ギャラリー★
アリスアドネ
今回は昨冬WFで買って来た武装神姫っす☆G(>▽<)
そんなわけで今回は重戦車工房/ミリワークスさん製作でワンダーフェスティバルにて販売されている武装神姫改造パーツシリーズの1体、
アリ型MMS・アリスアドネ。
蟻モチーフの3rd素体用パーツと、蟻モチーフの大型武装セットです。
ちなみにガレージキットですので未塗装未組立のレジンキャストのパーツ状態で販売されます。
なので完成させるには、レジンキットを組み立てるスキルと工作道具と材料と塗料一式、そして各種ジョイントパーツとMMS素体が別途必要となります。
こういう完成品状態で売ってるわけではないので気を付けて!
あと色指定とか特にないから今回のカラーリングは私が好き勝手に色設計したものなので気を付けて!
○ ○ ○
バイクモード
まずはメイン形態。
武装パーツを組み立てて完成するバイクです。
この武装パーツで組み上げられた支援メカはアントローダー・アドネスという名前のようです。
パッケにはALICE/ANT/ADNEという表記もあるので
神姫がアリスで支援メカがアドネスであわせてアリスアドネと呼ぶのかと思うんですけど実際のところどうなんでしょ。
説明書によると前輪の両側に付いてるのはショルダーガンという武器で、後輪のほうのはマフラーだそうです。
マフラーはなんかタンクのような形してて蓋のようなディテールもあって燃料なり電池なりの増槽にも見えるので
脳内設定で楽しめそうっすね。
ショルダーガンとマフラーをとっぱらうと意外とシンプルなバイクらしいバイク本体が現れます。
肢がタイヤになった蟻だと思って見ると体型はたしかに蟻そのもの。
いやむしろメイン形態ですでに肢を前後に伸ばした蟻の姿になってるんでしょうか。
蟻の目にあたる部分はキットでは他のパーツと同じアイボリーっぽいパーツなのですが
私はヘッドライトという自分設定で独自にクリアパーツ化しました。
金色の箇所は方向指示灯という想定で。
ただ、まあ、神姫バトル用の戦闘車両にそんなのが付いてるんだろうかと考えると無いような気もしますが(^^;ゞ
バイクモードにライドオン
ここで神姫が登場っす。
関節技球体ジョイントを利用したハンドルを両手で握り搭乗します。
ちなみにペダルの類はないので「なんちゃってライド姿勢」ですが
しかしもしペダルがあったとしたらそれに合わせてライドオン姿勢にするのは至難の技と余裕で想像できるのでこの仕様で良かったと思います。(^^;ゞ
後方から
マフラーのボリュームでなんだかすごいことになってます。
ここでさっきから写真に写っているものの、キットには含まれない自作パーツの御説明をば。
スタンドパーツ。
これらは私が自作した物で左の大きいのは後輪にセットすることでバイクが自立できるようになります。
(※説明書ではdi:stageを2セット使用することが推奨されています)
右のは前輪のショルダーガンにセットする物。ショルダーガンは一軸で前輪に刺さっているのでバランス崩すと垂れ下がってしまうので。
材料は2mmの針金を曲げていい感じにバランスが取れる形にしたらリベットとスプリングとワッシャでかっこよく装飾して出来上がり。
そしてさらに追加武装にコトブキヤのM.S.Gガトリングガンを二基用意しました。
アドネスのカラーリングにあわせて赤いラインを入れ、各部のジョイント穴に合う関節技球体ジョイントの6mmを設置。
これでさまざまなポイントに取り付けることが可能になりました。
てことでダブルガトリングを装備。
さらに神姫をキットに付属するフルフェイスヘルメットに換装。
かなり強そうになった!濡(゚□゚;)
フルフェイスメットは女の子の顔が見えてるオープンフェイスヘルメットのヘッドと違い
頭の側面に大きな目のようなディテールが施された、いかにも虫という感じの頭部です。
MSGは拡張装備できるようにいじっておくと本家の神姫もお手軽に重武装化できるのでオススメっす。
この角度で見ると蟻on蟻というなんだか面白い絵面に。
ところでこの蟻ヘルメットをもっと正面寄りから見ると普通は目だと思わないような場所が目のように光っていて…
というわけでフルフェイスメットを正面側から撮影。
いかにも戦闘マシーンだと光ってそうな所にバイザー状のスリットがあったので蛍光レッドで塗装。
ちなみに実際の蟻って頭側部にあんなに大きな目があるのに、主に地中という暗所で活動するため視力はほとんどなく
その替わりに強力なコンパスとセンサーと地形把握能力とそれらすべてを記憶するメモリー能力で行動してるんすよ。
なのでうちでは「その特性を参考にした構造になっていて目のような形状の凸部分は触覚部と同様の小型センサーコーン」という脳内設定を起こし
どちらも外装に合わせた銀色の配色にしてみました。
で、形状的に目だと思えないところがいかにも目っぽく光る配色が正解だと思ったのでこのようになりました☆('▽'*)
うーん、トロンプルイユ。
ということでようやく神姫のほうを御紹介。
アドネスのほうはいかにも蟻っぽい真っ黒をメインカラーとしたので、神姫のほうは対照的にカラフルにしました。
この細いバイザーのあるメットをかぶりピンヒールのような外骨格で変形バイクが相棒ってのは
個人的にナイトセイバーズを想起するのでああいうカラーリングにしても良かったかもしれないっす。
蟻バイクは殺人蟻のイメージでメタリックレッドにして神姫はメタリックブルーの装甲、とか。
二体目作るならそれっすね!
