ギャラリー其ノ鉢十夜★



ソーラーロボT3 前編



今回は夏休みらしく、自分で組み立てるソーラー電池ロボットを二回にわたって御紹介☆G(>▽<)
と言ってもすでに組み立てちゃってあるんで完成状態の御紹介ですが。(^^;ゞ

そんなわけでこれがソーラーロボT3。


ライトブルーとライトグレーで構成されたCOOL!!なロボットです☆('▽'*)

胸の上面にあるツヤツヤした黒いところがソーラーパネルになっていて
日光か、60W以上の白熱電球の光で作動します。
腕を振りながらノシノシ歩くっすよ!☆G(>▽<)


ちなみにこれが心臓部。
太陽電池パネルとモーター。
比較対象はダイアクロン隊員と10円玉。


現代技術ってのはスゴいですね。
こんな小さな太陽電池パネルとモーターが工作キットに入ってて、これでロボットが動いちゃうんですから。


で、こんな小さな動力部を持つこのロボの大きさはどれくらいなのかと言いますと、背丈は12cmくらい。
ミクロマン・ミクロシスターと並ぶとこんな感じ。


どちらも現実のサイエンスよりのSFチックな見た目してるので親和性高いっすね。
マーキングに手を加えてミクロロボットにしてもいいかも☆('▽'*)

ちなみに、膝にわざわざL、Rと左右が書かれていますが、これが実は重要で必要な表示だったりします。


顔アップ。

片目だけ発光するように瞳があらわれているのがカッコイイっす!
ちなみに「首」はなく、耳のあたりから横方向に生える軸によって胸部に接続されていて、上を向いたり下を向いたりすることは出来ます。

と、なんだかあちこち不思議な構造ですよね。
実はこのロボット、基本的に分解できる構造になっているんですよ。
ここまでバラせます。



で、どうするのかと言いますと、組み替え変形ができるんです。
そう、T3はじつは動力を持った変形ロボなんです!!濡(゚□゚;)

以下、次回!☆G(>▽<)



ソーラーロボT3 後編



そんなわけでつづきっす!☆G(>▽<)

前回はバラすとこまでやりました。

そして本体パーツの胸部を変形させ頭部を胸部に押し込み後頭部から砲身を引き延ばします。
さらに足パーツのカカトをはねあげスネ側面を開き、見立てキャタピラユニットにします。
そして組み上げると…

タンクモード。


クールなのになんだか可愛い豆タンクですね☆('▽'*)
この形態ではまっすぐに前進走行します。

この形態での駆動部は、ロボットモードの足の付け根にあるタイヤ状パーツが使われます。
あれはロボットモードではクランク運動をつかさどり足を動かしているパーツなんですが、外径が露出していて接地すれば駆動輪になるという素晴らしい二重機能。
ほんとに良く出来てるっす!


サイズ比較も兼ねて。

TFアニメイテッドの、同じくなんか可愛いらしい戦車になるトリプルチェンジャー・ブリッツウイングとパシャリ。

こいつら戦車なのになんか可愛いなぁ。(´▽`*)


さあ、そんなわけでT3もトリプルチェンジっすよ!(゚▽゚)ノ

まずは分解します。
そして本体から胸部を大きく伸ばし、後頭部の砲身を一段階縮めます。
足パーツの爪先とカカトを伸ばしてハサミにし、組み立てていくと…

スコーピオンモード。


なんともクールなメカサソリの出来上がり!(゚▽゚)ノ

ハサミを振りながら多脚をグリグリして歩きます。
パーツの見た目では足がたくさんあるように見せかけてますが、メカニズムとしては4足歩行での駆動です。



正面寄りから。

ロボットモードと同じく片目なのがなんだかカッコイイ(´▽`*)
シャープでソリッドなパーツ構成でサソリになっているため、清潔感のあるメカサソリなのがユニークですね。

サソリロボ、サソリメカって結構な数が存在してると思いますけど
たいてい有機的にトゲトゲしたフォルムで黒っぽかったり赤かったりで、まあ、なにかと悪そうな感じじゃないですか。毒もってますし。

ところが御覧ください、この水色とグレーの爽やかボディカラーに、ほとんどトゲトゲしてるとこのないなだらかなフォルムで構成されたサソリメカ。
どう間違っても悪側じゃない、と言いきれる珍しいサソリメカですね☆('▽'*)


あと各形態に変形した時に各モードの名前が目立つとこにくるという芸コマさもあるんですよ。

ロボットモード。


タンクモード。


スコーピオンモード。


まあ本体は一つなんでロボットモードのお尻を見るとスコーピオンって書いてあったりするんですが(^^;ゞ
そこは見ぬふりでヨロシクです!


