ギャラリーTOMY★
ゾイド以外にも数多い!当アカデミーで御紹介したTOMY(旧トミー社)トイの魅力をピックアップした特別編。
独特のSF感覚デザインとメカニカルギミックの融合はまさに近未来に手がとどく憧れの具象化っす!
今でもトミーサイドのプロダクトにはこの魂が宿っているのが感じられるっすね!
コマンドロンズ
今回はハッピーミールトーイコレクションから味わい深いアイテムを御紹介ー。
その名はCOMMANDRONS。
米マクドナルド1985年HMT。
それぞれオリジナルイラストの配されたブリスターにパックされ頒布されてたようです。欲しいけど残念ながら未ゲット。
ビークルモードではプルバックゼンマイによる高速走行、
そして変形したロボモードではトコトコ歩行を実現したテクニカルなオマケです。
ところで左のはF-15とポルシェなんだろうけど…右のはもしかしてスターデストロイヤーとミレニアムファルコンですか??(汗
名前は左からMagna、Motron、Velocitor、Solardyn。
ロボットモード。
全員、手がペンチ!しかもメッキペンチ!!
かっけぇーーー!!
この状態で総員トコトコ迫ってくるさまは(ある意味で)かなりの迫力!
てか顔こわすぎ!
しかも手はペンチ!!
こいつらとは意思疎通できる気がしません!
ところでこれ、よく見るとTOMY JAPANて刻印が。
トミーさんこんなんも作ってたのか!
これがロボモードでのトコトコ歩行の秘密システム。
ビークル状態で床に置くとダイレクトに車輪に動力が行って走るんですが、
立てると腹の白いスイッチが自動的に飛び出してギアチェンジ、
上写真の白い足(?)が交互に漕ぐように出てきてトコトコ歩くという仕組み。
さすがは動力トイの高天原、トミーのアイテム!
凝ってます。
しかしふと思ったんすけどF-15って変なロボ多いっすよねー。
ダイアクロン(TFのスタスク)とかマシンロボとかのメジャー級はおいといて。
やはり有名な機体ゆえモチーフとして選ばれやすいからっすか。
持っていないF-15ロボってちょっと考えただけでも電動変形のほか結構思いつくし。(汗
ちなみに写真のは前列左からタカラ製チョロボ、MC
TOY 製Transfo-Robot、バンダイ製スクランブルエッグ。
別に意識して集めたわけじゃないんすけど見事に一風変わったロボになるのばっかっす。(^^;ゞ
ビッグマンクス
そんなわけでグラビティーウルフ、グラビティーサイクス、グラビティーザウラーが無事国内発売された記念!
胴体の中で高速回転するホイールを動力源とする機械獣の元祖、ビッグマンクスを御紹介!
トミーの『変幻機械獣スタリアス』の『ビッグマンクス』(製造年販売年不詳。おそらく初期ゾイドの頃)。
『4つの陸上メカに変身するパワー機械獣!』(箱説より)
そう!なんと4段変形ですよ!
上段左から、マンモス、ブロントザウルス、
下段左から、モンスターバイク、スプリントザウルス。
いや、最後のスプリントザウルスってなんですかって感じですが…
それを引いてもモチーフの異なる動物とバイクへの見事な変形。
上段のマンモスとブロントザウルスはグラビティーサイクスと同じく内蔵フライホイールの回転により四肢をクランク運動させ前進します。
マンモス形態←→ブロントザウルス形態への変形ではボディ本体を縦に180度転回し、
コクピットと機銃の位置を付け替え、四肢を180度回転させて変形します。
脚の付根のラッチ機構でカチッと止まるとこに合わせるといずれの形態も難なく4足歩行をこなすという驚異のメカニズム。
(ただし歩行の要は前方にしか回転しない足の裏のタイヤにあるっす)
グラビティーと同じく四肢への動力伝達をon/offするスイッチがあり
動力ホイールにワインダーを挿した時の逆回転時や引き抜いた時の急激な加速時にギアに負荷をかけない仕組みかと思います。
下段のモンスターバイクとスプリントザウルスではグラビティーウルフと同じく動輪の回転によって走行します。
グラビティーと違うのはフライホイールそのものが動輪になっている点で、掴めば止められるところです。
(おそらく安全対策でグラビティーではホイールに触れないようにカバー内に収納するかたちにされたかと)
またグラビティーと同じく四肢への動力伝達をon/offするスイッチがあり
車輪走行状態時には四肢への動力は切られる設計。
このおかげで無駄な負荷がなく内部クランクの動きでバランスを崩すこともなく安定した高速走行をおこなえるので
手を離したら最後、壁に激突するまで止める手段はありません(爆)。
しかもモンスターバイク形態では前輪を引き出すことで発火パーツが移動し
ばりばりスパークしながら走ります!
