新幹線ロボダイアクロン臨時便

 
 ●『ダイアクロン』特別限定車輌
 
「皆様、大変長らくお待たせ致しました。
ただいま到着の車輌は
『ダイアクロン リアル&ロボシリーズ トレインロボ』より、『特別限定車輌』の新幹線です。

1983年、タカラ社製となっております。」
「はい、みなさんおひさしぶりっすこのはっす!
何年越しかでようやく通常運行の終了した当新幹線ロボステーションですが
熱い御要望にお応えしてついに臨時便が出発進行!!」
「と言いますか、中断してた期間が何年もあってようやく終電を送り出しましたのに
そのあと臨時便が出るのに数日しかかからないというのはどういうことですか…」
「ごめんなさい。orz
トップページの記事更新のほうが手間がかからないのでそちらばかりやっていましたら
常設ページの更新ネタがたくさんたまってしまったんですよ(つ△`)
そんなわけでこの夏は常設ページをたくさん更新していきたい所存ですのでなにとぞ穏便に。orz」

車輌時全長 ・『No.7 東海道新幹線、メッキタイプ』:132mm、 『No.9 Dr.イエロー新幹線、総合試験車』:125mm
「というわけでさっそく到着です!
トレインロボはNo,1〜6の全6体で巨大ロボに合体するシリーズなのですが、
実はNo,7以降にもう6体いまして、それぞれNo,1〜6が配色を変更され
『特別限定車輌』としてラインナップされているのです。

その中の新幹線がこちら!ピッカピカの東海道新幹線とDr,イエローですね!

…って、Dr,イエローは実在しましたけど、このピカピカのはなんですかねピカピカのは。」
「ピカピカのは新幹線が塗装を施される前の
金属地そのものが見えている状態を再現してるのではないでしょうか?
こんな感じで塗装されていない新幹線の作業中の写真を見たことがありますわ。」
「おお!それはなんか新しい解釈ですね!
おもちゃっぽい意味不明な豪華メッキ仕様という評価をされがちなこのアイテムが
一気に実在の新幹線に則したリアルアイテムに思えて来ましたよ!!」
「ちなみにこの玩具の発売時期と実際に運行していた新幹線車輌の関係からして
東海道新幹線である
No.1No,7は0系で、東北・上越新幹線であるNo,3No,9は200系だと思われますわ。
ちなみに0系のボディは普通鋼製ですが、200系は計量化のためにアルミニウム合金製になっていますの。

このメッキの光沢は磨きだされたアルミ風ですけど
残念ながら0系は普通鋼製なので実際の金属地はもっと黒っぽいのでしょうね。」
「そして変形。
左が
『No,7 東海道新幹線、メッキタイプ』からチェンジする『シルバライナー』
右が
『No.9 Dr.イエロー新幹線、総合試験車』からチェンジする『イエローライナー』です。」
「1から6の方々とは名前も違うということは、元の方々がパワーアップして色が変わったとかではなく
もう完全に別の方々なんですのね?」
「そうですね。
なので箱正面に描かれているロボットのイラストもちゃんと新しく描き起こされているんですよ。
2番線の箱写真と見比べてもらうとわかりやすいかと。

ちなみに特別限定車輌のメンバーはこのように↓なっています。
ロボット形態の名はNo,7から順に
シルバーライナー、バトルライナー、イエローライナー、ミラクルライナー、サンダーライナー、クリスタルライナーです。」
「シルバーライナー、イエローライナー、クリスタルライナーは見た目の色彩がそのまま名前になっているんですわね。
イエローライナーはDr,イエローという名前のほうからひいているのかもしれませんけれど。
それにしましてもED76のバトルライナーとクハ111系横須賀線のミラクルライナーというのは一体どういう由来の名前なのでしょうか…?」
「あれ?いやいやそれだけでなくサンダーライナーも訳わかりませんよ?」
「いえ、それはわかります。
L特急583系と言えば特急『雷鳥』列車が有名ですわ。」
「…ああ、雷の鳥だからサンダーですか。なるほどぉ。

でもあとのはやはり謎ですね(^^;ゞ」
「そうそう、これら特別限定車輌は色が違うだけですのでもちろんダイアクロン隊員達が搭乗できます!
隊員さんは通常版の新幹線と同じ配色の方が付属してます。」
「色が違うだけ、ですか。
なるほど、新幹線として豪快に間違った形で運転席が開くところもそのままですわね…」
「そしていよいよ合体。特別限定車輌による『6体合体巨大トレインロボ』の完成です。」
「なんと神々しい姿!
六つの誓いは今、一つの希望になる!光の速さで歩け……
ありがたやーありがたやー。(=人=)」
「いえ、たしかに6体合体ですけれど、その歌はマズいのでは…。」
「なにをおっしゃるジェニーさん!
なんだか去年の実写映画版トランスフォーマーの一般層への大ヒットのおかげで
TFの元になったダイアクロンのトイとかは今やプレミア跳ね上がりで大変なことになってしまっているのですよ!
特にトレインロボの特色版とランチアストラトス・マルボロ版は引く手あまたと言いますか
むしろ引かれる手なんてあまってないってくらいレアでプレミアでトレビアーンなマニア垂涎の的!
その合体形態が拝めるなんてゲレンデの神様よ今夜もありがとう夜霧ー夜霧ーな感じです!!」
「ぇ、え〜と?それでは次のお写真にいきますわね…?」
「こちらは上半身のアップ写真です。
資料本とかで見られる合体状態の正面からの小さい写真では
シルバーライナーはほとんど胸板に隠れてしまってそのありがたさがわからないんですが、
こうして斜めからアップにするとマジありがたいピカピカっぷりです。」
「ええ、綺麗ですわね。

あら?この右肩のマーキング…、L583のはずなのにL485…?」
「ああ、その部分の車両は通常版のL485の赤いペイント部分を
青いペイントに変えてパッと見L583のような外見にしたっていう仕様ですからね。
印刷される文字を変えるほどの手間はかけられなかったのでしょう。」
「ヒドいですわ…。」
「そしてお次はネタ画像。
足を連結するジョイントは両足とも同じなので、数を用意できればこのように両足ともDr,イエローにすることもできます!」
「両足の色がそろうとなんだかその色の長靴をはいてるみたいですわね。」
「たしかに。
貴重かどうかはおいとくとすれば、別にカッコイイもんではないっすね…。」
「ところでこの特別限定車輌って、けっこう前から当ステーションの保線区にいたような気がするんですけど…。」
「ええ、かなり前から入庫してましたよ。6輌揃ってからでももう2年経ってますし。
実は一部、合体用のパーツが足りなかったりしているのでどうしようかなーって考えつつ
トップページ更新にかまけて今まで出して来れなかったんです。すみません。(^^;ゞ

ちなみに今回は不足しているパーツは普通のトレインロボから拝借して合体しています。
でもパーツの色が通常版と違う部分はさいわい揃っていましたので
合体形態の各部の色はこれで間違いないはずですよ。」
「古い車輌のしかも限定型を保全するのは色々大変なのですわね。」
「ついでに6体のロボット形態の写真もあわせて貼っておきましょう。
これは2年前の2006年夏にトップにした画像っす。
車輌が揃った時に嬉しくて撮影したものっすね。」
「さて、ただいま到着の車輌はダイアクロン臨時便でした。

次の発車は、本線が運転再開いたしまして、12番線より
『その他その一(仮)』となります。
到着まで今しばらくお待ちください。」
「な…なんだってーーーっ!
いきなり本線復旧とはまさかの超展開!!濡(゚□゚;)

んでわまた。バイバーイ☆(^-^)/~~~」


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