そんなわけでソーラーロボT3でした☆G(>▽<)

それにしましても写真だけのレビューでは動くロボットの魅力は伝わらないと思いますのでyou tubeのT3 Solar Robotの動画を御参照ください。
もりもり動いてワクワクするっすねぇ(´▽`*)


てことで「ソーラーロボT3」の輸入・販売元はイーケイジャパン
2010年6月発売で現在好評発売中です。

輸入と書かれているものの、製品にもサイトにもどこから輸入しているのかは明記されていないのですが、ソーラーキットに関してはおそらくOWI Inc.
イーケイジャパンのソーラーキットの大半はOWI roboticsにありますので。
上でリンクした動画はこのOWIさんによるものなんすよ。


このミニサイズで、ソーラーパワーで駆動するロボットで、組み替えとはいえ三段変形。
しかも各モードで二足歩行、動輪走行、四足歩行と駆動方法まで変わる驚きの仕組み。
それでいて税込価格2415円とお求めやすいプライス。
ほんと、時代は変わりましたねぇ。

ちなみに今回御紹介したT3は純粋な玩具ではないので、普通のおもちゃ屋さん・おもちゃコーナーでは売られていません。

ここ最近見て回った限りでは、ヨーカドーなどの大型スーパーの夏休み工作コーナー、東急ハンズなどの模型コーナー、
場所によってはヨドバシ大型店舗のプラモ売り場に含まれている科学工作模型コーナーなどで売られています。
買いに行くならこういうところをチェックですぞ!

でもせっかく買いに行くのならば個人的にオススメなのはロボットショップですね☆('▽'*)
アキバのヴイストンツクモロボット王国テクノロジアなどでも販売されています。(買いに行く場合は在庫確認推奨)

T3にかぎらず色々な面白いロボットをじかに見られるのは楽しいですよ。(´▽`*)
ロボットショップに行かなければ見ることも知ることもないだろう品もけっこうありますから、自分で買えるロボットに興味があったらオススメ。(゚▽゚)ノ

てなわけで暑い夏の日差しの下で組み立てたい一品!



ソーラーフロッグ

サイトの容量がもうほとんどないので過去トップギャラリーを書き替え中。

今回も古いのを保管庫に移設する形なので、今後も過去分は消えずに見られますので御安心を。(´▽`*)
ただこの作業がえらく地味なのにえらく面倒くさいんですよ。(´△`;)
特にリンクを全部書き替えなくちゃならなくてこれが全部自分で読みながらチェック&書き替え。
これが時間かかって大変面倒なのに、しかし移設した後は見た目は何も変わらないという地味な作業。
前にもいっぺんやったけど挫けそうっす(´△`;)


ま、そんな裏話はおいといて今回は前回のT3のお仲間ロボット。
その名もソーラーフロッグ☆G(>▽<)
ソーラーロボットT3と同じくイーケイジャパンの販売です。



か、かっこいい!

全体を見ればカエルという生物を模した有機的フォルムながら
各部を構成するのはシンプルな面構造。
緑がかった透明樹脂のボディは水生生物のプリミティブな姿を再現しつつも
その実、自らが生命とは正反対に位置する無機的なメカニックであることを主張しています。


胸部からは内部の駆動ギアが透けて見えメカの息吹を感じさせます。

背中にはソーラーパネル。
太陽光を浴びる限り動き続けることができる機械の心臓。



ちなみにここまでの画像は実は未完成でして、このあと目を貼りつけると完成です。
完成状態。


個人的趣味で目を貼ってない未完成状態が好きです。(=▽=;)ゞ


ソーラーフロッグのロボットとしての機能は、カエル型だけあってひたすらに跳ねまくります。
製造元のOWIさんによるyou tube動画はこちら

跳ねるカエルのレプリカントと言えば、古典的な空気ポンプ式のおもちゃや
ゼンマイ式のメカクリボ(当アカデミー過去トップ23のてっぺん)などありますが
空気式のは自分で空気を送りこんだ時にしか動きませんし、ゼンマイ式はあっという間にゼンマイが切れて止まってしまいます。

ゼンマイ式のゾイドもそうなのですが、自分で動かしている感が強くメカ生物って感じがあまりないんですよね。

ところがこのソーラーフロッグ、日の光が当たっている間は勝手に動き続けるという理想的なメカ生物なんですよ!
むしろ止めようとしてもスイッチとかないから止められないという生物感!
(※まあ実際にはソーラーパネルを手でおおって光をさえぎれば簡単に止められはします)