セット内容
本体(組立て済み)、コックピット、機銃×2、パワーラック(ワインダーのこと)、シール、発火石(スペア用)。
機銃はマンモスの牙になったりバイクのハンドルになったり大活躍。
コクピットはどこが正面なのかを明示する文字通り“顔”のパーツ。
この3つを付けかえる以外は、本体をいじるだけで形状も動力伝達も変化するという革新のメカ。
で、このコクピットパーツ、一番最初のコクピットが共通だった頃のゾイドの共和国軍コクピットにそっくりで
側面には共和国軍エンブレムまで入ってます。
ですがゾイドとの関連についてはいまだ解明されていませんので今後の研究を待ちましょう。
・・・
それにしても、この文章書きながらふと思い付いてグラビティーシリーズの評判を調べたんですけど、
メチャ評価低いんでビックリしました(汗)。
見かけた否定意見をまとめると…
>>ウルフは脚があるのに車輪走行のみで歩かないからガッカリ
>>サイクスは4足歩行するけれど、脚が膝伸ばした状態の1パーツ成型のためにテケテケ歩行して変
>>せっかくの新動力ユニットなのに動きは単純化して退化しててまるで生かせてない
という感じのようで。
てかトミーさんがオフィシャルでグラビティーユニットを新開発の動力ユニットかのように言っちゃってるために
新機構でこんなものかとかえって不満が広がってるようなんですけど…。
しかし!その回転ホイールを走行/歩行のマルチ動力ユニットとして活用してる機械獣としてこの元祖ビッグマンクスがいますからー!
このデザインだとテケテケ歩行でもなんか許せますし!1体で何度もおいしいですからー!
というわけでフライホイールの動力機構を存分に味わいたいという方には
まずこのビッグマンクスがオススメー!!
今までイベントやショップで5回くらい見たことあるんで探せばもっとあると思いますー。
※記事追加。同じく変幻機械獣であるスターランナーにつきましてはこちらへどうぞー☆
ビッグマンクス追加
次のぬる〜い更新の準備をしてたらこれのことで訪れてくれる方が増えたようなので急遽追加。(^^;ゞ
あまり状態良くないから載せてなかったんすけど
ここ見て探す気になった方がいらしたら助けになると思うので箱写真っす。
ショップで積んである状態だと、左側の『黒地に文字だけの面』しか見えてない場合もあって気付けるかどうかが勝負の分かれ目っす!
箱もけっこう小さいですし。
グラビティーザウラーの箱と。
本体が組立て済みで入っているためかなり小振り。
縦13×横19.5×厚6.5cm。
左下のあたりに水色のシルエットのシールが貼ってあるんですけどこれは本体の色の表示。
茶色いカラバリがあって、それが入ってる箱には茶色いシルエットのシールが貼ってあるっす。
でも中古品の場合には箱と中が違くなってる可能性ありなんで、気になる時は中を見せてもらったほうがいいっすね。
グラビティーザウラー本体と。
モノもけっこう小振り。
胴体のネービーブルー部分の最長部で11cmぐらい。
初期共和国軍勢を大中小に分ければ大だけど、今ではかなりの小型サイズ。
コンパクトなボディにギミックの数々が仕込まれてるさまはまさに匠の技。
パワーラックは今のより長いっす。
グラビティーのラックが26.5cmで、これのは39cm。
でもなぜか先端5cmくらいのところに継ぎ目があって引き抜く時そこがモゲる、というか外れる場合ありっす。
中古でラックがちぎれてるって話があればそこが外れてるってことだと思うっす。
未使用品でも、ラックが曲がってるせいもあってか何回か引き抜くと自然にモゲるんでー。
やっぱフライホイールを楽しむならビッグマンクスだなぁ、とグラビティーいじりながら思う今日このごろっす。
箱裏面の80年代リアルプラモムーブメントが懐かしく思い出される改造例写真。
気のせいかどれも変形できなくなってるような…
今ではとてもじゃないっすけどこんなもったいないことはできないっすね(^^;ゞ
・・・
それにしてもスタリアスってシリーズ、いまだに何種類発売されたのかもハッキリしてなくて謎の多いシリーズっす。
好きだー!っていうマニアの方がいればそろそろ全容がわかってもいいころだと思うんですが(^^;ゞ
ちなみに国内のよりも海外でのstarriors(このスペルからして多分star
warriorsって意味)のほうが盛り上がってたようで
マーベルでのコミック展開なんかもやってたようです。
海外のにもビッグマンクス(runabout)もいますし、あっちのに興味ある方はどうぞー。●●●●
共和国コックピットみたいのが付いた人型のミニロボの集団とかは日本のゾイドしか知らない人にはショッキングかも。
でも超次元戦隊ラッツ(R.A.T.S)を知ってればさほどでもないかも(笑)。
STARRUNNER
レ・ミィのヘラジカブレイク(仮称)ランスタッグもグラビティーだったのを記念して…
今回はこの子の御紹介っす!
TOMY社1984 STARRIORS STARRUNNER (CODE NAME:SPEEDTRAP)
→ |
(※写真の物は付属のステッカーを貼ってません)
このスターランナーは胴体内部で高速回転するフライホイールを動力源としていて
現在のグラビティーシリーズの祖にあたるとともに先に御紹介した変幻機械獣ビッグマンクスの姉妹機です。
が、遊んでみると実はビッグマンクスともかなり趣きを異にしている機械獣っす。
(※変幻機械獣ビッグマンクスにつきましてはこちらの中段の下あたりへー。)
実はこのスターランナー、自動変形なんですよ!
