新幹線ロボ臨時発車
ヒカリアン補足

(※2003年初頭改訂。)

 
 ●『電光超特急ヒカリアン』
 
「皆様、大変長らくお待たせ致しました。
ただいま到着の車輌は臨時発車、5番線『超特急ヒカリアン』増結車輌でございます。

『超特急ヒカリアン』は2000年をもちましてシリーズ終了いたしましたが、2002年にキャラクターを前面に押し出した形で電光超特急ヒカリアン』となり再開いたしました。
今回はそれに伴う補足でございます。」

「左はレギュラーサイズのキャラシリーズのウエスト。
今回、ヒカリアンは全員名前が変わりまして、前シリーズで
『ウエストのぞみ』だった彼は今回『ライトニングウエスト』となりました。

それにしましても
『山陽新幹線500系のぞみ』がモチーフなのに『ライトニングウエスト』という名前では子供達に車輌名を覚えてもらえなさそうです。(^^;ゞ
ライトニングウェストって直訳すると雷西って、ぜんぜん意味わかりませんし。」
「ヒカリアン・ワンポイントレッスン。
『ウエスト』の『エ』は、小さくない大きな『エ』を書いて『ウエスト』ですわ。」
「ぇ!?Σ( ̄□ ̄;)」
「さて、中央のモノは2002年度ユーメイト社製『HIKARIAN Jr. Series 01 ライトニングウエスト』でございます。
前シリーズ期にユージンから発売されておりました
『超特急ヒカリアン ジュニア 03 ウエストのぞみ号』と基本的に同じモノでして、車輌側にプルバックエンジンを搭載していて自走が可能となっております。

ちなみにこのシリーズ、前期において主役キャラだったのぞみは今回は『HIKARIAN Jr. Series 02 ライトニングノゾミアン』となっており、ドジラスも『HIKARIAN Jr. Series 03 ブラッチャールドジラス』として健在ですわ。」
「そして右の小さいのは今期になってから完全新規で起こされた完成品変形トイ付き食玩『超変形ヒカリアン A ライトニングウエスト』です。
ラインナップは他に
『B ライトニングノゾミアン』、『C ライトニングツバサアン』、『D ライトニングイーフォーパワー』となっています。

これはかなり丸っこく造形されてて、アニメでケンタくんと歩いているウエストにイメージ近いですね。」
「でもそのぶん新幹線形態があまりに可愛らしすぎです(笑)。」
「アチラを立てればこちらが立たず、ですネ!!
でも本編では新幹線になってる印象はあんまりないんで小さいのが一番イメージに近いような気がします(笑)。」
「『ライトニングウエスト』のホーム後方より、『電光超変形ライトニングガルーダ』(2002年トミー社製)の到着でございます。
ただいま飛行形態
『スカイガルーダ』にて到着です。」
「写真で『スカイガルーダ』が乗っかってるリニアカタパルトは別売りの基地、『ヒカリアンステーション』と組み合わせることも出来ます。」
「そしていよいよ合体です!」
「ジェット形態の『スカイガルーダ』が、ロボット形態の『ガルーダフレーム』に変形。
そして胸部に
『ライトニングウエスト』がライントニングインすることで巨大人型兵器『ライトニングガルーダ』が完成いたします。」
「オリジナルデザインの巨大飛行メカから変形する人型兵器の胸に500系新幹線のノーズが生えてるという実に斬新なデザインです。
なにせ新幹線である要素がロボ全体の一割程度!
合体新幹線ロボの新機軸、まさに新世代合体新幹線ロボです☆G(>▽<)
「なかなかスパルタンなフォルムでカッコイイですわね。
オモチャ的意匠の少ないSFちっくなフォルムは本当に斬新ですわ。
特に
スネがいやに細いというのは合体ロボとしては有り得ないと思えるほどに稀少です(笑)。」
「『ガルーダフレーム』に『ライトニングウエスト』が合体している様子を激写ですわ。
御覧のようにヒカリアンに変形する車輌先端部分だけが合体しております。
それにしましても後姿の『ライトニングウエスト』の足がなかなかかわいらしいですわ。(*^-^*)」
「しかし本当に、新幹線の先っぽが何の脈略もなく飛行変形メカの胸部に刺さっているってスゴい状態ですよね(笑)。

これがタカラさんのトランスフォーマーや勇者シリーズだったら、他にも新幹線やその他の電車系のモノに合体したり、そうでない場合でもなんとなく電車属性っぽいデザインのモノに合体したりするじゃないですか(笑)。
しかしコレがトミー流なのですね。