電池式大型ゾイドやAIBOなどのロボペットは
電池がもつ間しか動かなかったりスイッチで電源を切ったりと、やっぱり機械の印象か強いんですが、
ワタシ的にはそれらよりももっと単純なこのソーラーロボのほうが生物らしさが感じられるんですよ。不思議。

そんなわけでハイテクでいて懐かしい、無機的でいて生物的なソーラーフロッグでした☆G(>▽<)


・ ・ ・


ちなみに私、春先にこのソーラーフロッグを探していて前回のソーラーロボT3を見付けたんですよ。
なんか御紹介内容からするとこちらのフロッグのほうがついでみたいですけど実は逆。(^^;ゞ

というか元々は海外のメカ生物ロボットの情報をあさっていてOWIのソーラーキットを見付けて入手手段を講じて調べていたら
イーケイジャパンがOWIのキットを日本で販売してるってわかってチェキしてたんです。

そしたらT3って変形ロボもあって6月に日本でも発売とわかったので黙して発売を待ち御紹介の準備をしていたのです。(=▽=)フフフ


しかしイーケイジャパンさんはOWIのソーラーキットはほとんど輸入販売してくれているんですけど2種類だけ日本販売がないんですよね。
それがWalking King CrabAttacking Inch Wormなんですけど、これがまたたまらないメカ生物なんです!
リンク先のページで動画も見られますので詳しくはそちらを御参照。

動きが良いのはもちろん、鮮烈な未来感覚のデザインをド派手なクリア素材で構成するハイセンス。
欲しくてたまらないっす!☆G(>▽<;)
イーケイジャパンさん、この2種類も輸入してくれないかしら。(´△`*)ドキドキ



ストリームローズ



よく勘違いされますけど、私って別にガンダム嫌いなわけじゃないんですよ。ええ。
どうも当アカデミーではガンダム関係の物をほとんど扱っていないためにそう思われがちなようなのでつまり原因は私なんですが。(^^;ゞ

ただ、こう…ガンダム関係って当アカデミーで御紹介しなきゃってものがほとんど無いんすよ!濡(゚□゚;)

そもそもガンダムはメジャーな一大タイトルですから私よりも作品を愛していて私よりも写真の巧い方々によるレビューがたくさんありますので
私がお目汚しするメリットなんて無いですしねー。(´△`;)

そんなある日ストリームローズのことを詳しく知りたくてググってみたらレビューがまったく無いことを発見。
同じGチェンジャーシリーズの他のメンバーはたいていどなたかのレビューページがあるのに、私が大好きなストリームローズだけなぜ!?
ならば私がレビューせねば!!濡(゚□゚;)

という、またしても本末転倒な理由でレビューが出来ました。(´▽`;)<ナンカコノパターンオオイネ


そんなわけで今回は、元祖SDガンダムワールド 0078 GチェンジャーD 『ストリームローズ』。
バンダイ 1995。

『Gチェンジャー』シリーズは凝った可変機構が売りのシリーズで
シリーズ前半は機動武闘伝Gガンダムに登場したガンダム達がモチーフになっています。



『ストリームローズ』のモチーフは『ガンダムローズ』。
ただし単にガンダムローズがSD体型化しただけではなく各部にヒロイックなアレンジが加えられています。

とはいえナポレオン皇帝を思わせる特徴的な帽子と肩マントはそのまま受け継いでいるのでパッと見の印象はガンダムローズ以外の何者でもないです。

写真では伝わりませんけど、青い部分はプラ素材に極細ラメが入っていて上品なパール系に輝く不思議な素材になっていてとても綺麗。
アンテナや肩のピンクの部分は軟質素材で透明感のある不思議な発色。
ここにシールの黄色いラインが入ることでEU圏のオモチャにありがちな不自然なまでのカラフルさになっていて
ガンダムローズがネオフランス代表なこともあり「EUのガンダム」だとなんだか納得いきます。


武器はストライクランチャー。

元のGガンのガンダムローズはシュバリエサーベルという剣がメインウェポンで手に持つ銃火器は備えていなかったので
この武器が最大の変更点かも。


『Gチェンジャー』シリーズはすべて本体・武器・盾の3ユニット構成(武器・盾が複数パーツの場合もあるので3ピースとは限りません)。
逆に言えば、本体・武器・盾を組み合わせる以外には余剰パーツも組み替えもない構成になってます。