仕組みは左写真の鳥型2-Legged Walkerから右写真の飛行機型Hi-Speed
Sky Fighterへの一択変形。(鳥型に戻すには手動でセット)
それでは遊んでみましょう。
まずダチョウのような機械獣にグラビティー同様のパワーラックを挿入し、引き抜き、稼働スイッチをON!
2足歩行をしようと左右の脚を交互にバタバタします!
ですがほとんど進みません!
バタバタしてます!!
そして数瞬後、鳥頭とつながっている機首のロックが自動解除され主翼展開と同時に90度転回。
その勢いで本体が前方へ90度倒れこみ高速回転するフライホイールを接地させ、それを動輪とする走行へと移行。
同時に内部ギアが切り替わり脚の動力が切れ動輪のみにパワーを集中する高速走行を実現します!
というわけでこの子じつは鳥状態のまま歩かせ続けるということは構造上できません。
飛行機型のままで走行させまくることならできます。
この点だけでも機械獣としてはかなり異質な存在と言えるでしょう。
しかしなーんかこういうオモチャ見たことあるなぁと思って考えてたんすけど…思い当たった!
これって爆転アタックロボの逆さま版ですわ!(゚∀゚)スッキリ!
コクピットのアップ。
窓がオレンジなんで金色に見えるですけどおそらく銀メッキの兵士さんです。
旧ゾイドのスタンダードタイプっすね!
ちなみにコクピットに開閉機構はなく、もしも中をいじくりたいとか思ったら分解するしかないかと。
ちなみに変形機構をよく見るとわかるんですけど
2足歩行鳥型モードの時、この兵士さんは…
なんとシッポのとこで後ろ向きの天地逆さまになって搭乗してるっす!
バイオメガラプトルのコクピットなんかメじゃないほどの乗りづらさと思われるっす!!
ちなみにこのマシン、歩行モードの時はほとんど進まないのに体を振り回すように動くんで
このマシンに搭乗するパイロットはどんなものでも乗りこなす選ばれたスゴ腕エースか
他に乗るマシンのないおちこぼれパイロットなんだろうなぁと妄想がふくらむっす(笑)。
パッケイラスト
箱上面
箱正面
すんごくポップでキッチュ。(´▽`)
ちなみに左奥に見えるコブラは機械獣ではなく武装装甲戦闘基地。
日本では見かけないものですが、向こうでは実際に商品化されていたものっす。
そしてこっちは日本で売られた変幻機械獣スタリアスのスターランナーのパケ絵。
名前はそのまんまスターランナー。
私はこれは持ってないんで写してもらった写真なんすけど、下の方が一行分ほど切れてるっす。m(_
_;)mスンマセン
米版のポップなイラストとは一転、リアル描写にハードSFの空気が漂うっす!
このへんだけでも販売戦略の違いが如実に見て取れて面白いです。
あと『ダイナミックに疾走するスピード機械獣』という惹句がシビレるっす!
ビッグマンクスは『パワー機械獣』でしたからよく特徴出しが考えられているなぁと。
ちなみに日本販売分の機械獣本体はここで紹介したようなパンチの効いたカラーではないっす。
米版 > 日本版
黒> 軍隊水色
紫> 軍隊紺色
赤> 軍隊灰色
まあ要は上のパケ絵の配色なわけですが(^^;ゞ(爆)
実物のコクピット構造がどちらかというと帝国側なのに色は共和国カラーだったというのは興味深いところです。
でも私は日本の共和国カラーよりもこの海外版の暗黒大陸カラー(ちと違うけど)に惚れたのですよー(//▽//)
そんなわけでこれはアメリカからミントで取り寄せたものなんですけど…
開けたら説明書に巣が張られてて見たこともない干からびた蜘蛛が…。・゚・(⊃Д`)・゚・。コワイヨコワイヨー
違うルートなんですけど以前TFを送ってもらった時はダニが混じってたし…。
向こうはトイホビーてジャンルが広く認知されてるんすけど(日本じゃけっこう肩身狭いっすよね)
コレクターの性質が日本と違うのか
ショップから発送する時に商品の箱に直接送り状を貼っちゃったりとか
輸送中に潰れちゃう程度の梱包とか日常茶飯事みたいなんで
レアなもんを直接買いする時はある程度の事故は覚悟したほうがいいみたいっす。(´д`;)
・・・
ところで素敵な考えにいたったので聞いてくれっす!
『戦闘機械獣』=『ゾイドと呼ばれるメカ生体で武装を持つもの』
これが基本っす!
そして
『変幻機械獣』=『戦闘機械獣の中で変形機構を有しフライホイールを動力源とする機械獣』
だと思うんすよ!!
とするとっすよ、グラビティーウルフって変幻機械獣じゃないっすか!?(>▽<)キャー!
いや、それだけなんすけどね。
あー、でも、『変幻機械獣』=『動物形態とマシン形態に変形する機械獣』だったらダメだなぁ…。
合体守護神バーミアン
今回は私も実物は持ってないんすけどずっと憧れてて今でも欲しくて探してるロボの御紹介っす!
ネットはじめた頃から検索とかしているんですけど一度もヒットしたことないんで
ここはひとつウチでネットワールドに投入してみようと思い立ちましたのですよ!
その名は、合体守護神バーミアン!!
ばばーん!
こわっ!!
特に股間!
こわっ!!
これはキャンペーン用の下敷をスキャンしたものっす!
