないけど倒産でもしたの?」
「ええ。
当時『マクロス』の『バルキリー』が大ヒットしたのに、そのヒットの理由を新商品の開発に生かせずだんだんと弱っていったところに、このシリーズの不振がトドメを刺してしまったんですヨ。」
「う…。
聞かなきゃ良かったかも (^-^;)。」
ところでこのシリーズ、『機甲虫隊』と『隊』がついているだけあって、カブト虫がリーダー、クワガタが2枚目、セミがチビ、バッタがデブ、テントウ虫が紅一点の5人組、という科学忍者隊編成になっていました。
トイはテントウ虫を除く4体が可変トイとして商品化されており、タカトクなき後は
『トランスフォーマー』シリーズの一員としても発売されました。
その時『ビートグガル』は『チョップショップ』という名前で茶色い成型色にされていました(;>ω<)/

同社の『スーパーバルキリー』も『ジェットファイヤー』って名前で出されていたりしましたね。
たしか『ドルバック』もあったような…。
あ、このへんの他社からの金型流用は多分国内(タカラ)での正規販売はしていなかったと思います。」
「オモチャ業界ってのも、夢を売ってやっていけるような世界ではないのねー。」
関係ないですけど、『ビートラス』のラインナップ予定には入っていたのにメーカーが倒産してしまったので幻のキャラとなってしまったテントウ虫に変形する女性型ロボ、『ビートパピル』の私の自作CGが姉妹ページの『ガラリエ』の中に収めてありますー。
あ、どうせだから別ウィンドウで直リンク
見てね☆」
「こちらはBUG-BOT(バグボット)シリーズのクワガタメカ。
1984年、BUDDY L CORP. MADE IN JAPANとの刻印があります。」
「うわ〜、微妙なデザイン〜(笑)。」
「コレほどチープなチープトイもそうないでしょう(笑)。
でもこのシンプルなデザインは私なんかには古代壁画に描かれた『神』に見えてきてしまって困り物ですが。(^^;ゞ

さらにコレはボディにチョロQみたいなプルバックゼンマイを内蔵していて自走可能のようです。」
「どれどれ?
(床に押し付けてカチカチカチカチーッと引っ張ってはなす)

……。
走んないわよ…。」
「ええ。
どうも自重負けしてるっぽいんですよねー。
未使用品をゲットしたんで傷んでるってことはないはずなんですけど。」
「変なの。
(と言いつつ持ち上げるとギュイーンとモーターが大回転)

……。
なんか、ダマされてる?」
「ついにこのページに登場!『昆虫レスラー』!!
1985年、ロッテ『昆虫レスラーチョコ』のおまけ、『進化レスラー』です。

昆虫形態から足をひっぱり出して、収納していた腕を側面に取り付けると変形完了です。」
「おおー、ずっと情報募集していたアイテムね!
ついに手に入ったか。

しかし…うーん、なんで昆虫がレスラーなんかになるの?」
「時代からして『キン肉マン』が大人気だった頃ですからその超人達のイメージが影響したんだと思いますよ。
ステカセキングとかスプリングマンとか色々とんでもない物に手足が生えたレスラーがたくさんいた時代ですからね。」
「なるほどねぇ。

ん?
ねぇ、これ、前にネットで見た写真と違う気がするんだけど。
昆虫レスラーって背甲が開いてその中に腕が付いてなかったっけ?」
「それはこの状態↑ですね。
甲虫スタイルの昆虫レスラーは昆虫状態では背甲の内側に腕を付け替えて収納しているんです。
それを利用して、虫から変形する時に背甲を開いた状態で腕を下げれば
パーツを付け替えなくてもレスラー形態に見えるんですよ。
そのため、これで正しい変形だと思われがちのようですね。

とは言え大胸筋の両端を見れば腕を取り付けるための軸があり
その軸は腕を取り付ける以外には何の役にも立たないので
そちらが腕の正しい位置として設計されていることは明らかです。
また今ではめったにお目にかかれない箱にはその軸に腕を付けた状態の絵が描かれていますし。

つまり↑の状態は変形途中で見つかった中間形態、設計者が想定していなかったガウォークってことですよ!!」
「ピピッ(機械要訳完了)。
なるほど、本当に正しい形態よりもなんだか正しい気がする形態ってことね。」
「ちなみにこのシリーズは各種とも手足パーツが共通の型になっていて、その色違いがランダムで封入されていたようです。
今回御紹介してる物は手足とも緑色ですが、
私がこれまでに確認できたところでは肌色、オレンジ色、茶色、緑色、水色のバリエーションがあり、
手と足でそれぞれがランダムにアソートされていたようです。
ですので腕が肌色で足が茶色といったような色々な組み合わせが存在したようですね。」
(※色の種類についてよねさんから情報いただきました。ありがとうございましたm(_ _)m)
「へぇ。
……。
う、手足とも肌色のを想像してみたら生々しくてキモい…。」
「ちなみに昆虫レスラーはまだマイナーなようで研究が進んでおらずラインナップの全貌は謎のままです。