てか、肩のマントは盾パーツ扱いだったのかとちょっとビックリ。
てっきり本体の一部だと思っていたので。(´▽`;)
まあマントの下に普通に腕がありますし、盾っちゃ盾っすね。


そしてGチェンジャー最大の特徴である完全変形!
武器と盾以外は外したり付け替えたりするパーツのない良い変形をかまします。



潜水艦形態、『ローズプランジャー』。
「水中を自在に移動できるローズ本来の姿」と解説されています。
つまり意外にもSDガンダム形態はサブ形態なんすね。

艦体上面に段差がついてるところとか仏海軍戦略原潜ル・ルドゥタブルの面影があるような気がしますが
まあそこはたぶん私の思い込み補正でしょう。

ローズプランジャー側面から。


立派に潜水艦のずんどうフォルムになっています。
ガンダムが潜水艦なんてモチーフに変形するのは珍しいっすね!

アンテナ基部が変形した艦橋に窓があるのも芸細。


そしてGチェンジャー第二弾の彼はさらに変形!
飛行形態、『ローズストライカー』。


パッと見ではわかりにくいですが鳥形態です。
飛行機ではなく。

股間が起き上った部分が鳥の頭になっています。

さらに肩マントが三方向に展開して翼と尾羽になるのが独特の構造ですね。
翼の先端にピンク色の高羽が出現するのも凝っています。


この角度で鳥の頭、翼、尾羽と見ていくと鳥の姿がわかりやすいかも。
…というか鳥の姿を構成していないパーツが多すぎるから鳥に見えにくいのか(´△`;)
SDガンダムだからガンダム頭の体積がハンパないですしねぇ。

そんなわけで変形者も満足できるGチェンジャーの中でも陸海空を制覇する三段変形が面白いストリームローズでした☆G(>▽<)
潜水艦がわりと良い潜水艦になるのもポイント高いですね(´▽`*)


最後に箱のベロについてるオマケ絵。


Gチェンジャーのみなさんはロボットではなく“SDガンダム型の人類”なのでストリップはたしかに恥ずかしい気がします。(ぉ
彼、世界的な天才画家って設定なのでなおさら。(´△`;)



テッカマン

今ホビー界隈ではにわかにテッカマンが盛り上がってますね。

ほら、アーマープラスの魂WEB限定受付だったブラスターブレードがついに発送されたので!濡(゚□゚;)

ならば、たまには話題のブツに便乗した更新をしてみたい!

そんなよこしまな考えで今回の更新はこちら!


ペガスロボタンク

企画・製作 中嶋製作所、特約発売元 永大。
そう、合金トイ道に片足つっこんだことがあれば誰でも知ってる永大グリップの小さな超合金シリーズ、
グリップキャラクター、テッカマンシリーズNO.4、ペガスロボタンクです。
販売年は不詳ですけど「宇宙の騎士テッカマン」が1975年の作品なんでその年の製品かと。

……って、昔のテッカマンかよ!(ツッコミドコロ

ペガスの胴体のメタリックブルーの部分が丸々ダイキャスト製になってます。
かなりの合金比率ですよ!CoooL!!

いやー、しかし、なんですかねこれ。
ペガスの両脇から逞しいキャタピラが生えて、テックセットして出て来る途中みたいな姿勢でテッカマンが半分ペガスに埋まってますけど。(´▽`;)


サイドビュー。

まあ、ペガスはテッカマンという騎士を乗せる馬なので、SFな宇宙の騎士としてはこれはこれで正解なのかも?

車体後部、つまりペガスの足の裏から噴射エフェクトらしきパーツが生えてて、アトムが飛んでるような状態を彷彿とさせます。
戦車をバーニアで加速してるんでしょうかね?


てか、あれ、実はミサイルでした。
発射されます。

ああ、戦車だもんね……と納得しかけましたけど、主砲ついてないし、ミサイルを後にしか撃てない戦車ってどうなんですか!?Σ(=ロ=;)
それともこれってエフェクトパーツがたまたまミサイル状になってるだけですか!?

あ、でもよく考えてみたらペガスの足ってテックセッターになってて中に人が入るために空洞になってるんで
そのために飛行用バーニアは手の指についてるという妙に合理的な設定があるんだった!

つまり噴射エフェクトでもミサイルでも足から生えちゃダメだった!

しかしそれを平然とやってのけるッ!この時代のおもちゃのそんなおおらかなところにシビれる!あこがれるゥ!