背中の蟻腹のようなバックパックの下はこうなってます。
スーツの背面にも細かくディテールがあるのでかっこよく塗り分けてみたら
実はバックパックは接着固定する指定で二段上の写真のようにほとんど見えなくなる罠。Σ(=ロ=;)
でもウチのはいつのまにか着脱できるように仕上がっていたので接着してないから外せますが。(^^;ゞ
オープンフェイスのほうはこんな感じ。
金髪碧眼でいかにもアメリカっぽい色のスーツ。
このカラーリングはマーブルヒーローの大御所の一人、蟻なヒーローであるアントマンをリスペクトしています。
ナイトセイバーズよりもまずアントマンのほうに逝ってしまう私の嗜好めっちゃCool。Hooo!
顔はキット状態から改造してあります。
↓のパッケ絵で白い歯見せて笑うドヤ顔のお姉さんという印象を強く刷り込まれましたもので。
で、キットの顔パーツ見たら眉根を上げてニッコリと口閉じて笑ってたんで
もっとワイルドなお姉さんが欲しいと思い、このように。(^^;ゞ
眉のラインを変えて、口を開けて笑っているように削り込み、歯が見えてるように白く塗ってます。
作業したのがけっこう前なのでうろ覚えなんですが、たしか輪郭も削り込んで鼻のラインも変えたはず。
あ、唇まわりにはパテ盛ったかも。
素体については3rd tall素体と指定されているんですが、今はネイキッド素体が販売されていないので
今回はラプティアスのボディを使いました。
ラプやんは3rd tall FLESH ver.4で白人女性っぽい感じの肌色をしています。
ミリワークスさんのカラー成型肌パーツはver.2対応がデフォのようなんですけど
私が買ったキットの肌部パーツはアイボリー色だったので好きな色に出来てラッキー!くらいの勢いで改造、着色までいってます。
肌部への塗装はガイアカラーのノーツフレッシュをだいたい六割 + Mr.カラーのピンクをだいたい四割で調色し筆塗り、
仕上げにMr.トップコートつやけしを吹いたらだいたい同じ肌色に仕上がりました。
FLESH ver.4の塗装レシピとして自分もこれは覚えておかなくては。
○ ○ ○
エクソスケルトンモード
アドネスを組み替えて二足二腕型にし胸部のジョイントを神姫の背中のジョイントと接続して完成!
いわゆるパワーローダー形態。
拳だけはこの形態専用のパーツで、他の形態では余剰になってます。
それ以外のパーツは全てバイクと同じパーツで構成されています。
キットにはさらにアドネスの脛の内側に取り付けて神姫の足をかけて追随させるサポートパーツが付属しているのですが
私の組立ではちょっと無理だったので使用していません。(^^;ゞ
このモードがあるので神姫とバイクの色はまったく違う物にするべきと思ったんですよね。
もし同じ系統の色で塗ったら視覚上まざっちゃうと思ったので。
しかしアドネスの色、こうして人型にしてみるとファイズすぎてなにより私が驚いたっす。(^^;ゞ
単に、蟻だからメインは黒、メカ部は金属色の銀とガンメタル、なんかモノクロで地味だから挿し色には派手な赤を、
って極めて順当に色設計を組み立てただけで、何の思惑もなかったんですが。
そうそう、写真をよく見ると腕や足の赤いラインや白文字デカールが体の中心側には貼ってないのがわかると思いますが
これは二個ずつ存在するパーツのどっちがどっち側なのかわかりやすくする処理です。
実際には同型パーツなんですが、素人製作なので穴開けや擦り合わせの際にそれぞれ片方側に適してるように偏ってしまったので見分けがつくようにしました。
ちなみにこの形態、踵の構造と自重が重すぎの二つの理由で自立はできません。
なんとアリスアドネは全体で500gにも達する重量級神姫なんすよ。
キャストむくのパーツ群でこの図体を組み立ててますからね。
写真でのスタンドはfigma付属スタンドを限界まで締め上げて使っていますがバランスはギリギリで正直言って危ないです。
di:stageを2セット使用してベースを作るの推奨です。
あ、ちなみに私もちゃんとdi:stageを準備してあるのですよ。
ただ真っ黒くてデカいベースが足元にあると置き場所的にも見栄え的にも写真撮りにくいから
小さくて透明なfigma付属スタンド使ってますが。
肩のナイトメアのロゴはアルミ地シールで作ってます。
バイクのこういう英字ロゴって必ずメッキなのでそのイメージで。
全身の赤いラインは塗装では無理なので反射シールを切り出して貼ってます。
反射シールなので照明の当て具合でかなり不気味な光り方をします。
残念ながら反射してる写真は一枚もありませんが。(ぉ
いい笑顔。
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アントモード
アドネスはパーツを組み替えることでなんと蟻そのものへ変化!
