ギャラリー其ノ伍拾八★



ショーグンレーサーズ



ギャラリー其ノ参拾四★で御紹介したショーグンレーサーズ、残る2車種をゲットしましたよー☆('▽'*)
でも私がまだ全快ではないので詳細はしばしお待ちを(^^;ゞ



ショーグンレーサーズ スノーレーサー



そんなわけでギャラリー其ノ参拾四★で御紹介したエアレーサーの仲間を確保いたしましたー☆G(>▽<)
シリーズ概要や仕様の詳しくは上のリンク先を御覧ください。

そして今回はスノーレーサーの御紹介☆('▽'*)
MATTEL社のHotWheels(ホットウィール)シリーズ、SHO GUN RACERS、SNOW RACER。2000年。


車種はたぶんマツダRX-7(3代目 FD3S型)。
やはり日本車をチョイスしてくるのがショーグンたる由縁なのでしょうか☆('▽'*)

それでは変形!☆G(>▽<)
ボンネットのエアスクープ(吸気孔)を押し込むと内部のロックがはずれ
ジーーーッというゼンマイの音を響かせつつ自動変形!

ボディ前部を中心にシャシーが前後に伸び、ルーフが前方にスライド、
同時にボディ後部が伸びウイングが展開し、後輪が外側にスライドするとともに隠されていたタイヤが出現し6輪フレームに変化。


ここまでが全て自動変形。
ショーグンレーサーズのゼンマイギミックはあきれるほどに高度っす!濡(゚□゚;)クワッ

あとは手作業で、ウイングに積んでるスレッドを前輪に装着し、リアウインドのエアスクープ(?)を開いて…
完成!スノーレーサー!!




車重はそのままで全長、車幅を増やし、重心を下げ、タイヤの数を増やすという
雪上や凍結路の走破性を高めるための論理的な構造をしてるのがスゴいっす!
ただこれでステアリングがきれるのかどうかだけは疑問ですが(^^;ゞ

そしてこの車体にもなぞの日本語マーキングが!

「ステ」

「ステ」ってなんだ「ステ」ってーーーっ!?(゚□゚;)

印刷細かくてデザインもかっこいいのに
日本語圏の身としてはツッコミをいれずにはおれない変な日本語の魔力!濡(゚□゚;)(ぇ


ちなみにこの車種に付属のミニ漫画。

バリエに合わせて表紙の車体とキャラは違うものの中身は同じ。
ちなみに奇数のが主役チームで、偶数のがライバルチームに所属するキャラと車体っす。
だからこれだと赤いスノーレーサーに乗るヒゲのおっちゃんが主人公側キャラ。



でもなぜか中身ではヒゲのおっちゃん、青いほうのスノーレーサーに乗ってるんですが…(´Д`;)
そして当然のように赤いほうにライバルのおねぇちゃんが乗ってます。
ちなみにどちらの漫画も中身は一緒。
誰か印刷する前に気付かなかったのかな…(´Д`;)


ちなみに青いライバル車。
全体に寒冷色でまとめたカラーリングが文字通りCOOOOOOOOOL!!



そしてこちらにも謎の日本語マーキング。

「がきど」

「がきど」ってなんだ「がきど」ってーーーっ!?(゚□゚;)

意味わかんないー。・゚・(つ△`)・゚・。
誰か!誰かマテル社に日本語のわかるスタッフを!!(ぇ

でもまあ色々考えて見たんすけど、
これは仏教の六道の一つ「餓鬼道」のことかもしれないと推測してみたり。
あちらで“HELL”とか“INFERNO”みたいなロゴがヒールでバッド
(日本語で言うとワルかっこいい)っていうイメージだから
そういうつもりで書いたんじゃなかろうかと。

そんなわけで相変わらずハイクォリティーなのに日本語の意味がわからないショーグンレーサーズ。
トイとしての出来がとても良くて満足度が高く、そして周辺がカオスで精神的にもなんだか満腹な一品!(ぇ

次回はシーレーサーの御紹介っす!☆G(>▽<)



ショーグンレーサーズ シーレーサー



そんなわけで今回は最後の1車種シーレーサーの御紹介☆('▽'*)
MATTEL社のHotWheels(ホットウィール)シリーズ、SHO GUN RACERS、SEA RACER。2000年。


車種はたぶんトヨタスープラ(4代目 A80系)。

それでは変形!☆G(>▽<)
ルーフのエアスクープ(?)を押し込むと内部のロックがはずれ
ジーーーッというゼンマイの音を響かせつつ自動変形!