そんなわけで色々ツッコミドコロだらけで小さくて可愛いテッカマンwithペガスでした☆G(>▽<)



ヘビーアームズマグナ



そんなわけで今回は、ローズストライカーからのつづきで変形の面白いSDガンダムの御紹介!☆G(>▽<)

なおSDガンダムを取り上げるのはたぶんこれが最後かと。
SDガンダム2体目ですけど。
私はこのヘビーアームズマグナがSDガンダムにおいて最高の変態変形ギミックを持っていると思っているので
これを御紹介したら終わりな気分なんです。(^^;ゞ

まあこれを越えるトンデモ変形ギミックをもったSDガンダムが開発されたら即、前言撤回しますけどね!濡(゚□゚;)


そんなわけで今回は、元祖SDガンダムワールド 0084 GチェンジャーH 『ヘビーアームズマグナ』。
バンダイ 1996。

『Gチェンジャー』シリーズは凝った可変機構が売りのシリーズで
シリーズ後半は新機動戦記ガンダムWに登場したガンダム達がモチーフになっています。



『ヘビーアームズマグナ』のモチーフは『ガンダムヘビーアームズ』。
他のメンバーがけっこうヒロイックにアレンジされてるのに対し、ヘビーアームズは一見そのまんまSD化されただけに見えます。

とは言っても、ツノ、胸の模様、バックパック、手持ち武器と盾、カラーリングなどにアレンジは加えられているのですが
本体が元デザインにかなり忠実なままSDにコンバートされているため
パッと見ではどう見てもSDガンダムヘビーアームズです。

二門のガトリング砲『スピニング・バレル』と盾『ソリッド・シールド』を色々と組み合わせて持ちかえさせられます。
写真には撮っていませんけどヘビーアームズカスタムのように片手で両方のガトリングを持つこともできます。

背面。


このヘビーアームズマグナではキャタピラをプラカラーのガンメタル色で塗装しました。
この写真で目立っている背中のキャタピラがそれです。

あと胸部の上面、顔の横あたりに見えている小さいキャタピラもそうです。

それからここまでの写真では見えていないんですが、足の裏もキャタピラになっていて、全身で計6ヶ所にキャタピラがあります。

これらのキャタピラは第三形態で役に立ちます。


重武装形態『マグナ・デトネイター』


ひとつ目の変形はこれ。
Gスピリットで顔をかくし、ショルダー・スマッシャーとブレスト・スマッシャーを展開し、両腕をそれぞれスピニング・バレルにつっこんだバトルフォームです。
この形態では盾は背中にセットしています。

『Gチェンジャー』シリーズはすべて本体・武器・盾の3ユニット構成(武器・盾が複数パーツの場合もあるので3ピースとは限りません)。
逆に言えば、本体・武器・盾を組み合わせる以外には余剰パーツも組み替えもない構成になってます。


そして二段変形!
この変形ギミックがヘビーアームズマグナのすごいところっす!



まず胴体が左右にスライドします。
頭部はバックパックから延びる首パーツに接続していて真ん中に残ります。
この時の胴体をスライドさせるジョイントパーツのすごいこと!
写真で見えてる黒い細いパーツがそれです。

そして左右にスライドした半身が変形。
腰パーツに接続されている肩・腕を残して、胸部だけが背中側に倒れます。
そして肩・腕が腰の内側にたたまって背中側に向きます。

背中と足の裏を同じ面にそろえ、全火器を正面に向けて変形完了!

完成!重戦車形態、『ヘビー・クローラー』!!


とにかく変形が変態ちっく!
胴体のすごいジョイントパーツと、胸部が頭や肩から独立して足の裏と同じ位置までひっくりかえるギミックは
トランスフォーマーですら類を見ないタイプ。


ヘビー・クローラー底面から。


胸部上面、背中、足の裏とそれぞれバラバラの面にあったキャタピラがすべて接地します。
うーむ、この変形はすごいっすねぇ☆('▽'*)
ここまでやるなら組み替え変形のほうが色々な意味で適していそうなところをあえて完全変形で通した心意気の一品!

そんなわけで変形者も満足できるGチェンジャーの中でももっとも奇抜な変形で面白いヘビーアームズマグナでした☆G(>▽<)



変形ザク

そんなわけで今回もガンダム系の変形物の御紹介!☆G(>▽<)



このだいたい5cm四方の立方体が変形!

パカッ


MS-06F ZAKUII 完成!!



