パウレッタ&パウドッグその1

今週は急なお仕事が忙しすぎて振り返ってみると仕事以外何もしてないや、このはっす(´▽`;)

そんな今回はガレージキットなロボ子さんを御紹介☆G(>▽<)


ワンフェス、トレフェスに「バジルの造形魂+Y氏」で参加されているディーラーさんのY氏さんサイドのアイテムっす。
バジル氏はザボーガー、タウラス、レディローゼスといった自作可変バイクで有名な方っすね。
パウレッタ&パウドッグはWF2011夏にデビューしました。

3色カラーレジンの組立キットで、カラーパーツは白と薄いピンクとグレーで構成されてます。
濃いピンクの部分(肩と前掛け)は私が塗ったもの、と言えばだいたいどういう構成かわかるでしょうか。

公式CG・作例ではあちこちに黒いとこがあってカワイイながらもマッシブなのですが
私の好みで黒の部分の大半を白に置き換えてファンシーにまとめてみました☆('▽'*)


背丈はこんな感じ。
figma、神姫のロボ子達と。
 

デフォルメ体型でパーツのボリュームがあるため身長のわりに体積があって
はじめて組み上げた時には「デカっ!!」とビックリしました(^^;ゞ

そんなメイド風ロボっ子の可動フィギュアなパウレッタですが
なんとこれで変形ロボなんすよ!


変形開始。

マグネットとピンで連結されていた上半身と下半身を分離、膝横にマグネットでくっついているハサミのようなパーツをはずします。



膝横のパーツをガイドに合わせてセットしなおし、両足の腿から下を180度ひっくり返してタイヤハウスを連結。

背中パーツを倒してシートを形成、膝を曲げて下半身変形完了。


続いて上半身を変形。

両腕を背中側にまわしてたたみ、ヘルメット(髪)部を軸回転させて顔を収納、前かけを起こして中からハンドルを展開。

ハンドル部を回転させグリップを起こし上半身変形完了。


そして2つのパーツが再合体!

(実際には膝横のパーツを上半身にセットしてから膝の間にはさみなおすという手順でやるほうが綺麗に納まります)

スクーターに変形完了!




かわいらしいメイドロボ子がスクーターに変形!
これが実際に変形できる立体物なのだからスゴいっす!
CGが発表された時からワクワクして発売を待ちに待ってました(´▽`*)

人型形態でもバイク形態でもパーツの形状自体は変わっていない前掛けとスカートの配置、
そしてなにより大きな頭部の処理が斬新で驚きっす。

頭部はこんな構造。

芯になっているのは前輪であるタイヤ。

タイヤは三枚おろし状態になっていて真ん中が回る構造になってます。(私のは組み付けに失敗したのか回りませんが)
そこに顔パーツがかぶさり、さらにその上にヘルメット部がかぶさっているという多層構造。
それらを頭部側面の真ん中に見えてる透明な軸が貫いていて、全てのパーツがその軸で回転します。

また襟元のパーツは前掛けとは別に可動して首回りの隙間を埋めるのも心憎いギミックっす。


ロボ形態の背面ショット。
頭部のタイヤと腰のシートそして肩の変形機構が見えていて、正面からだとわからない変形ロボらしさがたまらないっすね。

側面から背面。


各部に配されたスクーターのパーツによって無骨さがあり
また顔や手といったパーツも無機質で硬質なラインで組み上げられているにも関わらず
全体はフェミニンなボディラインにまとまっているという見事な構成っす。

これはまさに新時代の変形メイドロボっ子!!


で、相方のパウドッグがいる以上まだギミックがあるわけですが
それについてはまた次回ー☆G(>▽<)



パウレッタ&パウドッグその2

そんなわけで今回は前回の続きっす☆('▽'*)
前回パウレッタがスクーターに変形するとこまでやったので、今回は相方のパウドッグを御紹介。


パウレッタとおそろいなカラーリングのこのロボ犬。

口が開いたり尻尾を振れたりしてなかなかの愛嬌者。


そして変形!

大胆な展開。

ちなみにキットのまま組んだら首の軸が短くてこのプロセスで必ず首が外れたので
軸を延長して首が外れないようにしてあります。

ここからたたんでたたんで…


変形完了!


そしてこのジョイントパーツを介して

パウレッタのシート後部の穴に接続。


トランク付きのカジュアルなスクーターになりましたー。(´▽`*)


パウドッグはトランクロイドというタイプで文字通りトランクへ変形!
こうなると二つのロボが一つの乗り物に変形という形になってトキメキ度が大幅アップっすね☆('▽'*)
合体ロボというカテゴリーに含めてもいいのかもしれない。


スクーターとしてのサイズはsmall素体の神姫にちょうどいい塩梅。
 

figmaにはちょっと小さい感じっすね。

まあ小さいスクーターが可愛いと思っちゃえばむしろいい感じですが。


ハンドルの間の丸いとこはキットでは特に何もないので
適当にメーターっぽい画像を印刷して切り抜いてHアイズを加工して押し込みました。

ここにパウレッタの表情アイコンが表示されてスクーターに乗ってる人とコミュニケーションをとるなどしたら面白そうとかも考えましたが
ひとまずオーソドックスにメーターです。


そんなわけで立体の変形ロボとして斬新で最新なのにどことなく漂うレトロっぽい雰囲気が秀逸なデザイン。
ロボ子好きの嗜好をピンポイントに撃ち抜く何かがあると感じられます。


例えばこのツルツルで硬そうな顔は果たして媚びてないのか逆に媚びているのか分析しようとするとどっちなのかわからなくなって……
まあとにかく魅力的ですね。
(何度分析と言語化を試みてもなんかよくわからなくなるのでもう分析放棄)

あと必見のフェチズムがスカート内のリブ。
まるでペチコートのように見える補強フレームが造形されてます。
(写真では私が白く塗装しています)


そんなフェチズムとプレイバリューが融合したまったく新しい変形ロボっ子GK、パウレッタ&パウドッグでしたー☆G(>▽<)

手に入れるにはワンフェスやトレフェスへGO!
欲しいけどイベントに行けないって方には通販の予定もあるようです。


最後にこのキットの組み立て難易度についてですが
私が作ったのは先行試作型キットだったのですが、これは初級者には難しい内容だと思います。

パーツの成型は良く気泡埋めやパーツ復元はまったく必要ないのですが
複数箇所の細かい整形と擦り合わせが必須で
プラモ感覚で臨んだら変形できるように組み上がらない危険性すらあるかと。
この子にアタックするにはテクを磨いてから挑みましょう。

しかし最新の生産分ではver.1.1にアップデートされたそうで各部がどんどん洗練されていくことが期待できます。


Y氏は今後も可変バイクシリーズで魔法使い幼女型や頭身高い女性型、敵量産型などの企画されているようで
いずれも楽しみっす☆('▽'*)

ガレージキットならではの存在自体がとがった一品!
当アカデミーは「バジルの造形魂+Y氏」を応援しています☆G(>▽<)




ところで実は私、冬ワンフェスのパウレッタコンペに写真参加してまして、その時の応募写真がここから下のです。
すごく寒い時期の珍しく日が差した午後にガタガタ震えながら自転車こいで海辺の島な公園で撮影してきました。
よろしければ御覧ください。




























Sijimiya Konoha & Yukaina Brothers. Presents
"Professor Rilalah @General Science Academy"