新幹線ロボ第1回
マシンロボ・CGロボ

☆お詫びと訂正☆
更新前の当ページにて

「世界で最初にマスプロダクションにのった『可変新幹線ロボトイ』」としてダイアクロントレインロボを紹介しておりましたが
当方の誤りであることがご指摘をいただき判明いたしました。
最初の新幹線ロボはポピーのマシンロボMR−12新幹線ロボです
訂正とともにお詫び申し上げます。m(_ _)m
蜆屋このは拝

 
 ●『マシンロボ』
 
「皆様、大変長らくお待たせ致しました。
ただいま到着の車輌
『マシンロボ』シリーズでございます。
左より、MR−12 新幹線ロボ』
同じくMR−12 新幹線ロボ』、そしてMR−22 ニュー新幹線ロボ』でございます。

左の『MR−12』(みどり色)はポピー社、中央の『MR−12』(青色)はバンダイグループポピー社、そして奥の『MR−22』はバンダイ社ポピー事業部の商品となっております。
商標は1982年となっております。」

車輌時全長・『MR−12』:82mm、『MR−12』:82mm、『MR−22』:83mm
「コチラはパッケージでございます。
ポピーで初めて発売された時はブリスターだったのですね。
このぶらさげパッケージが世界で最初にマスプロダクションにのった『可変新幹線ロボトイ』の姿でございます。

そしてバンダイが加わったことでマシンロボシリーズは箱詰めになり、その手頃な大きさが災いしてか『史上もっとも万引きされやすかった変形トイ』として玩具史にその名を刻む事となります。

そして中間のバリエーションをひとつ追加です。」
「『箱詰め版MR−12のみどり色のもの』です。
上のブリスターのと箱詰めのものの過渡期に販売されたバージョンのようです。
玩具本体は形状・彩色ともに最初のMR−12(みどり色)のままの仕様のようですわ。」
「各ロボット形態でございます。

2体の『MR−12』はそれとなく地味に見た目が違いますね。
「はいはい。
えーと、『MR−12』は元のが東北新幹線カラー(みどり色)で、後に東海道新幹線カラー(青色)へと変更されました。
この時に腿のスライド機構の変更とディテールの追加、そして腕部形状の変更が施されています。

あと『MR−12』は胸から腹にかけてと両腕がダイキャストで出来ているんです。
だから『新幹線ロボ』としては唯一の超合金トイですネ☆
「こちらの車輌達もジョイントパーツの後付けで他の車輌との連結が可能となります。
ただ小さくて無くなりやすいうえ説明書では一切触れられてないことも手伝ってか、今入手しようとしますとこのパーツが付いてないことが多いので御注意ください。」
「ところで足の内側のへこみにジョイントパーツの横に生えた棒の部分を挟むんですけど、ウマく両足を同時に動かさないとダメなんですよ。
ナニがダメかと言いますと、片足だけ動いちゃうとテコの原理で棒の部分がモゲます。
ちゅかモゲました☆G(>へ<、)」
「まぁ、それはたいへんです。
じゃあ次の車輌にいきますね。」
「あの、フォローそれだけですか…。」
「続きまして到着の車輌『マシンロボGP』シリーズより、MRGP−05 500系のぞみロボ』でございます。
2001年、バンダイ製です。
こちらはかつて展開されたようなトイではなく、200円のガシャポンとして全5種で登場いたしました内の1体となっております。」

車輌時全長・『MRGP−05 500系のぞみロボ』:62mm
『スピードだけはだれにも負けないぞ!』と説明書に書かれております。
あらあら、『スピードだけ』なんですね。」
「ちょっとー!
妙な解説してないでくださいー!」
「だって、写真を見ていただく以外に説明するポイントがないんですもの。
結構小さいですけど、
『マイクロトランフォーマー』のほうがもっと小さいですし。
変形は御覧の通りですし、別にギミックはないですし、500系のロボは他にもいますし、200円というのは一見お安く聞こえますけれどガシャポンだからドレが出てくるのか判らないからこのはさんも2000円以上つぎこんでしまったと聞いておりますし…。」
「う…。
いや、こう、このプリミティブな変形、まさに『マシンロボ』の再来ですねー☆」
「ええ、この単純な変形、実に頼もしいですね。」
「う…。
なんなんだか…。」
 