古いものなんでお見苦しい所があるのは御容赦を。
ていうかどうやら合体した後は斜めになってバンザイするのが決めポーズのようっす!カッコイイ!!(ぇ
オオッと。
(※クワガドンだけはクワガタロボコーナーで御紹介中。
まぁそれはさておき、守護神なのに最新バイオ合体メカっすよ!
各ロボの解説読むと、それが全部合体したバーミアンはそれこそ無敵っぽいっすよ!
あとなんで合体すると地名みたいな名前になるのかはまったく不明っすよ!
デザインは6体とも統一感があってシルバーと紺色のボディにクリアレッドのパーツが配されていてなかなか近未来的ソリッド感。
でもモチーフがカブトガニ、ワタリガニ、カタツムリと他で見かけない生き物でけっこうステキ☆
んでそれらが合体して、デカい顔で手がハサミで股間にわしゃわしゃとたくましいものがついてて守護神を名乗るこのセンス!
たまらんす!!
さてさて、んで肝心のこのロボの頒布形態なんすけど
たしか十年以上前(二十年くらい?)に日清のミニキチンラーメンの何食分かのセット箱に1個ずつオマケで付いてたもののはずっす!
無理だ…。
子供がそんな数食分のキチンラーメンのセットを、それも6セットも買ってもらうなんて絶対無理っす!!
(※大人になった今ならすごい勢いで買いに走れるっすけど、という意味)
しかもたしかあっという間にキャンペーン終わって店頭から姿を消してたんで
それこそその時にまとめ買いでもしてなければ数を揃えることすら困難だったろうと記憶してるっす。
というわけでかなり斬新な形で製作頒布されたこのアイテム。
でもむしろ市販して欲しかったっす!
おまけじゃあ今の中古トイ市場にほとんど出てこないのでー。・゚・(⊃Д`)・゚・。
あと現在のチキンラーメンにもカップとかヌイグルミとかだけでなくこういうものの新しいのも作っていただきたいっす!
作ってくれたら絶対買い占めて売上げに貢献しますのでー!!
サイテックス
そんなわけでゾイドの動物型でないほうの親戚を御紹介!in
the GSアカデミー!濡(゚□゚;)
これも昔のゾイドブームの時に本家トミーから発売されたもの。
付属のブックレットにはPrinted in Japan 1986.4と印刷されてるのでそのへんかと。
ゾイドの中からSFテイストの部分だけを抽出し濃縮したような雰囲気のシリーズっす。
もうこの写真だけで萌えのたうちまわってしまいそうな素敵さ!
キットは、今これを説明するならブロックスの元祖にして超ブロックスとすら言えそうな気がするっす。
写真はサイテックスの旗手キット、『ヘリボット』のパッケージ。
写真の下の列にズラリと写真が並んでいるようにブロックスと同じく何種類にも組替えられるのが特徴っす!
そしてフタをあけたとこ。↓
も、萌え死ぬ…!!
なんて素敵な…まさに男の子の夢を詰め込んだおもちゃを絵に描いたようなパッケージ!
このパッケージだけでおもちゃ好きの方の3割は撃沈確実!!(びみょっ)
そして写真左側の中段に入ってるのは組立て済みのモーターユニット、バッテリーユニット、切り換えギアユニット。
そう、このサイテックスというシリーズ、動力で稼動します!
しかもユニットを構成する基本ブロックの中にシャフトが通っている物があって動力を好きなところで出力できるんす!!
ブロックスにも動力搭載で組み替えたうえで稼動できるものがありますが
出力できる形(つまり脚)と出力できる場所の位置(脚の付根)はあらかじめ決まっているっす。
ところがこのサイテックスではブロックを組み合わせられる形でならどこまでつなげて出力してもいいし、
出力する形も、脚、タイヤ、キャタピラ、武器、なんかわからないアクセサリーと選択肢はかなりの幅があるっす!
それではサイテックスの魅力を作り上げるキット内容を御紹介!
●まずはサイテックスの心臓部、動力&操作ユニット。
まず中央のがモーターユニット。5方向に内蔵シャフトの回転するジョイント部を持つっす。ジョイントによって回転速度が違うという芸細さ。
右はバッテリーユニット。単三2本のパゥワー。正転、逆転切り替え可。
ジョイントがあるので組み立てた物の中に組み込んでもいいし、コードを延長してリモコンとして手に持つこともできるっす。
左は切り替えギアユニット。左右上下のジョイント部への動力をレバー操作でon/offできるっす。
●お次は基本ブロック。
ここにあるのは中にシャフトの通った伝達ブロック各種。
はじっこからちょっと見えてる白い×型のコネクター同士が噛み合って動力を伝えるっす。
手前のユニバーサル伝達ブロックは曲げたり捻ったりしても内部シャフトは回転するという優れもの。
また動力のいらないところはシャフトが通っていないブロックを使い組み立てるっす。
シャフト無しには他にL字ブロック、十字ブロック、T字ブロック、3連ブロックがあって組合せ次第で組立ては自在!