今回入手できたのは大アゴの特徴からしてミヤマクワガタをモチーフにしていると思うのですが、
実はこの他にもクワガタらしき昆虫レスラーを見掛けたことがあるんです。

これは変形時にアゴだけが動き正面を向くのですが、カバー状になった頭部全体が動いて正面を向くノコギリクワガタらしきタイプ。
また頭が小さく大アゴの付け根が細くその下に一対の牙が生えているチリクワガタと思われるタイプも存在を確認しました。

いずれのタイプも私の経済的理由だったり物が非売品の展示物だったりで入手できていませんが、
まだまだ知られていない変形クワガタムシが存在しているということのようですね。
いつかその全貌に迫りたいものです。」
「がんばれー。」
「お次は『虫タマゴラスM−2 クワガタムシ』。
1986年、バンダイ製。
なんとクワガタ虫がタマゴに変形!!
買った時に一緒にいた『HASE3“俺たちチョコエッガー!”総帥』にまで『チョコエッグのよう』と言われたという果報者なタマゴ野郎です。」
「うわー、肢の関節はフル可動なんだ、スッゴーイ☆
でも見た目は『クワガタ』ってゆーか『アリジゴク』とか『ダニ』みたいね。
うわ、見て見て、この変形途中なんかすっごくキモチ悪いヨ!」
「見せないで下さい(^▽^)○」
ちょっ、な、なんで満面の笑みでグーを振りかざしてるの!?(((^^;)」
こちらは『トランスフォーマービーストウォーズ』から『D−10 クワガイガー』です。
1997年、タカラから発売されました。
『デストロン軍団』の『監視兵』だそうです。」
「ガイガー!? (^▽^;)」
まぁ同じタカラですからねぃ。
ちなみにコレは1995年にアメリカで発売されたデストロン兵士『インセクティコン』の日本版アイテムとして発売されました。
トイとしては『一発変形メカ』というカテゴリのアイテムでして、虫の時の頭のロックを外れるまで倒すとスプリング仕掛けで一気にロボに変形します。
腕から生えたままの虫肢が邪魔なものの、関節の自由度はかなり高いです。
手にしたボウガンは分解された状態で虫の胴体に収納されます。」
「ふ〜ん。
あれ?
ねぇ、なんで突然10年近く間があくの?」
「いや、なんでって言われても、私の知ってる限りだとこの時期の『変形クワガタ虫』ってないんですヨ(^^ゞ
単に私が知らないだけの確率が高いですけど。
もしこの時期の『クワガタ虫が変形するトイ』を御存知の方がいらしたらお教え下さい。
さらなる充実を目指して精進しまーす☆」
「コレは『ビートル』。
1996年アメリカのマクドナルドのハッピーミール、日本で言うハッピーセットにあたるモノのオマケとして作られた『ビーストウォーズ』のアイテムです。」
「よくそんなの手に入るわね。」
「メジャーなキャラなら難しいですけどね、こういうモノに限ってイベントなんかで格安で余っているものなんですよ。」
「へぇ〜。」
変形の仕方やモチーフからして上の『クワガイガー』をコンバートしたものだと思います。
クワガタロボの中で1番簡単なロボですネ。
対象年齢3才以上(笑)。」
「さてさて、『スタッグファイター』!
1997年、韓国産の変形クワガタ虫です。」
「ク、クワガタ怪人…。」
「ちゅか、アントラー!?(爆)
ま、なんにしてもスゴいデザインですよネー。
異常に細長い胴とか、関節の関係で前傾させるしかない胸とか、全体のバランスを無視して長い脚とか、クワガタそのまんまな頭とか。
虫肢は4本しかないし。
ポージングと撮影角度でごまかしてありますけど、ただ立たせるとスゴい状態になりますよ。」
「チープっぽいネ…。
アレ?
でも造りは結構いいんだね。」
「ええ。
コレは『ソンコントイズ』っていう、アッチで勇者シリーズの製造販売をタカラのお墨付きで展開している会社の製品なんです。