 ●『CGロボ』
 
「皆様、大変長らくお待たせ致しました。
ただいま到着の車輌は、
『CGロボ』シリーズより、『CG−08 のぞみシージー』と、 同じく『CG−12 つばさシージー』でございます。

1993年、バンダイ製。
こちらは旧マシンロボの跡を継ぐかたちではじまったシリーズとなっております。」

車輌時全長・『CG−08 のぞみシージー』:114mm、『CG−12 つばさシージー』:114mm
「『CG−08 のぞみシージー』は『フロントノーズ』を押すとヘッドライトが光りICサウンドが鳴ります。
『CG−12 つばさシージー』は『フロントグリル』を押すことで運転席が光り同じくICサウンドが鳴ります。」
『CGロボ』という名は『Change & Glow Robot (変形と発光能力を持ったロボットの意味)』の略だそうです。
たしかCMでコンピューターグラフィックを使ってたからそのCGだと思っていたら、実はヒッカケで違ってたんですネぃ。(^^;ゞ」
「まぁ、それはとんだおバカさんですこと。(^-^)」
『おバカさん…。Σ( ̄□ ̄;)』
「各『ロボモード』でございます。
『CGロボ』シリーズはなぜか全て頭がメッキか銀色になっております。」
「ミクロマンにでも対抗してたんでしょうかね。

それにしても『のぞみシージー』の背面がスゴいっす。
新幹線のシルエットがほとんど変わってないという(笑)。」
「正面から見た時、頭の後に後光のようなモノがあるデザインもスゴいですね。
『フロントノーズ』を押すと頭の周りの黄色い部分がピカピカ光って本当に後光のようですし、まるで仏様が御降臨めされたようです。
なむなむ。 (-人-)
そうですね。
ありがたや〜。 (-人-)
「そして『つばさシージー』ですが、後から見るとスカスカですわね。」
「ええ、本当に(笑)。
でもスカスカなのはそれだけダイナミックにパーツが移動し変形するということでして、地味な見た目の割にいい変形をします。」
「変形途中はこんな感じ。
こういう写真にしないとどう変形してるのかわからないというのはなかなかのギミックです。
ちなみに『のぞみシージー』は見たまんまなんで変形途中写真はなしです(笑)。」
「そしてパッケージです。
08は文字通りCGですけれど、12はリアルっぽい仕上げのイラストですね。」
「ええ、予算がなかったんじゃないですかネ(笑)。
当時はCGってスゴかったですから。

それにしてもシージーロボの12と14は都市伝説の類で実は存在しないんじゃないかと疑わしくなるほど見かけなかったんで、『つばさシージー』の箱付は入手するのにムチャクチャ苦労しました。(^^;ゞ
「それにしましても、スイッチを押すと鳴るICサウンドがとても新幹線の音には聞こえないのですけれど…。」
「そっすね。
両方同じ音がしますけど、言葉で表現すると
『ピーーーールルル、シュッゴッシュッゴッシュッゴッシュッゴッシュッゴッシュッゴッシュッ』ですもんね。」
「力強すぎて蒸気機関車かと思いました。」
「そう言えば、CGロボシークレットメンバーファイルにどう見ても『つばさシージー』と同じ変形をしているとしか思えないSLロボのデザイン画が載っていますよ。
同じ回路を使いまわすつもりだったんじゃないでしょか(笑)。

他にはロッドドリルみたいのやブルージェットみたいのも載ってたりして気になります〜☆」
「えー、ただいま到着の車輌は以上となっております。
次の便の到着までは今しばらくお待ちください。」
「お待ちくださーい。
んでわまた。
バイバーイ☆(^-^)/~~~」


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