●伝達ユニット各種。
タイヤは、中が赤いのは正転のみで逆回転をしないギア構造を内蔵しているんで
モーターの回転方向を操作することで直進、旋回を振り分ける動作も可能に。
隣の小さいのは出力パーツ。先端の丸い軸にローターや武器やアクセサリーを装着できるっす。
右のは十字伝達プロック。動力伝達構造の幅を広げるっす。
●これは脚ユニット。
上のが接地する足首ユニット。足底に、前には回転するけど後には回転しないタイヤがあって、脚のスイング運動を前進する力へと変えるっす!
下のは脚の付根ユニット。シャフトの回転力を振り子のようなスイング運動へと変換するぞ。
●マニピュレーターみたいの。
なんと言ったらいいのか…
機関車の動輪に付いてる腕みたいに、動力を伝えて回転する軸とアームがスライドする固定軸の組合せで腕の根元と手先で円を描きながら
先端のマジックハンドが開閉するっす!
写真の2本は軸がそれぞれ180度ずれた状態で撮影してあるんで見比べるとどう動くかわかるかも。
あと2本撮影してあるっすけどヘリボット1体につき1本しか入ってないので御注意!
こんな感じにドキワクするような趣向の凝らされた稼動ユニット群と基本ブロックで組み上げたメカに
ここでは紹介しきれない多様なSFテイスト溢れる外装パーツ群を組み合わせて自在のメカを組上げるブロックトイ、
それがサイテックスっす!
なんか長くなっちゃったんで今回はここまで。(^^;ゞ
組み立てられるメカについては次回更新にて!!☆G(>▽<)
サイテックスその2
(※前回のあらすじ。このははヘリボットを組み立てたのだった。)
そんなわけで夕陽に暮れなずむ2足歩行巨大兵器の完成だ!!濡(゚□゚;)
頭上の巨大なローターが回り、脇のマニュピレーターがチョキチョキと動き、おなかのなんか強そうなガトリングがグルグルしつつ
2本の脚で歩く巨大な雄姿はまさに威容。
ちなみに巨大っていうのはどれくらい巨大かというとこんな感じ。
左のマリンカイザーは本物です。
縮小パチとかではありません。
ヘリボットちょーでけーっ!!(゚Д゚;)
Zナイト3大装甲巨神の1体、マリンカイザーがまるでメタルフットのようだ!!(微妙な例え
(※メタルフット扱いをされて御立腹のアゴヒゲ巨神マリンカイザー。画像はプロモアニメの1コマ。)
そんなわけでヒゲロボマニアのこのはにとってこのマリンカイザーとG1スカージと星帝ユニクロンは絶対の存在なわけですが
今回はサイテックスのお話だったので我が愛しのアゴヒゲカイザーにつきましてはまたの機会に。(ぇ
さてこのサイテックス、キャノピーの中はコクピットになっていてゾイドのパイロットと同じ人形が乗れるっす。
写真ではフィーネが出てたアニメの頃にガシャポンであった1/72フィギアコレクションの彩色済み兵士を乗せてます。
左手に乗っているのはDr.デコというアシスタントロボット。(※画像右手前のグレーボディにオレンジ色の目のがDr.デコ)
ひらたく言うとスターウォーズのXウィングファイターにくっついてるR2-D2みたいなもの。(ぇ
それにつけても素晴らしい巨大感。
ゾイド系の生物的流麗さを全て削ぎ落とし、機械ユニットの無骨さだけを濃縮した姿。
巨大ゆえに作り出せる複雑な空間構成。バーチャルな機能美。
そして洗練されたモータライズとそれを制御する切り替えギアボックス&バッテリーボックスによる随意の操作感。
その“操縦している”という感覚はコクピットに搭乗しているパイロットに投影され
ゾイドや他のトイでは感じたことのない“自分の巨大ロボ”、“自分だけの巨大な相棒”という想いがわいてくるっす。
お次はバラして組み立てて、ヘリコプターけいたい〜。(ドラえもんのモノマネをしつつ)
この形態ではプロペラのメインローター、テイルローターが回転し、両脇のマシンガンらしきものがスイングしつつ
バッテリーボックスのスイッチ操作で前進と旋回ができるっす!
ちなみに全長約40cm。
しかもメインローターが30cmもあってそれがグルグル回るんで
このはの部屋ではろくに動かせやしないさ!
2段階キャノピーにおさまるパイロットの姿。
もう、ヘリと言うよりは空中戦艦といったおもむき。
Dr.デコはテイルローターのそばに搭乗。がんばれ!
そしてサイテックスの真のお楽しみ、
今回の基本ユニットを作ることで理解した構造を応用し自分だけのアイデアで作るオリジナルメカについては
次回更新にて☆G(>▽<)
サイテックスその3
(※前回のあらすじ。このはは 『そうだ、京都行こう。』 と思った。)
そんなわけなんすけど京都とは関係なしにサイテックスTOP最終回っす!
ちなみに正しくは 「そうだ 京都、行こう。」 と表記するらしいっす。
JRオフィシャルにはこう書いてあったからこっちが正しいんすけど、なんか違和感あるっす!
サイテックス応用編。
実はサイテックスヘリボットの箱写真にある沢山の組み立てバリエで
組み立て方が説明されてるのってロボとヘリだけなんすよ。
つまり他のはどうなっているのかを自分で考えて組み立てねばならんのです!
これぞ創造のSFモデル!(ちがっ
そんなわけで写真にあったアーム・ワーカーという物に挑戦!