モビルスーツをディフォルメした物は色々ありますけれど
曲面が主体のジオン軍MSをこうも角張らせたアレンジはなかなか新鮮。

意外と頭身高いのに結構かわいい絶妙のバランスっすね☆('▽'*)

背中から見るとコカ・コーラのエンブレムがおしりに付いてるのも御愛嬌っす。


物の詳細はコカ・コーラの景品です。
ただし日本では展開しませんでした。


展開したのは香港。
そう、世界一ガンダムに熱狂してる国という、バンダイからも別格扱いされ「日本でも発売されない商品」がたくさん販売されるという、あの香港っす!

とは言っても今回の品はバンダイは無関係みたい。

でも創通・サンライズの商標がついててコカ・コーラが展開した正規品っす。


シリーズは全四種。
ガンダム、ジム、ザク、シャアザクとあって全て立方体に変形します。

しかしなんかこう、もともと角張ってる連邦のMSのほうが体型に違和感があるのが面白いっすね。
お相撲さんみたいな太い体型になるからかな。


ところでこの品、実はケータイストラップらしいんですよ。
背中のランドセルの上のほうに、たしかにケータイやPSPに開いてるのと同じヒモ通す穴があいてます!

でもこれ、こんなサイズなんすけど…。

私の愛機、W61Pルッソブルーとツーショット。

ないわー。
こんなデカくて固くて角張ってる物、ケータイにぶらさげるなんてないわー。

ちなみに私のこのザクにはストラップ部が入ってなかったので実際に付けたところをお見せできないのが残念。
でもまあストラップ部があっても使わないので無問題です。(キリッ
私、変形ロボが欲しかっただけですので。(キリリッ


そんなわけで、ザクが変形する四角い物体でした☆G(>▽<)

これってなぜか日本ではオクでもイベントでも見かけたことがないので結構知られてない物な気がします。
そもそもザクが変形する物件自体少ないですしね。
他の変形ザクって『覇道武者魔殺駆』と『究極変形モビルスーツ』くらいっすかね?

なにはともあれシンプルなフォルムがかわいい一品!☆G(>▽<)



デュアルヒュドラ 4サイズ

ひさびさに爆丸ネタ。

御存知ですか。
完全に変形できるデュアルヒュドラは実は4サイズあります。



左から、初期爆丸28mm球、B2フォーマット版32mm球、今回はじめて御紹介する50mm球、DEKA BAKUGAN版84mm球、となってるっす。
初期、B2、デカの比較は以前御紹介済みなんですが、
今回のはB2とデカ爆丸の間にちょうどおさまるナイスサイズで四体に増加!☆G(>▽<)

それではスフィア形態にして側面から比較。


!?

というわけで実は今回のは純粋な爆丸ではありません。
しかしだからといって大陸の拡大パチというわけでもなくちゃんとした公式商品です。

その正体はなんとキーホルダー!
…ってのは上の写真で鎖が生えてるのを見ればわかりますね。(^^;ゞ

これはBASIC FUN社から発売された“Bakugan Mega Keychains Series 2”(爆丸メガキーチェーン・シリーズ2)の1体。
発売年はおそらく2009年だと思われます。

こんな台紙↓にブリスターパックされて販売されてました。
アメリカで。


ええ、残念ながら日本では販売されていませんし販売予定もないようです。(´△`;)


前回のザクは5cmの立方体でしたが
今回のデュアルヒュドラは5cmの球体。
真四角と真ん丸の立体って体積がありすぎて何かに付けるとけっこう邪魔な気がするっす。(^^;ゞ

ちなみにチェーンを伸ばすとこんな感じ。
だから使用状態はこうなるわけですね。
モデルはミクさん。


てかこの時点でなんか妙だとお気付きの方もいらっしゃると思いますが
これでポップアウトさせるとこうなります。


Σ(=ロ=;)

チェーンの付け根がそこだとこうなるって誰か気付かなかったんですかー!?

いや、でも実はすでにこのシリーズは第5弾までの15種類が発売されているんですが
全部だいたいあのへんから生えてるので気付いたうえでこの位置なんでしょなぁ…。(´△`;)ナンデヤネン

ちなみにこのシリーズの変形は、変形パターンは普通の爆丸と同じなのですが
磁石は内蔵しておらず、普通の爆丸ならば磁石で作動していた変形スイッチに取っ手がついていて
それを指でひっぱることで変形ギミックが作動します。
写真だと時計のリューズのようなのが底から生えてますが、それがそのスイッチです。

それからメタルリングは金属ではなく、プラスチックにメッキが施されたものになっています。
なので本物の金属のメタルリングよりもピカピカで綺麗っすね☆('▽'*)