だから製品としては非常に丁寧に作られていますよ。
バリはないし関節の合いも抜群、羽根が展開するスプリングギミックの固さや動きも絶妙ですし、目を押すとアゴが開閉するし、手持ちの武器は体内にスペア弾付きで収納できるうえ虫の状態でもバネ仕掛けで発射態勢になれますし。
でもその技術力だけでは補いきれないほどにデザインが破滅的だというだけで(笑)。」
「クワガタロボ、最強の『超合金』アイテム!
邪甲神!クワガタイタン!!
「えー!?
『ビーファイターカブト』に登場したアレ?!
でも製品化されたのは『カブテリオス』だけじゃなかったっけ?」
「御名答!
実はコレは日本では発売されていないんです。
アメリカで展開された『ビートルボーグ』っていう、キャラだけ
『ビーファイターカブト』な番組のトイなんですヨ。
だから本当は1997年、バンダイアメリカの『ボロン』っていうキャラ☆
『ボロン』?
なんだか『ボスボロット』みたいな響き。
う〜ん、そういう問題ではないんですが(^^;ゞ
ちなみに『カブテリオス』は『ロボボーグ』って名前になってましたヨ。
さて『ボロン』ですが、日本の
『DX超合金GD−01カブテリオス』と同じサイズで同じように豪勢にダイキャストを使っています。
ちゅか、GD−01カブテリオス』の次に発売するために用意していたと聞いてはいますが、真実は…??
トイは肩・胸・腹が丸々ダイキャスト製なんで単体のトイとしてはムチャクチャ重いっすヨ!
「ホントだ、おも〜い。
なのに肢が柔らかいから置くと反り上がっちゃって変〜(^▽^)
しかもなんかクワガタ形態が丸々としててかわいいねー('ー'*)」
「う〜ん、『邪甲神』をかわいいと言われましても〜(^^ゞ
まぁ実際かわいいとは思っていましたけど(笑)。」
「『スケアーム(SCAREM)』。
海外での『ビーストウォーズ』、『トランスメタルス2』からのラインナップです。
ハズブロー製、1998年。
このキャラはテレビ番組には登場しませんでした。
だからもちろん日本では発売もされていませんが、商品展開としては『メタルスダイノボット』や『メタルスブラックウィドー』と同じカテゴリーのものです。」
「なるほど。
雰囲気似てる。
マクファーレンもどきっぽいとことか、キツい色のメッキとか。」
「『トランスフォーマー カーロボット』に登場した『牙提督ゲルシャーク』も実はこの頃の商品の色替版だったんですよ。
しかも『マクシマルズ(日本で言うサイバトロン)』所属で『サイバーシャーク』って名前でした。」
「ああ、どおりでゲルシャークっていい人だったわけだ!」
「さて話を戻しまして、『スケアーム』はトイとしてはミニサイズで可動範囲も結構狭いんですけど、虫の肢4本が前後で合わさってロボットの2本足になるとこや、アゴが鎌のような手に、背甲が開いて肩アーマーになるとこなど、見所はかなりあります。
でも『トランスフォーマー』シリーズの不振と、このサイズと外見がアダになってか、今やイベントでは500円くらいで投売りされていたり…。
私が買ったころはもっと高かったのになぁ。」

「『トランスフォーマー』の1カテゴリーとしてアメリカでは結構人気だったというTV番組の商品化=『アニモーフス』シリーズから、『マルコ/ビートル』。
1999年、ハズブローの商品です。
このシリーズはエイリアンから地球を守るために戦う少年達の物語でして、普段着の少年や少女が様々なアニマルにモーフィングします。」
「ええっ!?
普段着の少年っっ?!」
「うんうん。
わかりますよ教授、その気持ち。
あんな右上写真のような少年が普段そのへんにいたりしたらタマリませんよねぃ。
でも良く見ると胸の赤いパーツにはシャツの襟や皺もモールドされていますし、銀色だけどジーパンやベルトのバックルまで再現されているのですヨ。
膝から下はきっと新型のブーツなのでしょう。
オシャレ☆」
「あのね…。
んじゃぁ、あの腕はなによ!?
クワガタの頭がマップタツになってひっくりかえってるだけじゃない!」
きっとアームウォーマーなのでしょう。
オシャレ☆
「もうなんも言わんわ。」
「変身途中。
半ビースト状態の頭も内蔵されていて変身ごっこも楽しめます。
オシャレ☆
「……。」
……。
オッシャレ〜☆
「こちらは『ミクロマン』、いわゆる『平成ミクロマン』シリーズから登場!
通しナンバーは『051』。
『ミクロマンキット』シリーズより『バルクリフター』☆

タカラ製1999年。」
「??
ねぇ、コレって一体ナニに変形してるの?
バギー??」
「『フォークリフト』です。」
「……。
このはちゃんがダマす。」
「ええっ!?
ダマしてなんかいないっすよ!(^^;ゞ
たしかにそうは見えませんけどネ(笑)。
ちなみに設定的には『スーパーミクロマンオーディーン』の乗機です。
写真では『20世紀おもちゃ博物館展横浜開催記念・ミクロマンコマンドαH7復活セット』の『ミクロマンコマンド2号』を乗せて見ました。
でも地味なコマンドだからぜんぜん見栄えしませんでしたネ(^^ゞ