…駄目でした!(ぇ
伝達系の寸法が合わせられなくて微妙に違うマシンが爆誕。
歩いてるように見せかけて実は3輪走行のイカすマシン。
こっからは自分の発想で自由に組み立ててみるっす!
これはこじんまりした歩行マシンを作ろうとやってみたもの。
こんなんでもちゃんと歩くんだからビックリ。
次は逆にデッカい歩行メカを目指してみたっす。
ちなみにヘリボットセットを2箱使ってます(^^;ゞ
スターウォーズの4ツ足のを目指したんすけどぜんっぜん似なかったっす!
写真のオレンジ丸のとこが回転して4ツ足を交互に前後して歩きますー。
これが組み替え分解自由自在なんだから
今見てもとても完成度の高いトイだと思うっす!
今度はハインド戦闘ヘリを目指して組んでみたっす!
さすがに5枚羽ローターは再現できないもののなかなかいい線いったんじゃないかと思うっす。(´▽`*)
ちなみに水平尾翼?はブロックの構造上、左右対称に組むことは出来なかったんでこうして組んでいるっす。
んあー、いじるほどにどんどん頭がやらかくなっていくっす〜。
ブロックで頭脳体操!
梗塞気味の脳に良い刺激が与えられて疲れてグッスリで健康増進っす!!(ぇ
あとサイテックスにはヘリボットの他にもう1つDXセットでグロスターという援護作戦用重戦車というのがありまして。
それにはたくましいキャタピラが入っているんですわ。
それも混ぜて某ガンタンクみたいのを作ってみたっす!
メカデザインの基本はディテールの収束と拡散、つまりゴチャゴチャしてるとことノッペリしてるとこのバランスが肝なわけですが
サイテックスは形を組んでいくと自然にそのメリハリが生じるってのもスゴいとこ。
小さい頃に学年誌で見たSFリアルメカジオラマみたいなのが無改造で次々作れまくりっす!
これは肩と肘にはユニバーサルジョイントの伝達ブロックを使用。
こんなポーズをさせても手先まで動力がいくという驚異のブロック式稼動メカトイっす!
そんなわけで今回は見せたいとこが多くって3回連続なんて破格の紹介をしてしまいました(^^;ゞ
いやー、サイテックスの魅力は天井知らずやで。(´▽`*)
で、実はサイテックスのメカセットは全部で7種あるんですけど
遊びまくるならまずヘリボット、そしてグロスターをおさえるのが基本っぽいかも。
他のセットにもそれにしか入っていない固有のパーツが必ずあるんで
探して徐々に買い足していくと末永く遊べそうっす!☆G(>▽<)
それでは最後にパンフの惹句をひいて締めにするっす!
たった一個のブロックから無限の世界が始まる。
遊びの未来形へ、キミもいま出発しよう。
魂虎、光らせて
※追記増やしたっす。
ぃやほーい!新しいデジカメきました!☆G(>▽<)
CAMEDIA X-550。
まだ使い慣れてないっすけど画質は随分とシャープになってる印象。
やっぱデジタルデバイスだけは古いのを大事にするより最新のに買い換えたほうが良いなぁとしみじみ思うっす。
そんなわけでカメラGETしてドキワクなこのはが今回の獲物を御紹介!
ソウルタイガーを改造して作った、名付けて、『パーフェクトレイズタイガー・アルピノ』!!
てか前のカメラ、これを撮影しようとして壊れたんす…(=▽=;)
さて、かなり面白く良い出来の発光ギミックを搭載されたソウルタイガー、唯一最大の難点、
頭部がまったく光らないってところを改造し
パーツをレイズタイガーに組み替えて白赤の配色をレイズ寄りにしてみましたー☆G(>▽<)
2枚の写真を見比べると脛の赤ラインや目までが赤く光っているようなのがおわかりいただけるでしょか。(´▽`*)
そう、光らないはずの部分を光らせたのですよ!☆G(>▽<)
仕組みは後で説明しますけど、実はけっこう反則技なんす。
けど1つの可能性として見ていただけると幸いかも。(^^;ゞ
それでは順番に御説明。
多くのゾイダー達が現在進行形で夢に見ている
おでこ、目、頬、首元がLED発光する雄姿。
製品状態でここまで光ってくれてれば完璧だった!
と、ないものねだりをしてみつつ改造したっすー。
仕掛け自体は簡単っす。
ソウルタイガーをよく見たことのある方なら物凄い違和感を感じる部分があるはずっす(笑)。
そう、レーザーネストの前の部分から、本来無いはずのレーザーチューブが2本出ているんす。
左右の頬はこれで光らせてます。
そしておでこと目は、コクピットの中をアルミテープとアルミ箔で遮光処理してLEDを入れてあります。
それでは今回の改造のメイン、レーザーネストの中身ー。
手順は、写真左側(キットの頭のほう)の銃口パーツを外してレーザーチューブと同じ太さの穴を開け、
それをレーザーネスト本体にあてがって印をつけ同じ位置に少し大きめの穴を開けて通す部分の完成。
この時、内壁が穴と重なりチューブを通す邪魔になるので一部切除してあるっす。
そしてチューブが電池ケース部をまたぐようにしてLEDの根元まで伸ばすっす。
内側のほうのLEDの光る部分の根元にチューブの切断面を当てれば、あら不思議、LEDの光を伝える新しいレーザーチューブの完成っす!