一つの作品がある程度メジャーなると出現するこういう、えーと…イミテーション(?)なアイテムってなんだか惹かれます。
本物を再現してるのに本物としては使えないってところが、実物に対する模型、みたいな、模型趣味の琴線に触れると言いますか。
なんとも蒐集意欲が刺激されます。

そんなわけでなにはともあれ個人的には競技用爆丸とのサイズ差が嬉しい一品でした!☆G(>▽<)



日々の覚え書きなど

・ ・ ・

ミニ四スプレーカラーは生産終了しているらしい の巻
(2010年の記事です)

タミヤのミニ四駆やダンガンレーサーを塗装するラッカー系スプレー塗料でミニ四スプレーカラーというのがあるんですよ。

普通の模型用スプレーとは違うユニークな色、特にメタリックパープルがあるので重宝していたんですが
今年の春以降このミニ四スプレーカラーを売っているお店がどんどん減っているんです。
模型屋さんはもちろんラジコン専門店からも消えていってる。

もしかして絶版になったのかと思いお店の人に聞いてみたら「絶版ではないです。また入荷したら並べます」と言われたものの一向に入荷しない。
しびれを切らせて買える状態になってたネットショップに頼んだら一週間ほどしてお断りのメールが。

そこで8月にタミヤカスタマーサービスに電話して聞いてみたら
「ミニ四スプレーカラー自体が生産終了してて在庫がなくなり次第販売終了」との驚きの回答が!

そんなわけでタミヤプラモデルファクトリー新橋店に行って買い込んできました!濡(゚□゚;)
いやー、それにしてもエレガントでクールなお店でした、プラモデルファクトリー。(´▽`*)
現在発売中のタミヤの全製品、約4,000アイテムを取り揃えているというだけあって広いし在庫多いし綺麗。
タミヤの製品が好きな方は一度行かれるのオススメっす!☆G(>▽<)

それにしてもタミヤショップオンラインではスポット品を除いたミニ四スプレーカラーを今も普通に売ってんですけど
本当に生産終了してるのかなぁ??(´△`;)

・ ・ ・

政治的な思想は特にないんですがとりあえずオモチャの個人輸入も中国はしばらく避けておこう の巻

希有馬屋さんの「中国共産党滅びろ!!」

私は世界各地から色々取り寄せてましたが特に中国からの荷物は届かないことが多かったです。
今はそれに輪をかけてひどいことになっている模様。
当面、中国から取り寄せるのはやめておいたほうが無難っすね。

そういやYahoo!チャイナモールはどうなってるのかなぁ。

・ ・ ・

G1トランスフォーマー当時物を買う時は気を付けよう の巻

先日某所でG1TFを売ってたんですよ。
けっこう珍しいキャラがけっこうお安く。

私が以前から欲しかったキャラだったんで「これは掘り出し物か!」とドキドキしながらよく見てみたらなんかおかしいんですよ。
箱がボロボロになっているんですけど、なんと言うか、新しい品をむりやりグチャッとやってゴシゴシして汚くした感じで。
印刷部の表面にはツヤがあり、印刷の内容には退色も変色もなく、箱自体の紙素材も綺麗で茶色っぽくなる変色などもなく表面の荒れもない。
箱の透明樹脂製の窓はそれなりに傷があるものの透明度が高い。
つまり経年劣化が起きていないんですよ。20年以上も前のG1TFの箱なのに。

で、調べてみたら案の定ニセモノでした。

数十分後にその品をもう一度見ておこうと戻ったらその品はすでに誰かが買って行ってしまってました。
買った方がニセモノだとわかってその値段を納得して買ったならば別に何も言う筋合いはないんですけど
もしも本物だと思って買ったならば問題だなぁと思った所存。
本物だったならばあの状態でもけっこうお安かったけれど、ニセモノでパッケ破損の品としてならばけっこうお高い値段がついていたので。


このように近年、大きな専門ショップや玩具イベント、ネットオークションなどで巧妙な偽物が『本物』として売られているのをしばしば見かけます。
売ってる側の過失にしろ故意にしろ、こうなってくると買う側がそれを本物か偽物か判別できなければまともな買い物はできなくなります。

以前別件で偽物を本当に本物だと思ってプレミア価格で売ってる有名大手ショップがあったのでなかなかショックだったんですよ。(´△`;)
お店に本物かどうか確認してみたらその後「無版権品」と注意書きが加わったので本当に気付いていなかったようで。