ボディが3分割され両側が左右に伸び、残されたボディ中央部の後方から左右上方へ向けウォータージェット推進機が出現、
そののちボディ中央部の天面すべてが一段階下へとさがり流体抵抗を減らす平らな形状に変化。


ここまでが自動変形。
あとは手作業で、ボディ側面の水色の水中翼を開き、そこにリアウイングに積んでるスクリュー付きの大型水中翼をセット。
完成!シーレーサー!!



タイヤの見えない角度から見ると
とにかく流体力学が駆使された未来の潜水艇っぽい記号が満載された状態。
カッコヨすぎっす!


この写真だとボディ上面が縦に落ちて薄くなってることがわかりやすいかと。

でもなによりスゴいのはウォータージェット推進機も自動で出てくるとこっすね。
あの角度、あの高さに自動で出てくるって、設計段階からどれだけ精度が要求されてるギミックなのかと嘆息ものっす。

またこの車種もエアレーサー同様、普通の車に戻す時にはワンタッチでして。
車体を左右から押し込めば連動して勝手にボディが縦に上がりウォータージェット推進器も吸い込まれるようにボディ内部に消えます。
スゴいっす!濡(゚□゚;)


そして御期待どおりこの車体にもなぞの日本語マーキング!

「カキシサ」

かき…シ…サ…
牡蠣…シー…レーサー…
そうか!爺っちゃんの名にかけて真実はひとつっ!!
これはこのシーレーサーが海中に潜って牡蠣をとってくるという黙示録の予言だったんだよ…!!濡(゚□゚;)

あ、側面にもなんかある。

「ROCKET カキシ」

なぜか「サ」が省略されたっ!?(=□=;)
いや〜ん、もうわけわかんない〜!

あと「あKIDAKARN」ってのもカッコヨいす。


そんなわけでどこまでいってもショーグンレーサーズはショーグンレーサーズなんだという
素晴らしいクォリティーの一品でした☆G(>▽<)


・ ・ ・


ちなみに現物は入手してないのですけど
ライバル側のシーレーサーはこんなの。



「カヰサ」

「ヰ」はワ行のイ。なので読み方は「カイサ」。
…待てよ、右端の縦線2本はもしや濁点!?
てことは「カイザ」…「皇帝」か!
そして車体が黄色くドライバースーツも黄色ってことは…「黄衣の王」か!!濡(゚□゚;)
こんなところに暗黒神話大系を暗示するキーワードが隠されていようとは…おそるべしマテル!!
(んなわきゃない


・ ・ ・


そんなわけでついにショーグンレーサーズ全車種集合〜☆G(>▽<)



エアレーサーはたぶん日産スカイラインGT-R(10代目 R34型)
シーレーサーはたぶんトヨタスープラ(4代目 A80系)
スノーレーサーはたぶんマツダRX-7(3代目 FD3S型)

これでちょうどこのショーグンレーサーズが発売された2000年当時の
最新のジャパニーズフラグシップモデルだったマシンが揃うので
そういうアプローチからも上記の車種で合っているんじゃないかと思います☆('▽'*)

そして変形。

ショーグンレーサーズ。
実在の車輌のディテールをもちながら
実在しえないトンデモ機能を発揮するスーパービークルへと変形。
このリアルとアンリアルのせめぎあいが心地よい秀作トイでした!☆('▽'*)

それにしても三菱パジェロのヨーロッパ仕様、“ショーグン”がいないのがちょっとさびしいところ。(ぇ

しかしこの、自動車3台が並んで変形してる写真、自分で撮っておいてなんですけど
何かを思い出させるなぁとずっと思ってたんですけど…
やっとわかった!☆('▽'*)
そんなわけで次回はこれ見て思い出したトイを御紹介するっす!☆G(>▽<)



タンサー5



地球には3794の謎があると言われている。
その謎と事件を追って5人の若者が今立ち上がった。

ブルータンサー、イエロータンサー、レッドタンサーの3台のタンサーマシンが変形!
車輌のてっぺんにあるボタンを押すと一発で変形完了するワンプッシュ自動変形!
(※ブルータンサーは車体の下側を機首がスイングして出てくるので持ち上げた状態でないと変形できません)


スカイタンサー、アクアタンサー、ランドタンサー。
大空、水中、地底を自在に走り回るタンサーマシンだ!