それとこの 『バルクリフター』は、他に4機種ある昆虫型ビークルと『インセクト5体合体』をし、得体の知れない巨大ロボにもなります。
アニメには登場しなかったし、ロボに名前はないし、しかも外見は『スーパージョイントロボ』も裸足で逃げ出すような勢いのモノなんですよー☆
私も全機は持っていないのでお見せできないのが残念です。
「バンダイの『DXビートゴウラム』の『バトルゴウラムエンシェントバージョン』です。
2000年、バンダイ製。」
…。
コレも『フォークリフト』?」
「あ、いえ、『仮面ライダークウガ』の『バイク』ですよ。」
「ウソ。
アゴが『バルクリフター』のリフト形態と同じほう向いているし、あ、前肢や背甲の位置も一緒だし、後肢が4本ともマフラーになるところまでそっくりそのままJAN!(←横浜弁)
『バルクリフター』が『フォークリフト』だって言い張るならコレも『フォークリフト』だよ、絶対。
う〜ん……。
多分ただの
偶然でしょ。」
「へぇ〜…。」
(;¬△¬)←疑いの眼差し
ちなみに『バイク』に変形しているわけではなく、別に『バイク』があって、その『装甲』に変形して『融合合体』をしてるんですヨ。
しかもバイクは一条刑事の声でしゃべります!
この付属のケータイのスイッチでこう…。
    『五代雄介!よくやってくれた。夕陽が綺麗だ…。』
「きゃはは!なにコレ〜!!」
「いや、ファンにはコレがタマラないんですよー☆G(>▽<) 」
『メダロット魂』シリーズより『メダフォースドークス』です。
商品名は『メダロット魂デュアルモデル20メダロットメダフォースドークス』です。
2000年タカラ製。
全身のメッキがキレイに光るところを撮りたかったんで私の独断で大量に付属するシールをほとんど貼っていません。
「ク、クワガタなの…?」
「うーん、パッと見、そうは見えませんけど、アゴもあるし羽根もあるし肢も6本だし立派にクワガタでしょう!」
「そうなんだ…。
でもロボット形態なんか『ウサギさん』にしか見えないヨ?」
「まぁ確かに。
色が白っぽいのが原因ですね、きっと(^^ゞ。
これはメダフォースモードで光っていますけど、ノーマルのはますます白いですからね。
トイはこの立体的なパーツの『カタマリ感』が抜群です☆
フレーム自体からして良く動くのでポージングもかなりキマります☆G(>▽<) 」
「ねぇ、あの真ん中のはナニ?
犬モード??」
「アレは『レクリスモード』っていう移動力がアップしているモードなんですけど。
多分ロボット戦車みたいな感覚なんじゃないですか?(^^;ゞ
ちなみにクワガタ虫の形態は『クラフティモード』って言います。」
「同じく『メダロット魂』シリーズより『ティレルビートル』です。
商品としては『メダロット魂デュアルモデルパーツコレクション03メダロットメダチェンジティレルビートルパーツ』という長〜い名前の装甲パーツだけのセットと、ロボの骨格である『メダロット魂デュアルモデルパーツコレクション06メダロットティンペット(ブラッククリア)』というのを買って組みたてたモノです。
2000年タカラ製。」
「へぇ〜、クリアカラー仕様なんだ。
キレイ☆」
「写真撮るのに苦労しました(^^ゞ
このページのてっぺんの集合写真見てもらえるとわかるんですけど『ゴウラム』や『クワガタイタン』とタメ張れるくらいデカいし、照明や露光を間違えるとクリアに見えなくなるし。

トイとしては変形自体は単純ですけど、クワガタ時の思いきったフォルムのアレンジや、各部アーマーのデザインもなかなか鮮烈であなどれません。
アゴの先端からミサイルのようなモノを発射するギミックも内蔵されています。」
「マーキングも細かくてスゴいねー。」
「全部私が貼りました。
1時間かかりました(^O^;)。」
「うわ、おつかれさま(^ ^;)。」
「ところでこのシリーズはバラしたり組替えたりして遊ぶように設計されているのでパーツがすぐバラけるんですよ。
私はフッ素テープ(水道工事なんかに使うシーリング素材)を噛み合わせ部分にかますことで安定させています。
ちなみに別売りの『アークビートルダッシュ』というヘラクレスオオカブトに変形するやつと虫状態での合体もしますよ。
「でわでわお次はチープトイの老舗、JAMさんの『飛行戦隊メカ昆虫3』から『4番.オオクワガタメカ』です。
ロボの時の肩から天に向けて生えてる黒いパーツがクワガタのアゴではなく肢なとことか意表を突いてて好きですねぃ('ー'*)」
「ああ、コレね。
このページがver.1,0だった時に情報募集していたアイテムって。」
「はい☆
タイミング良く新発売(2001,3発売)で再アソートしてくれたんで近所のダイエーでGETして来ました〜♪
なかなかカッチリと作られた佳作アイテムです('ー'*)」
ふーん。
で、カッコイイのコレ?」
うわ、ムチャクチャびみょーな聞きっぷりですネ、教授。(^^;ゞ」
「いやぁ、だってぇ、全体の色合いとかデザインとかスゴいセンスだヨ?」
チープトイはその辺が魅力なんですってば!
ほら、アニメのヒーローロボではありえないこの斬新なセンス!
たまりませんねぃ!!('ー'*)」
……。
(マニアの考える事ってわからない…)

んー??

ところでさ、この貼ってあるシールのプリントおかしくない?
なんだか全部おんなじ方向にズレてる?」
「まったくです。(きっぱり)」
「……。
え?」
「おもいっきりズレてます。
でもコレが店頭の最後の1個だったんですよー。
それにこの程度でクレーム出すのもなんですし。
ま、いいじゃないですか、 味があって(笑)。
こんなに面白い見た目になっているモノ、きっとなかなかないですヨ☆G(>▽<)
ひゅーひゅー♪
面白いミス品はレア扱いなんすヨーヽ(´ー`)ノ~♪ 」
「……。
(マニアの考える事ってわからないヨー…)」
「補足〜。
私、バリエを網羅する気はないんですけど、↑はいいものなんでアップするっす☆G(>▽<)