それからトミーさんのトイはディフォルメ体形のモノでもなかなかハードディテールなのが嬉しいですね。
マーキングシールもアニメロボット的でなく、文字がズラズラ並んだデザイン系でカッコイイです。」
「ちなみに『ガルーダフレーム』には『ウエスト』以外では唯一『ライトニングウインダッシュ』だけが何故か合体できますわ。」
「そう言えば、アニメでは一度ブラッチャー軍団の『ブラックエクスプレス』(←(^^;ゞ)がガルーダフレームにライトニングインしてガルーダを奪おうとする回がありました。
ところが、『ブラックエクスプレス』はボディがデカいためツマってしまい合体出来ませんでした(笑)。

実際のトイでもその通りでして、なかなかウマい演出でしたネ☆G(>▽<)」
「さて、それではココで『電光超特急』版の『ヒカリアン』のキャラシリーズのラインナップをおさらいいたしましょう。

レギュラーサイズのキャラシリーズはほとんどが前シリーズからの仕様変更版となっております。
主役には武器が追加され、ブラックエクスプレスには黒目のプリントが追加、SLコンビは炭水車がオミットされるなどされておりますが、車輌本体はそのままです。

以下に列挙する商品名の後に()で車輌型式を記したモノは実在の新幹線関係のどの車輌に該当するのかを表しております。そして※の後には実車輌の簡単な解説をつけたりもしました。
また()がないモノは他の路線や私鉄、SL、オリジナル車輌になっておりまして、このページの主旨をわかりやすくするために省略させていただきました。

●LN−001 ライトニングウエスト (山陽新幹線500系のぞみ) ※2代目のぞみ号。

●LN−002 ライトニングノゾミアン (東海道・山陽新幹線300系のぞみ) ※初代のぞみ号。
●LN−003 ライトニングツバサアン (山形新幹線400系つばさ)
●LN−004 ライトニングヒカリアン (東海道・山陽新幹線100N系ひかり) ※グランドひかり、付随車4両が全て2階建て。
●LN−005 ブラックエクスプレス
●LN−006 ブラッチャールドジラス
●LN−007 ブラッチャールウッカリー
●LN−008 南海ラピート
●LN−009 特車隊ドクター (電気・軌道検測試験車925系ドクターイエロー)
●LN−010 ライトニングイーフォーパワー (東北・上越新幹線E4系マックスやまびこ)
●LN−011 ライトニングウインダッシュ (試験車両WIN350) ※500系の基礎となった試験車輌。
●LN−012 ヒカリアンタイショー (東北新幹線200系やまびこ)
●LN−013 コダジイ (東海道・山陽新幹線0系こだま) ※昭和39年10月1日に開通した初代新幹線。
●LN−014 ブラッチャールユーロ
●LN−015 特車隊ポリスウイン
●LN−016 シルバーエクスプレス
●LN−017 ブラッチャールスター
●LN−018 特車隊ファイヤーネックス
●LN−019 特車隊イーワンスナイパー
●LN−020 ライトニングバスターセブン ( 東海道・山陽新幹線700系のぞみ ) ※3代目のぞみ号。
●LN−021 ケーくん (東北新幹線200系やまびこ) ※E2系を参考にリニューアルした200系。
●LN−022 ヒカリアンX
●LN−023 ライトニングイースリーレーサー  (秋田新幹線E3系こまち)
●LN−024 ライトニングイーツージェット  (北陸・東北新幹線E2系あさま)


以上です。

『LN−015 特車隊ポリスウィン』は『LN−011 ライトニングウインダッシュ』と同じく『(試験車両WIN350)』をモデルとしているのですけれど、なぜか実在しないパトカー風のデコレート車輌になっているので実在の新幹線としてはカウントしませんでした。

『LN−019 特車隊イーワンスナイパー』は『(東北・上越新幹線E1系マックスあさひ)』である前シリーズでの『005 E1系マックス』の金型を使用しているのですが、電光シリーズにおいては特車隊のスナイパーとして軍隊チックな深緑色のオリジナルカラーになっているので実在の新幹線としてはカウントしませんでした。

『LN−017 ブラッチャールスター』は『(高速試験車両952系スター21)』である前シリーズでの『021 スター21』の金型を使用しているのですが、電光シリーズにおいてはブラッチャーの一員として黒を主体とした悪役カラーになっているので実在の新幹線としてはカウントしませんでした。」
「それから、今期もテレビくんスペシャルが発売されています。
『ヒカリアン めばえ 幼稚園 テレビくんスペシャルセット01 クリスタルライトニングウエスト 武器セット JHRヨーヨー』というスペ〜シャルなセットでぇす。」
「前のシリーズでも、当時主役だった『のぞみ号』のクリア成型のテレビくんスペシャルがありましたよね。
今期の『のぞみ号』は『ライトニングノゾミアン』という先輩役に身を引きましたが。