今回チューブは銅線で縛り上げ、それをケースの隙間につっこんで動かなくしているです。
頬のほうに出るほうのはじっこは斜めに切断して断面、つまり発光部を大きくしています。
そしてチューブの間を通っている2本の白いコード。
これも新設したもので基盤の出力部から生やして写真左上のチューブの下に見えている白いコネクターに繋がっているっす。
組み立てた時にはこのコネクターが頭部に内蔵したLEDにつながり
レーザーネストと連動して発光する仕組みになっているっす!
ちなみに白いゾイドなんで見た目重視でコードもコネクタも白で統一したっすけど
LEDは極性を間違えると一撃で壊れるのでどっちがプラスなのかマイナスなのかわかるように目立たない印を付けてあるっす!
で、銃口から出たチューブが頬のクリアパーツにくっついたところ。
写真では頬の白い装甲パーツを外してあります。
チューブを斜めに切断したのはクリアパーツにくっついて光る面積を大きくし発光を強くすることと、
装甲パーツの付根になるべく干渉しないようにそれを避ける目的があるっす。
そうそう、装甲パーツはキットのままだとクリアパーツの後を全部ふさぐ形になってるので
外から隙間が見えないギリギリのところまで内側を削り込んでます。
そしてクリアパーツの後にはメタリックテープを貼り付け
チューブからの光を増幅するようにしているっす。
ちなみに今回の写真だとどれも肩のフレーム上面にある小さいクリアパーツも光ってるように見えますけど、
ここにも内側にメタリックテープを貼ったことによって外光を反射しているだけで、実は発光はしていません。
改造終了。(´▽`*)
そして問題の赤いラインはと言いますと、コレを切り抜いて貼ってます。
ランドセルとか靴に貼っておくと暗いところでもわずかな光で強力反射する安全用品、
反射テープの赤!
反射していない時には赤いパーツと色調が合っててグー。
そして反射させると細かいツブツブがギラギラとかがやくようでトイとして斬新(笑)。
ただ肝心の反射してるとこを見たい時がちと面倒でして
見る人のそばに光源を持ってこないと反射してくれません。
てっぺんの写真でそれぞれ光源が違うのはそういう理由っす。(^^;ゞ
でもまあたしか敵のビーム攻撃のエネルギーを吸収して撃ち返すとかいう設定があった気がするので
「私の荷電粒子砲を喰らえー!」と顔の横でスタンドを光らせながら見るとツブギラ光るので
「馬鹿な!私のビーム攻撃を吸収していると言うのか!?」とか叫ぶのが正しい遊び方です。(ぇ
いやー、美しいゾイドが出来たっす。
まんぞくまんぞく。(´▽`*)
・ ・ ・
地味に反響があったのでちょっと追加ー。
改造しようと思い立っての思索・試作についての覚書。
こう、出来上がったものをポンと出すと
こうしようと狙ったものにストレートに改造完了してるって思われるようっすけど
ところがそうでもないんす。
実は今回のは最初は黒いボディにしようと思ってたっす。
GC版ゲーム『ゾイドVS.V』のストーリーモードの初期設定自機であるレイズタイガーをカラー変更していくと
黒いボディに赤いレーザーの輝くタイプが現れてかなりカッコイイのです!
しかしレイズタイガーのキットのレーザーは蓄光式の緑色なのでそれを赤く改造するのは至難の技。
でもソウルタイガーのは鮮烈な赤。
まさに好都合!
ところで私は買う前からどう改造しようか、どう改造できるかってのを色々考えしまいます。
LEDを仕込む、ネストを増やす。電源の配置、電圧の関係、増設した場合のコード、ネストの通し方、などなど。
まだ手にしていないソウルタイガーの構造を、拾った写真を見ながら想像していくっす。
私の場合、買うより前に改造を思い立つといつもこうなので
実際買ってみたら思ってたような構造じゃなくて手の付けようがなく改造できなかったってことも結構あるっす。(^^;ゞ
さて今回はとある日曜日に朝一で有楽町ビックに乗り込みソウルを購入!
そのまま秋葉原へ向かう山手線車中で開けて説明書を見て構造を理解。
そして秋葉原の公園でネストユニットを分解しバッテリーケース上部に隙間があることを確認。
さらにバッテリーを入れて驚くほどの高輝度発光ぶりを確認。
こうして実物を見て想定し実行しうる改造手段を反芻しつつショップを巡り
使えるかもしれないパーツを買い漁り帰宅。
成果。
1つ目のお題として黒ボディにすること前提で買って来たのがこれ。
黒い装甲に映えそうな白と赤のデカールセット。
ゲーム画面で確認したところ黒レイズのキャップは黄色。
たしかスピノサパーのキャップが黄色かったんで流用できないものかとソウルと一緒に購入してきたっす。
しかし開けてみたらゼンマイゾイドだったんでバッテリーゾイドのキャップよりもかなり小さくてはまりません。(´д`)
キャップは軟質素材で出来ているので塗装するのは気乗りしないんすけど
黄色いのが手に入らない以上塗るしかないっす!