メカ昆虫というのはいつ見てもトキメきますね☆(´▽`*)
なお、この形態の組立はこれで正解なのか自信ないです。
説明書の写真を見るかぎり同じパーツ配置になっているとは思うのですが関節パーツのおさまりがなんかおかしい気が。
ということでアントローダー・アドネスは、バイク、人型パワーローダー、メカ虫へと三段変形。
すごいプレイバリューだ!
神姫も別ヘッド付きで色々いじり甲斐があります。
ところでキャストキットを組み立てられる方ならば、このキットを見てまっさきに気になる事と思うのですが
このサイズのキャストキットをこんなに組み替えて強度や塗装は大丈夫なのか?と憂慮されることでしょう。
まず強度ですが、パーツ自体が細かったり薄かったりする部分はないのでパーツが破損することはまずないと思います。
関節の抜き差し、可動も工作段階でクリアランスを調整しておけば危ない箇所はないです。
ただし飾る時にエクソスケルトンモードとアントモードは自重が重すぎるので複数のスタンドを駆使して補助しなければ重さが集中する関節がありマズいです。
破損はしないと思いますが、ある程度ポーズを保持していても重さに関節が負けて急に垂れ下がることがあります。
で、立たせてある状態で一ヶ所でもそうなるとその衝撃で全身の関節がくずおれます。
バイクモードならばピンで固定する箇所も多く重心も低く重さが分散されてもっとも安定するので飾っておくのにオススメの形態ですね。
そして塗装ですが、これはもうレジンキャストで出来てるガレージキットの宿命として無理です。
このキットに限ったことではなく塗装が必要な可動物GKの宿命なので。
(※なのでその対策の一手法として可動物GKの一部では成型色で塗装がいらないカラーレジン化が進んでる訳です)
組み替えしててパーツが擦れたり反ったり捻れたりした時にそれなりの確率ではげます。
なお確実にはげるわけではなくそれなりにです。
あと色によって塗膜強度だか食い付きだかに差があるようで、黒がけっこうはげますね。
気付くと塗膜の一部が1mmぐらい欠けてたり。
そこで今回私は塗装がはげたらすぐ塗り直せるようにガンダムマーカーの黒を買って来ました。
これけっこう便利っす!
遊んでて剥げたらすぐ塗る。気にならない。
アクティブに対処していきましょう!
この写真の時点でかなりあちこち塗り直してますけど、真っ黒だし遠目なこともあって気になるような激しいレタッチ跡は出てないですよね。
神姫バトルが一戦終わって「やったな相棒、次も頼むぜ!」みたいなイメージで。
○ ○ ○
ナイトメア神姫と言えば、以前作ったジェリージェーンとツーショット。
今後も増やしていきたいっす。
ここからはキットではなく私自身の作業手順の話なんすけど
今回作っててわかったのは、顔が出来てないとどんだけ色を塗って完成が近付いていってもテンション上がんないってこと。
たとえばキャラ絵を描いてると目のペン入れが終わるまでキャラが生きてるようには見えなくてテンションあがんないじゃないですか。
おそらくそれと一緒の原理かと思われ。
そこで次のナイトメア神姫をまずは顔だけ作ってみました!濡(゚□゚;)
左はJJ。以前のから手直ししたんですけどjpgだと潰れちゃってさっぱりわからないですね。(^^;ゞ
しかも照明が悪くて色の濃い所が黒く写っちゃってるっす。
右が次作るマイムマイム。
やっぱ顔が出来てるとテンションあがるっすね!
マイムマイムは装着するアーマーを組み替えるとヤドカリになるというこれまた楽しそうなギミック搭載!濡(>▽<)
そしてヤドカリメカならば某帝国のようなマークをつけるという渾身のギャグを披露するべきかと思い新しいマークを製作。
うん、これならなんとなくアレを想起させるけどただ五角形なだけなんで意匠的にはたぶん大丈夫っすね!
イェ ノット ギルティ。
…っていうか私が作ってるのは単に自分で遊ぶ用の自分製作品だから何貼ってもかまわないのでは、って今気付きました。
もっと早く気付いてしかるべきだった。
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そんなわけでアリスアドネでしたー☆G(>▽<)
キャストキットでありながら驚異の三段変化大型武装!
デザインもハイクォリティな逸品!
ミリワークスさんは仮想神姫メーカー「NIGHTMARE(ナイトメア)社」の神姫を続々リリースされています。(現在6タイプ)
当アカデミーは重戦車工房/ミリワークスさんを応援しています☆G(>▽<)
・ ・ ・
2012.07.追記
ホワイトバンデイジも完成しました☆G(>▽<)
Sijimiya Konoha & Yukaina Brothers. Presents
"Professor Rilalah @General Science
Academy"