新幹線ロボ第3回
ハイメカチェンジロボ・ひかりロボ

 
 ●『ハイメカチェンジロボ』
 
「皆様、大変長らくお待たせ致しました。
ただいま到着の車輌は、
『ハイメカチェンジロボ』でございます。
発売元は(株)サンベスト、輸入元は(株)三和コーポレーション、となっております。」

車輌時全長:118mm、:118mm
「普通の白いのぞみと、なぜか謎のカラバリ・ミントグリーン色がセットになっております。」
あまりに意表を突いたフォルムのロボット形態でございます。
車輌時、ロボ時、いずれも単3電池使用によるモーター駆動で電動走行いたします。

それにしてもなんだか一昔前にサントリーウィスキーのCMキャラでいたETみたいなカップルロボを思い出してしまいますわ。
かわいいです。」
私としては、あの、横浜博だったかな?
『光の伝説』とか言うののロボを思い出しましたけど(笑)。
こういうEXPOとかロボ博系のインダストリアルデザインっぽいロボに変形するアイテムってのは、新幹線ロボに限らずとも貴重ですね。」
「変形中のショットです。
ロボだけ見ると一見トンデモ変形っぽいですけど、少ないパーツ移動でダイナミックに形状が変化するという極めてレベルの高い完全変形です。
特に車輌の後半分は電池とモーターを内蔵しているためビクともしないのに、ソレを全く気にさせないロボのデザインは秀逸です。」
「パッケージです。
こちらでは御紹介いたしませんがパトカーとのセットで販売されておりました。
ああ、パトカーもかわいいです…。」
「しかしハイメカチェンジってなんなんでしょーね(^^ゞ。」
「電動走行のあたりがハイメカなのではないでしょうか。」
「ああ…。
あ?その機構は別にチェンジ(変形)しませんよ!?Σ( ̄□ ̄)」
変形はしますよ?」
「いえ、あのパッケの左側に『ハイメカチェンジで、発進だ!』って書いてあるじゃないですか。
てことは『ハイメカチェンジ』でひとつの言葉ってことで、ハイメカが電動機構だとするとソレが変形にかまないと。」
「こら!
いい年した子がそんな重箱の隅のコトにこだわるんじゃありません!」
「ご、ごめんなさい!Σ( ̄□ ̄)」
「よろしい。」
『な、なぜ私が謝らにゃならんのでしょう!?(゚.゚)゛゛゛』

車輌時全長:118mm
「コチラの上越新幹線なモノは(株)セリーズ社製。
メイドインジャパンと刻印されています。


その他詳細不明だそうですけど…。
「あ、コレはジャンク扱いで入手したモノでして(^^;ゞ。
まぁ車輌の型式からしてハイメカチェンジロボの原型じゃないかと思われます。
また青い東北新幹線カラーのモノの存在も確認していますがいずれも詳細は不明です。

こちらのは上のと比べてフレームが金属だったり腕の関節が一つ多かったり目がクリアパーツだったりしているんで、結構コストかかっていそうですよね。」
「ええ、アトマ3みたいでますますかわいいですね。」
「コレも電動走行します。
腕の関節が多いから表情もつけやすくて面白いです。

こっちのデザインはちょっとゴツく大時代的で、つくば万博のロボって感じでカッコイイですね('ー'*)。」
「そうですね。
あ、映画『ショートサーキット』のジョニーNO.5みたいかも。」
「うわぁ、さっきからマニアックな例えばっかですね…。」
 「※追記 その後の調査で↑のロボは(株)セリーズ社製の『ニュー新幹線ロボット』というアイテムだと判明しました。
 でも『ニュー』と冠されているからと言って、旧タイプのモノがあったというわけでもないようです。(^^;ゞ」
 
 ●『ひかりロボ』
 
「続きまして到着の車輌『ひかりロボ』でございます。
食玩の『かんたんキット ひかりロボ』
でして『2階建て新幹線』でございます。
チープトイの老舗、(株)ジャムより販売されました。

車輌時全長・先頭車輌:79mm、客車:69mm、後部車輌:79mm
ちょっと補足を。
新幹線のライト、ロボの目、膝の各所に金色のアルミテープを貼ってかっこよくしてあります。
それと新幹線の運転席の窓には青いビニールテープを加工して貼り込んであります。
だからコレと同じモノを入手されましてもこういう外見にはなっておりませんので(^^ゞ。」
「各パートのロボット形態への変形でございます。
パーツの差し替えなどもなくダイナミックな変形をいたしますわ。
ですねー('ー'*)。
特に後部車輌の肩まわりの変形が衝撃的です(笑)。
あとはロボットのデザインがもう少しまとまっていれば…(^^;ゞ。
「それにしても客車を巻き込んで変形して合体するモノって珍しいですね。」
「ええ、客車ごと合体して1体のロボになるってのはこの『ひかりロボ』の他には『レールガー』ぐらいのものですよ
しかも両方チープトイってあたりがなんとも(笑)。

それに客車と連結できる変形新幹線トイって言ったらあとは
『ヒカリアン』『デンチマン』だけですし。
それに『ヒカリアン』のは合体はしないし客車は別売りだし、『デンチマン』のはそもそもロボにもなりませんしねぇ。」
「チープトイのほうが見所があるんですねぇ。」
「まぁ一概にそういうわけではないですけどネ(笑)。」
「パッケージです。
コレは200円の箱が全3種でバックに入った『キットパック』版ですね。
けっこう珍しいようです。」
「ところで商品のバリエの解説を。
えーとですね、このロボは完成済みのチープトイのバージョンや、のぞみ号になったバージョンも存在しています。

完成品版のはココで紹介したモノのロボの時に正面から見えている青いパーツ全てにメッキが施されており、名前も『スーパーひかりロボ』でちょっと高級な感じに(笑)。
本当はそっちが欲しかったんですけど気が付いたら売ってなくて…(>_<ヘ)゛゛゛

のぞみ号のもコレと同じく食玩の『のぞみロボ』完成品版の『スーパーのぞみロボ』が販売されました。
でものぞみって車輌の頭が丸っこいデザインじゃないですか。
それでこの変形をされるとなんか似合ってなくて…( ̄▽ ̄;ヾ

でも今になって思うと、欲しいなぁ(゚.゚)。 」
「後悔先に立たずですね。
チープトイは供給が安定しないので、見かけた時にちょっとでも欲しいと思ったら思い切って買っちゃいましょうね。」
「ちなみに今回はチープトイ編第1回となっています。
他のチートイは回を改めましてまたいづれ('ー'*)。」
「さて、ただいま到着の車輌は以上となっております。
次の便の到着までは今しばらくお待ちください。」
「お待ちくださーい。
んでわまた。
バイバーイ☆(^-^)/~~~」


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