2003年に同社より販売された『メタルインセクト』の金属生命体バージョン!
つややかなメッキがまぶしくリッチな気分です〜☆G(>▽<)
なかなか当たんなかったんですよコレ〜。(^^)」
「ちゅか高級感あふれるメッキがチープな造形にまったくマッチしてないわネ。」
ごぶぅっ!Σ( ̄□ ̄;)」
「だいたいメタルインセクトって名前のわりに、メッキがかかってるのが当たりあつかいでメッキのかかってないのとのブラインドパッケージってのがアコギよね。
それに定価350円てどういう食玩よ。
はじめて見たわよこんな半端な定価。」
げっふばぶばぁあっ!Σ( ̄□ ̄|||)」
「さて、こちらは『忍風戦隊ハリケンジャー』シリーズから、『DX超合金GD−43 迅雷合体 轟雷神(いかづちがったい ゴウライジン)』です。

内容は、左写真の手前の青いクワガタムシ型シノビマシン『ゴウライスタッグ』と、奥の赤いカブトムシ型シノビマシン『ゴウライビートル』のセットで、変形合体し右写真の轟雷神になります。
ちなみに『ゴウライスタッグ』はロボの時は頭が外れて胸飾りに、残りの部分は腰から下の部分になっています。
2002年バンダイ製。」
「Wow!
悪そうで強そうでスパルタンでアグレッシヴな東洋風意匠がグルーヴィーね!!」
「序盤では悪の宇宙忍者軍団と結託した闇の忍者兄弟『ゴウライジャー』が乗り、主役チームの乗る巨大ロボ『旋風神』をボカスカにしまくってたロボです。(^^;ゞ」
「へぇ、強いんだ。
硬派なダークサイドヒーローってとこネ☆」
「でも中盤で主役チームと和解し、ついには主役ロボのパワーアップパーツになって合体してしまいます(笑)。」
「うわ、軟弱。Σ( ̄□ ̄;)

ふぅん、で、パワーアップ合体の時はクワガタはどう変形するの?」
「その時には『ゴウライスタッグ』は脚になる時と同じく伸びて、真ん中から真っ二つになります。
終わり。」
「……。
え?
終わり!?」
「ええ。
肩から腕の部分になるんですけど、拳部分は後付けですし。

『ゴウライスタッグ』って『伸びる』、『外れる』以外には変形ギミックないんですヨ☆G(>▽<、)

『ゴウライビートル』のほうには色々ギミックが詰め込まれているんですけどねぇ。
ああ、あわれクワガタ!
おのれカブトムシ!!☆G(T△T)」
「どうどう。(←暴れ馬をなだめるように)

それにしても戦車形態だとクワガタの6輪のホイールシャフトから外に向かって肢らしきモノがピョコピョコと飛び出ててかわいいわネ。('ー'*)」
「はああ〜〜〜っ!?
『ゴウライスタッグ』を誉めてくれるとは、さては教授ってイイ人ですか?!」
「なによソレ。」
「お次はハリケンジャーのUS版である『パワーレンジャーニンジャストーム“POWER RANGER NINJA STORM”』から、日本では存在しなかったニューアイテムを御紹介!
2003年、米BANDAI社製です。」
「あー!
この左のヤツ、クラッシュギアってヤツでしょ!?
アゴをガガガガガッと動かしつつ6輪で疾駆しながら火花飛ばしてスピンするCG映像が目に浮かぶわ!!」
「そんなマボロシ映像見てないでください…。

まず左のは『単独ゾード形態』。
上で御紹介したゴウライスタッグをモチーフにデザインされているようで6輪メカになっています。
ちなみに『ゾード』ってのは『戦隊メカ』って意味だと思ってもらえればおおむね間違いないです。

そして組替え変形で右の『力強い助っ人形態』になります。
後にいるのはセットになっているクワガライジャー(アッチでは“NAVY THUNDER”という名前になってるっす)です。」
「てゆーか『力強い助っ人形態』てナニよ(笑)。」
「だって台紙に“A powerful second warrier”て書いてあんですもん。
あ、ちなみに左のは“A unique zord”です。

そしてもうひとつの形態へGO!☆G(>▽<)」
「ゾードの鎧を身に着けた『フル武装クワガライジャー』、“A fully battlized Power Ranger”です。」
「なんか足にはいてるの雪駄ってヤツみたいね。」
「てゆーかスキーじゃないっすかね。
カカトと背中にバーニア付いてますからスィーッと滑るのかと。」
「ちゅか背中の上のほうがスゴい重そう(笑)。

む〜ん。
しかし戦隊モノだと思っていたら実は星矢だったとはやられたわ。」
「ふふふ、そう思うのはまだ早いですよ。
実は単独ゾード形態はビークルモードとも表記されていて↓のように乗るのです!」
「ガーン!Σ( ̄□ ̄;)
星矢じゃなくてシュラトだったとは!!」
「ゾードの背甲から飛び出している4本のポッチと、クワガライジャーの足の裏に開いてる穴を組み合わせて、色々な搭乗ポーズがとれるようになっています。

しかも星矢なんかの聖衣系トイと違い黒い土台パーツを必要とせず、構成パーツの組替えだけで3つの形態になるので、着せ替えアーマー系のトイとしてのプレイバリューと完成度はかなり高いです。」
「しかし男の子がこういうのチマチマと着せ替えてる様子を想像するとコワいわぁ〜。」
「わーっ!
そういう発言をしてピュアな男児達の敏感ハートを傷付けないでくださいよ!!Σ( ̄□ ̄;)