そんな訳で、G1トランスフォーマーに憧れて当時物を買ったりする方々に是非チェックしておいてほしいサイトがこちら。
Comprehensive G1 Counterfeit / "Knockoff" ID Guide

ここは以前ご紹介したことがありますが現在でも細かく更新されているので非常に参考になります。
英語ページですので、英語が苦手な方は辞書や翻訳サイトなどを活用してでも是非御覧ください。

こちらでは偽物が存在しているG1トランスフォーマーの名簿一覧と、目で見て差異が判断できる物には細かい見分け方も載っています。
各項目のリンク先も要チェックです。
細かい差ながらネットオークションの写真からでも判別できるような違いなどもチェックされています。

欲しいと思っているG1TFがこの中に含まれているならば、判別ポイントを覚えておけばショップ店頭やイベント会場でも判別できるようになるでしょう。
モバイル端末をお持ちならばその場で確認するのも現代的でカッコイイかも。

ともあれ本物だと思って大枚はたいて買ったらニセモノだったなんてことがあったら馬鹿らしいので
この知識を身につけて自衛していただきたい所存っす。


それにしても以前は売る側も買う側も限られたマニアばかりでこういう情報はけっこう行き渡っていたんですよね。

でも近年は大型専門店の台頭により雇用店員のライト化
(以前のマニアショップはお店の絶対数が少なかったので経営してる店長さんも店員さんも少数精鋭のヘビーマニア揃いで
来るお客さんももちろん強度のマニアで彼らの雑談などによる情報交換によって極めて専門的な知識を共有するコミュニティが形成されていたわけですが

最近の大型マニアショップの雇われ店員さんの多くはツッコんだ専門的知識には疎くお客さんもライト層でしかも彼らの間には雑談のひとつもない訳です。)
中古トイ市場の拡大により確信的なプレミア商品の偽物
(商標まで本物そっくりに作られたデッドコピー)の量産、
そしてイベントやオークションでそれらを高く売って売り逃げようとする業者…どころかそういう目的の一般人まで増えてきている時代です。

「どう見ても以前写真で見た本物と同じ」とか「こんな高いプレミア価格が付いてるなら本物だろう」とか
「こんだけ有名な専門店で売ってるんだから本物だろう」などの
一昔前ならば通用した判断方法は、最近はやめておいたほうが無難です。


いざという時に個別の判別ポイントを忘れたという場合には、上で私がやった「箱が古いかどうかの判断」もけっこう正解率高いです。
20年以上前の品ならばたとえデッドストックでも箱が湿気吸ったり素材が劣化したりは避けられないものなんです。
そういう品は、こう、ピカピカなんだけどなんかシンナリとしてるというか…違うんですよ。
新しく作られたニセモノはパリッとしすぎてる。シャープでグロスでカドが立ち過ぎているんです。
これは感覚的なものなんですけど数多く古品を見ていればおのずと判別できるようになると思います。

そんなわけで皆さんもG1TFを買う時は気を付けましょうね!濡(゚□゚;)



日々の覚え書きなど 書き忘れ分

私が買うような趣味の商品って特定のお店で商品を買うと特典がもらえるっていう店舗特典付きがわりとあるんすよ。
こないだそういう特典目当てでとあるお店に行ったら商品自体はあるんですけど
商品まわりやレジを見ても特典についてまるで告知がないんです。

もう特典は終わっちゃったのかなぁと思いつつレジを見てみると、レジ係はずっとノートPCやってるいかにもオタク風の人。
他に店員さんはさっきから商品在庫を抱えてテキパキ歩き回ってるピシッとした髪型の社員さんっぽい人。

なんかピンときて、忙しそうなとこ悪いけど社員さんっぽい人のほうに「これの特典ってまだありますか」と聞いたら、レジに持って行ってこんな会話が。

社員さん「これの特典どこだ」(レジ下の引き出しを開けて中を端からチェックしつつ)
レジ係「それ特典なんてないですよ」

しばらくしたら社員さんが特典を探し出して来てくれて無事もらえました。

こりゃきっとあのままレジに持って行ってたら特典なしってことになってたんでしょうなぁ。(´△`;)
ていうかあの調子だと買ったのに特典もらえなかったって人がいたんじゃないでしょか。

とりあえず特典付き商品について学んだこと。

一、店頭でどう見ても特典なくてもとりあえずお店の人に聞いてみよう。
二、聞くのはピシッとしてる店員さんにしよう。





Sijimiya Konoha & Yukaina Brothers. Presents
"Professor Rilalah @General Science Academy"