そんなわけで前回の集合写真で思い出したのはこれでした。
仕組みもコンセプトも似てるっすよね☆('▽'*)

ものの詳細はミラクルチェンジ・タンサー合金。
1979年に放映された『科学冒険隊タンサー5』という番組のトイでトミー製。

変形後の姿はあまりスマートではないものの
いかにもスーパーマシーンという感じでたくましいっす(´▽`*)


てか少し前にコメントでトイ3794のなぞってキーワードをいただいてたんすけど
さては今回の登場を見越していた予言者さんっすか!?濡(゚□゚;)



スカイタンサー

ところであんまりメジャーじゃないみたいなんですけど
スカイタンサーって廉価版が存在してるんですよ。
それがこのかわいいほう☆('▽'*)


てか、車形態だとかわいいと言うか、なんかハリボテみたいなベコベコさっすね(^^;ゞ
そして変形!



廉価版では変形は全て手動になりミサイル発射機構がオミットされ成型色は水色単色。
しかし変形時に移動するパーツ数は同じでメッキパーツもありシール数もなかなかのもの。
面取りフォルム取りなどはまったくの別物になってますが、可変デフォルメタイプと思えばかなりプリティーな出来っす☆('▽'*)

ちなみに本体底部にはどちらも『TOMY、東京12CH(東京12チャンネル)、日本サンライズ』の刻印があります。

パッケージ。
廉価版とは言えなかなかの大きさっす。


あまり見掛けることのないアイテムだと思いますけど
コレクターさんにはマストなアイテムっす!☆G(>▽<)



夢の似たもの王国



自動車のエンジンルームが3分割されその両側部が後方に180度スイング!
先っぽになんか出て来て変形完了!!



そんな似たものメカのみなさんを特集してみました!!濡(゚□゚;)

いやー、長かった。・゚・(つ△`)・゚・。
この変形をするマシンを並べるのがトイ蒐集してる身としてのひとつの夢だったんですよ。
ようやく揃ったっす☆G(>▽<)

モノは左からダイターン3のマッハアタッカー、タンサー5のランドタンサー、トランスフォーマーのターボレーサーっす!☆G(>▽<)
ちなみにマッハアタッカーはクローバーのDXマッハアタッカーじゃありませんので参考にしないでください(´д`;)

詳しくは次回!☆G(>▽<)



夢の似たもの王国 マッハアタッカー編


前回も書きましたけどこれは日本のクローバー社のデラックスマッハアタッカーではありません。

自動車形態でのリアウイングとバーニアの変形ギミックがないのでマッハパトロール形態は写真のような感じに。
でもリアウイングが付いてる自動車だと思えばそれなりに…☆('▽'*)


ボディ底面。
そう、実はなんとこれ電動走行トイです!濡(゚□゚;)

エンジンルームに単3電池をセットすることでどこに進むかわからないミステリー走行をします!
2形態どちらでも走行可能。
当時の日本のトイではこういうアグレッシブな要素はあまり無いので結構面白いかも。

しかしこのギミックのために機首の収納スペースがなくなってしまっているので機首は差替え式になったようっすね。(゚.゚)

てことで変形、マッハアタッカー!


モノは海外物の“DELUXE MACHATTACKER”“DELUXE MACHPATROL”で
機首とリアの可変ウイングが欠品してたのをゲットして、足りないパーツを私が自作したものです。

機首は元から収納できないしせっかくだから本体と段差のない滑らかな流線型で造形してみました☆('▽'*)
ちなみにパトライトは赤色LEDを整形したのを取り付けてます。
うん、こうするとかなりマッハアタッカーっぽい☆('▽'*)

ちなみにこれが箱。

三つ葉のクローバーのマークがあるのでオフィシャル品かなと思ってたんすけど、トイ本体には刻印はなく、
どういう出自の商品なのかよくわからないっす。
写真は箱側面でデラックス・マッハパトロールって書いてありますが
天面にはデラックス・マッハアタッカーとアルファベットで書かれてます。