ちなみにこのシリーズ、他にはハリケンレッドとハリケンイエローとカブトライジャー、そしてコレの全4種です。」
ゼクトモード/クワガタムゲンロイド/ロボモードマシンモード/ブルドーザー
「ここまで発展すると『マシンロボ』っていうカテゴリーがだんだんわからなくなってくる『マシンロボムゲンバイン』シリーズより
『ムゲン合体シリーズ11 ジャンクスタッグ』。
2004年、バンダイ社製です。

ムゲンバインていうのは写真まん中のロボ、ムゲンロイドに、そのロボ専用の拡張パーツ群を取り付けることで
生き物モード(モチーフは動物・昆虫・恐竜など)とマシンモードの形態を作り出すアイテムです。
シリーズ前作マシンロボレスキューを含め全てのセットのジョイント部は共通しているので
数を揃えればアイデア次第で無限の組替え合体バリエーションを生み出すことができます。」
「あ、ムゲンバインって無限コンバインって意味なのか!」
「いや、知りませんけどおそらくってことで。(^^;ゞ」
「うほっ!えせトリヴィアかっ!?」
「そんな訳でシリーズも中盤(?)になってついに登場したクワガタ型ムゲンバイン、ジャンクスタッグ。
各ムゲンロイドの頭部はモチーフになったアニマルの意匠と
Aから順に並んでるアルファベットのイニシャルがデザインされています。

敵ロボのゼノン(“X”ENON)バインがシリーズ初盤に出たおかげで通し番号では1つズレて11番ながら
正義側では10番目の“J”にあたる彼の頭部は側頭部にジャンクスタッグのイニシャル“J”を刻み
クワガタアゴを兜のように配したデザインとなっています。」
「組替え例〜。
説明書にない君だけのモードを作り出せ!!」
「うわ!なにこのテラートロンは!?」
「すみません、いきなりセンスの無さを暴露してしまいました…。m(_ _;)m
ネットを見回すとかっこいいオリジナルモードが色々あるのに私がやるとどうしてもああいうのにならないんですよ。」
「きっと組み立てる人の心象風景が投影されるのよ。
となると、これを使えばロールシャッハテストみたいにその人の精神判断が出来るわね!」
「そんな無茶苦茶な!Σ( ̄□ ̄;)」
「この写真から精神判断すると…このはちゃんはとってもグロいです。」
「どういう精神っすかソレっ!?Σ( ̄□ ̄;)

ちなみに同シリーズ内の1つ前に発売された赤いカブトムシ型ムゲンバイン、アイアンビートルと混ぜ合わせると
ムゲンゼクターダブルっていう合体ロボになります!
でももちろんカブトムシは買ってないのでこのページでは合体できません!!」
「おいおい…。」
「そしてこちらは正確な製造年の調べがつかないんですけど
昔、日清のキチンラーメンのオマケとして頒布された合体守護神バーミアンの1体、クワガドンです。
クリボーさん、ありがとうございました☆G(>▽<)」
「うわー、なんか可愛いんだけど腕がいっぱいあってグロくて股間が凶悪。
しかしデザインとかクリアパーツの配しかたがゾイドっぽいわね。」
「ああ、それなんですけど実物を手にして衝撃の事実がわかりましたよ。」
この玩具は、日清食品(株)と(株)トミーの共同企画によるものです。
「まじでトミーでした!!Σ( ̄□ ̄;)」
「まじで!?Σ( ̄□ ̄;)」
「もうゾイドに似てるとか迂闊なこと言っちゃダメっすよ!
まじもんの兄弟っすよ!!」
「てかここはむしろトミーテイストを鋭く見抜いた私の眼力をほめたたえるべきだわ!!」
「わー教授すごーい、結婚してー。(棒読み)

それにしても『共同企画』って、今なら『コラボレーション』って読み仮名がつくようなナウいことをこんな時代からしてたんですね!!」
「『ナウい』なんて古臭い言葉使うこのはちゃんてばマジダサーい!ちょべりださー!!(>▽<)ノ」
「…えーと、私も教授も出来るだけ標準語で会話するようつとめることを提案いたします!」
「了承!
流行語ってマジ簡単にすたれるわよね。」
「耳にしたのが『懐かしい言葉』になる前のただの『すたれた言葉』だととてもやるせないですよね…。

されはさておきクワガドンの続きをば。
下のは当時のキャンペーン下敷きの画像です。」
「80万馬力って…あごにはさめる大きさならチタンもダイヤも粉々ね!