そして今回のアイテムは晴れて主役になった『ウエスト』のクリア成型のアイテムですのね。」
「ええ。
そして同梱されております『JHRヨーヨー』は劇中でケンタ君が持っているエレクトリックヨーヨーなんですが、なんとこのセットでしか手に入りません。

またアニメで使っているのにキャラシリーズのトイには付属していない他のメンバーの武器が2個入っています。
まずは『ライトニングノゾミアン』用の『ライオソード』。
そして『ライトニングイーフォーパワー』用の『バッファロースピア』です。
『バッファロースピア』は差し替えでホウキにもなります(笑)。」
「補足です。
以前の記事の後にさらに『ヒカリアン めばえ 幼稚園 テレビくんスペシャルセット02』も登場いたしましたわ。
今回のメインは『カラーメタリックライトニングウエスト』というアイテムでして、全身銀色メッキの上から透明塗料による設定通りのカラーリングが行なわれた珍しい仕様のアイテムです。」
「そうっすね。
今まで作られたヒカリアンのメッキ仕様のモノは『金ピカ』や『銀ピカ』と呼称されるとおり、金や銀の単一色でしたものね。」
「他の同梱品は、上で御紹介した『ライトニングガルーダ』の肩部分に装着することで劇中に登場する『ライトニングガルーダMkU』を再現できる『ガルーダMkUユニット』。
そして『武器セット』と『おもちゃビデオ01』となっております。」
「今回の武器セットはなんとサブキャラ4人分!
『ライトニングツバサアン』用の『ウィングシールド』。
『特車隊ドクター』用の『メディカルシールド』。
『ブラックエクスプレス』用の『暗黒マシンガン』。
『ブラッチャールユーロ』用の『ユーロステッキ』です。
個人的には『暗黒マシンガン』がなによりうれしいです☆G(>▽<)」
「続きましては懸賞品についての補足ですわね。」
「前回、私があいまいなコトを言っていた『スター21』のメッキ版はやはり実在していました。(※どうやら銀ではなく金だったようです)
他には『こだま号』の金ピカメッキ版もありました。
そして『ウエスト』のブラック成型版も存在します。
また金ピカメッキの『ウエスト』と『ライトニングガルーダ』もあります。

いずれもキャンペーンや懸賞の品のようでして市販はされていません。」
「まぁ。
それでは前期の
『超光限定セット てれびくんスペシャル』『ウエストのぞみ 銀ピカバージョン』も含めますと、『ウエスト』のカラバリは銀ピカ金ピカクリスタルブラックカラーメタリック通常カラーと、6種類もあるのですわね。

一同に会したらさぞ壮観でしょうねぇ。
見てみたいものですわ。」
「いや、さすがに私も金ピカとブラックはゲットできてませんヨ。(^^;ゞ
出来る予定も予算もないですし。

でも6色ゲットしたら、ソレにガルーダフレームの通常カラーと金ピカの2色もゲットして、合体組合せをしまくって撮影して並べてみたいですね(笑)。
組合せは全部で12パターンですか〜。('ー'*)」
「このはさんはアテにならないようですので、どなたか実践して見せてくださいね。」
「そしてメッキ物のさらなる補足です。
『超特急ヒカリアン』だったころの『ビデオパック』という物の3巻シリーズ各巻に『銀色メッキつばさ号』、『金色メッキE2ジェット』、『銀色メッキブラックエクスプレス』がそれぞれ付属していたそうです。
まさかミュージックショップで販売された商品にそんな限定品があったなんてまったくの盲点でした☆G(>▽<、)

また『ポリスウイン』の金ピカ版もあったそうです。」
「以上に関しましてはシニアさんのヒカリアンサイト、ヒカリアンシニアさんを参考にさせていただきましたわ。
ありがとうございました。」
「ありがとうございました〜。m(_ _)m」
「ただいま到着の車輌は以上となっております。
次の便の到着までは今しばらくお待ちください。」
「お待ちくださーい。
んでわまた。
バイバーイ☆(^-^)/~~~」


このコンテンツの内容は当アカデミー独自の資料と見解によるもので、
トミー、他関係各社とは一切関わりありません。

また、商品の画像の権利は作品の著作権保有者、及び販売会社にあります。
当ページで紹介した絶版商品に関する
関係各社及び当方へのお問合わせは御遠慮下さい。

当ページの内容の個人的利用を除く2次使用(複製・配布)を禁止いたします。

当アカデミーでは正しくウィットな資料と見解の提示を目指しております。
当ページの内容に誤りを発見されましたらば是非御指摘ください。

メール

トップページへ