あと完品だとパッケ写真どおりのシンプルな機首が付属。パトライトはないのがデフォっす。

発売年は不詳ながら元ネタである『無敵鋼人ダイターン3』は1978年-1979年の放映なので
そのあたりで発売された物と思うっす。


・ ・ ・


ついでに日本のクローバー社の変形しないほうのマッハアタッカーも御紹介☆('▽'*)


マッハパトロールに変形するギミックはありませんが、
トゲ付きの機首を収納し、パトライトを押すことで収納した機首がスプリング仕掛けで飛び出てきて展開するギミックはあります。
機体に直接さして発射できるぶっといミサイルも豪快な味をかもしてますね☆('▽'*)
(※変形できるデラックス版ではミサイル発射装置を変形後に取り付ける仕組みなんす)
このへんガチャガチャやってるとなかなか楽しいっす(´▽`*)

しかしこれデラックスの廉価版としてはマッハパトロールに変形するところを想像させられる良い造形ですけど、
劇中のマッハアタッカーにはあまり似てないっすね。(゚.゚)



夢の似たもの王国 ランドタンサー編


トヨタのランドクルーザーっぽいレッドタンサーの
屋根にある黄色いボタンを押すとミラクルチェンジ!

ドリルの生えた地底戦車、ランドタンサー!


トミー社の「科学冒険隊タンサー5 ミラクルチェンジ タンサー合金 ランドタンサー」。
発売年は不詳ですが、番組の放映は1979年-1980年。

ランドタンサーは変形後に、操縦席の両脇にある黄色いランチャーから赤いミサイルが発射可能。

ひそかにスゴいのはこのミサイルを装填したままで自動車形態に戻れるため
変形前後で付け替えたり組み替えたりするパーツがまるでなく本体のみで変形完了できるってことっす。
この時代の変形玩具は付け替えパーツがけっこう多かったですから
すごく先進的な自動変形っす!☆G(>▽<)

ただ、手間がない高度な自動変形機構ってのは、逆をかえした場合に遊びごたえがないってことにも直結しうるので
当時の子供たちがこれをどう思ったのかはちょっと興味があったり☆('▽'*)

時代的に子供たちの憧れた変形玩具と言えば、
デカい二重の化粧箱に発砲スチロール製の収納箱が納まっていて
そこにカラフルな塗装や重厚なメッキの施された大量のパーツが
そのパーツ通りの形にくりぬかれた専用の収納場所にぎっしりと並び詰まってるってのが
ひとつの頂点だと思うんすよね。

ミラクルチェンジタンサー合金は
高額商品で合金製のずっしりボディに塗装、メッキ、高度な自動変形、とスゴい玩具ではあるものの
ポシェット型の箱にこの本体とランナー付きミサイルが入ってるだけとかなりシンプルな内容。

なんと言うか通好みと言うかマニア好みと言うか
これを持っていてなおかつDX超合金には興味なかったって子は
当時からかなりの通だったに違いないですよ!濡(゚□゚;)
…という一品でした☆G(>▽<)(ぇ

あ、せっかくなんで次はパーツがぎっしりと並び詰まってるってのを出してみましょか☆('▽'*)
お正月なんでおめでたい玩具でお祝いっすね!(´▽`*)



夢の似たもの王国 ターボレーサー編


ニュークリオンによるさらなるパワーアップとひきかえに
変形能力をもたないアクションマスターとなったホイルジャックが開発した可変自動車、ターボレーサー。

車体はオープンカーになっているものの特徴的なフォルムはフェラーリ・テスタロッサをモチーフとしているっすね☆('▽'*)

これが飛行形態に変形!ヘンケイ!


ちなみに青いミサイルみたいに見えるのはレーザー掃射ライフル。
ホイルジャックが車から降りた際には手持ち武器にもなります。

これはHASBRO社1990のACTION MASTERシリーズ、WHEELJACK [TACTICAL DIVERSION]。

車から飛行機に、しかもフォルム的にはほぼ同じ変形をしてるのに
マッハアタッカーほど飛びそうには見えないのが興味深いっすね。
しかしこういうゴツゴツしてるのに飛行機だってのがアメコミ的で面白いです☆('▽'*)

そんなわけで似たもの王国でした!☆G(>▽<)
次はぎっしり詰まったトイを出しますぞー。





Sijimiya Konoha & Yukaina Brothers. Presents
"Professor Rilalah @General Science Academy"