ん?そういやこのはちゃんの持ってるクワガドン、シール貼ってないから地味じゃない。
はやく完成させなさいよ。」
「あー、いや、それがですね…」
「付属シールの図柄が写真のクワガドンに貼ってある物と似ても似つかないんです。 _| ̄|○
どう貼っていいのかわからないんで貼れません。・゚・(⊃Д`)・゚・。」
「こ、これは…まったく違うわね。(゚_゚;)
でも好きな所に貼れって書いてあるんだから好きに貼っちゃいましょう!(^▽^*)」
「うえー!?
ちょっ!ちょっと待ってください…!!」
「まずはクワガタ虫のおでこにジオン軍のマークね!ぺたり。」
「どこから出したんですかそのシールっ!?Σ( ̄□ ̄;)」
「このマシーンは『仮面ライダーカブト』の『DXガタックエクステンダー』。
2006年、バンダイ製。

『仮面ライダーカブト』に登場するクワガタ虫スタイルの仮面ライダー、『ガタック』のバイクです。

番組中盤になってから登場したわりに、ガタックに変身する人が一番ヒーローっぽい熱血性格のため
けっこうこのバイクに乗って「待てぇ!」と叫びながら現れるので
番組中で最もライダーマシンとして記憶に残るマシンかもしれません。
てか他のライダー、バイクに乗らなすぎ!」
「なにこれー?左のはバイクのひらき??」
「まあだいたいそんな感じです。
このバイク形態(マスクドモード)で車体を開くと“キャスト・オフ”!
時速700kmで飛行可能なクワガタ型のエクスモードへと変形完了!」
「おおー!開いたらアゴが伸びたー!」
「それの名前はエクスアームです。
開くと車体下のスイッチが押されて連動し自動展開!
トイではいちおう物をはさむように可動させることもできるのですが、
劇中では高速飛行しながら敵さんをズバズバと串刺しにして爆砕してました。」
「ははぁ、太刀のほうの鍬形ってわけか!」
「そして↓はTV版変形!
ハンドル部の向きがトイの説明書やパッケージで指定されているのと逆向きになります。

劇中ではハンドルを前に倒してキャストオフするプロセスの描写もありましたし
指揮車のデータディスプレイにハンドルがこの向きになったワイヤーフレームのステータス画面が表示されていたりしたので
作品世界の中ではこの形状が正解なのでしょう。(参照回:第26話)」
「へぇー、あ、こうするとグリップとレバーのシルエットが前肢っぽくなるのね!」
「ええ、おそらくはその理由で実写ではこちらの形にしているんだと思います。
画面の中では、スチルでない限りは近くに遠くに動き回り続けるわけで、
濃い色で構成されているこのガタックエクステンダーはほとんど立体物としてのシルエットしか認識されないんですよ、視聴者の方には。

するとですね、2本の長い物が生えた平たい物体が空を飛んでいるとしか見えない可能性があるので
こうしてわざとトイ設定と変えてまでハンドルを虫の肢のようなシルエットにさせ
虫らしさをアピールしているのではないかと思います。」
「…え?
いや、実際、なんか『2本の長い物が生えた平たい物体』をクワガタに見立ててるだけでしょこれ??」
「だ〜…(T▽T)
いやいや待ってください!
えーと…画像用意するのでなんか雑談で間をかせぎましょう!
なんか言ってください!」
「えー?
あー…ガタックって変な名前よねー。
スペル見ると“GATTACK”って書いてあるけど、“Gアタック”、“Gの攻撃”ってなんのことかしら?
もしやGOKIBURI?!
さてはガタックって攻撃性ゴキブリ戦士だったのね!!」
「いやいや!ゴキブリじゃなくてクワガタですから!!
そのスペルは普通に当て字ですね。
名前の由来は“クワ
ガタ”+“スタッグビートル”で、そこから言いやすくするために最後の濁点とって“ガタック”らしいですよ。」
「へぇ。」
「よし、出来ました!
実はこのガタックエクステンダーは
パーツの輪郭やディテールをつなげていくとかなりクワガタムシらしいシルエットが浮かびあがってくるんです!
それをオレンジ色のシルエットにして着色してみました。
また今回は見やすくするために銀色の肢の部分は実際よりも離れさせてありますので御注意を。」
ガタックエクステンダー クワガタのシルエット
「…はぁ。」
「ありゃ?
なんかものっそい反応悪いっすね!?Σ( ̄□ ̄;)」
「ううん、普通にビックリしただけ。
肢はちゃんと6本あるし、口の部分とか胴体の後の部分もパーツの輪郭で描き出されてたんだー。

これは色彩設計がおかしいわね。
車体が割れた部分ではクワガタの胴体や肢をメタリックカラーにして、無視するべき部分を黒にしてあるのに、
口と胴体の部分を構成するタイヤ回りのパーツでは主体部分を黒にして逆になっちゃってるから、
こうしてクワガタムシの輪郭があるにもかかわらずシルエットとしての全体がつかめなくなってるんだわね。」
「しかも真上から見るの限定の平面ですしね(^^;ゞ
そのうえこの形態では飛行しまくるのに背中の羽根閉じてますし。」
「仮面ライダーのマシンとしての見せ方を間違ったわね。(´△`;)」
「でも発想はかなり面白くて好きなんですよ。
バイクを開くとクワガタムシの身体がまるごとおさまるシルエットになってるって気付いたアイデアは
嫉妬ものの秀逸さです。(´▽`*)

ただやはりライダーマシンの見せ方と合ってなかったんですかねぇ。
番組内では開いた後は、販売戦略もあってトイ実物に即した平たい物として描写されてるので、
動かすには飛ばすしかないから、それでアングルつけるとますます板にしか見えないんですよねー。

でももう飛んでる時点でトイでは再現不可能な要素なんですから、いっそのこと板みたい描写もやめて
銀色の肢を全部動かしてワシャワシャと地面を駆け回るーとか
飛ぶにしても背甲の部分を無理矢理開いて羽根を出すーとかしてくれればもっとクワガタムシらしく見えたかもしれませんよね。」
「それはそれでイヤなライダーマシンだけどね。(´△`;)」
  
「これは『ブキボーグ』第二弾のラインナップの1体、『10. サーベルガー ゴールドバージョン』。
2007年、カバヤ食品製。

これはガムのオマケでして、
この1体で『ビーストモード』、『ロボットモード』、『ブキモード』の3形態に組み替え変形ができるキットが付いていました。
各部のジョイントが統一されているので自由にくみかえ合体できるというのが売りです。」
「これまた青いわね。」
「ええ、これは金と青のカラーリングですが、
同じ弾に『5. サーベルガー シルバーバージョン』という銀と赤のカラーバリエーションが同時にラインナップされていたんですよ。

また第一弾には似たタイプの変形でヘラクレスオオカブトになる『ザンサーベル』というタイプもありました。そちらも金銀2タイプ。」
「それは昆虫ロボでバトルしたい人にはたまらないバリエ展開ね。

ところでクワガタムシ形態とロボット形態はわかるんだけど…右端の、何?」
「あれがこのシリーズの売りである『ブキモード』です。
ひらたく言えば武器形態ですね。
『サーベルガー』というキャラ名からして、サーベルに変形してるんだと思います。」
「サーベル…なるほど。
言われて見れば特徴的な手甲も付いてるし曲り刃だし、ディフォルメ物だと思えばなかなか再現度高いかもね」
「虫肢をまとめた鍔が変ですけどね(^^;ゞ

中世ファンタジー的なデザインと食玩らしいチープさが魅力の一品です。」
「ところでこのブキモードって何かに持たせられるの?」
「いえ。」
「って、武器なんでしょ?」
「ええ。
でもロボトイやフィギアに持たせるには大きいですし
子供が持つには小さいですし。」
「半端ねぇ。
となるとダイ・ソードとかガン×ソードみたいな武器の形にもなれるロボって解釈すればいいのかしら。」
「そんな無理な想定しなくても
普通にディスプレイモデルな武器のミニチュアだと思うっすよ(´△`;)」
「は〜い、そんな訳で今回はここまでー☆
リララ教授、おつかれさまでした。」
「うん、おつかれ〜☆
ねぇ、ところで『ビーロボ カブタック』にもクワガタロボがいなかったっけ?」
「おや、よく御存知で。(^^ゞ
ソレは『クワジーロ』っていうキャラですね。
私もはじめは出そうと思ったんですけど、よく考えてみるとアレって『クワガタ的意匠の人型ロボ(ディフォルメ体型)』から『クワガタ的意匠の人型ロボ(8頭身ヒーロー体型)』に変形するものなんですよ。
つまり『人型ロボ』が『人型ロボ』に変形しているんで、その『人型ロボ』がクワガタっぽい格好をしているだけなわけじゃないですか。
つまりアレって『クワガタ虫が変形するトイ』ではないんですよネ☆」
「ああ、なるほどネ。
んーじゃあ『重甲ビーファイター』にはなんかなかったっけ??
「う〜ん、アレのクワガタなメカは『クワガタンク』と続編に登場した『スタッガータンク』ですね。
クワガタ虫の格好をした戦車は特に変形はしませんでした。
「そっかぁ。
でもクワガタトイって、なんかミドリ色とかブルー系のが多いんだネ。
でも本物のクワガタで青いのなんかいないよ?」
「おそらくカラーリングの『組合せ』の問題だと思いますよ。
たいていカブト虫なヤツが仲間かライバルか敵にいて、ソレと対になるようなカラーリングになっているもんですから。
そして大抵カブト虫の方が茶色か赤なんで、それに対になる冷色系にされているんじゃないかと思うんですが☆G(>▽<) 」
「なーるほどねー。」
「という訳でお送りしてまいりました今回は、『クワガタ虫が変形するトイ』ということで統一してみました〜。
『クワガタ虫が変形するトイ』なら他にもアレがあるのに!や、アレが紹介されてない!という方がいらしたらBBSかメールで教えて下さいネ☆
アイテムの充実に向け精進いたしたいと思いますので☆G(>▽<)
あ、でも『同じ金型のモノ』、『同じキャラで同じ変形をするモノ(食玩・駄玩など)』は、資金と置く場所の都合で見送る事が多いですけど。(^^ゞ
「だそうです。
よろしくおねがいしまーす☆
ではではまた次の特集でお会いしましょう。
バイバーイ(^o^)/~」
バイバーイ☆(^-^)/~~~

…ふぅ、なんか今回つかれました…。
「虫がキライならこんな企画やらなきゃいいのに。
でもせっかくクワガタやるっていうからコレ探して来たのにな。
コレのおかげで遅くなっちゃったんだヨ。」
  ポヘ☆
「ん?
今、私の頭にナニかのっけました?
んん?動いてる??」
「ミヤマオオクワガタのツガイ。
ラブラブでウジョウジョだよ☆」
「きいやああああああああああっ!!!!」


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また日本での販売はされていない
ものもあります。
通常では現在日本国内において販売されておりませんので関係各社及び当方へのお問合わせは御遠慮下さい。


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