そんな意気込みでキャップ洗浄後にメタルプライマーを使った試し塗装を開始。
そうこうしてる内に某所で黒く塗られたソウルタイガーを拝見。
装甲を黒くするとフレーム部の成型色との相性が良くないようでいまいち。
でもフレームまで塗装してたら大変なことになるんで…
黒ボディ中止。(´д`)
結局このデカールとスピノは現在も未使用のままっす。
2つめのお題はレーザーネストの拡張。
設定画だとレイズでもソウルでもレーザーネスト後部から生えてるチューブは6本あるので
これも増設するつもりだったっす。
結局4本のままっすけど。(^^;ゞ
ともあれそのためにレーザーチューブとして使える素材を探したっす!
グラスファイバー、光ファイバー、シリコンチュープ、アクリルバー、刈払機用ナイロンコード、テグス、太い釣り糸…
購入することが出来るものでレーザーチューブに近い質感のものを片っ端から買って来て試用。
試験結果。
レーザーチューブに代用できる素材、無し!!
レーザーチューブは稼動部に接続するためその光伝達性に加え高い柔軟性が最大の特徴。
こんな素材ほかにないっす!
純正品はどうやら透明ウレタンのコードらしいのですがそういう製品は発見できず。
ウレタンで自作しようかとも思ったものの、あの透明度と精度は手製では再現不可能っす。
結局お見せしたものではトミーの純正パーツ(ようはソウルタイガーをもう1体買った)を使ってます。(⊃Д`)
3つめのお題は光らない赤いラインを光らせるテスツ。
最初に思い付いたのは蓄光塗料。
そもそもレイズタイガーのキットは発光部分がデフォルトで蓄光パーツ処理されているほどっすからね。
思い立ったが吉日、蓄光塗料ゲットに出発!
ところで蓄光塗料ってのは現在は販売規制されているんです。
放射性物質とか有害物質とかの関係で。
だから模型屋さんや素材屋さんはいくら回っても無駄。
じゃあどこで手に入るのかと言いますと…答は釣具屋さんっす!
夜釣りのルアーとかに塗る材料として売られてるんすねぇ。
そんなわけでちょっと遠出してゲット!
こいつにクリアレッドを上塗りすれば明るいとこでは赤く見え、暗いとこにいくと光るというものが出来るかも!
さっそく試験!
…駄目でした。orz
えー、どうやら赤を重ねると蓄光できる成分の光が通らないようっす。
他の選択肢として蓄光レッドというのもあったんですが
あれは赤と言うよりやんわりとした桃色って感じで他の部分の赤に合わないため却下。
もう蓄光は諦めた!
そこで買って来たのは蛍光レッド!
さっそく試し塗り。
うほっ!いい蛍光レッド!
でも他の赤い部分と合ってないし、よく考えると発光ギミックは暗いとこで見るはず。
蛍光レッドは明るいとこでないと蛍光に見えないはず。
駄目じゃん却下。
そのまま数週間、光る赤、光る赤と考え続けてふと思いついた反射テープを購入。
貼って見たら色合いも良く反射の仕方もオモシロ。採用。
けっきょく写真の塗料達は使わずじまい。(⊃Д`)
そんなわけで私も改造するのにはかなり迷走するものっす。
まあ使わなかった物をこんなに買い込むことになった改造もはじめてっすけど(^^;ゞ
・ ・ ・
あとリクエストがあったので頭まわりをもう少し。
これが今回、秋葉原の高架下の電子パーツ屋さんを巡って厳選したパーツ。
リード線の白、小さいコネクタ、写真ではわかりませんけど極小の端子を2個買ってコネクタにセット、
そして普通の赤いLEDとレインボーLED、首が下がり過ぎないようにするために隙間にはさむナット。
実はLEDはもう1個買ったんすけど発光テスト中にコードをショートさせちゃってふっとばしちゃいました。(⊃Д`)
そうそう、こういうのに興味ある方で秋葉原に行ける方なら秋月電子さんとか行くと面白いパーツが買えるかも。
↓の写真は完成したものから頭パーツを抜いたとこ。
チューブ断面の光りっぷりとLEDの所在が見て取れるかと。
私はコネクタの穴にLEDの足を直接さしてるっす。
もっと良い方法があるのかもしれないっすけど私は電子工作は素人なんで楽ちんなこの方法で。(^^;ゞ
頭パーツのコクピット内は光が漏れないようにするためメタルテープとアルミ箔で固めてあるっす。
シルバーグレー色のパーツは透けやすく室内灯程度でも光が透けるほどなんで
何重にもカバーしないと頭の中が変な風に光っちゃうっす。
LEDの頭の中への収納は合わせ目に穴を開けてはさむか、平らなところに穴開けて通すかで悩んで、
外れた場合には引っこ抜けたほうが安全ってことで通すほうにしましたー。
こんなとこでレポート終了!☆G(>▽<)
今度こそ参考になるといいっすねぇ。(´▽`*)
テクノブロックス
今回はこないだの予告どおりにこれを御紹介!
あまりにもゾイドっぽいこれ。
その詳細はアメリカで発売されたTECHNO BLOCKS。
2003TOMY。
個人的にはこれこそがサイテックスの正統な後継者であり
ひとつの方向性においてゾイド系の究極の最終進化形態だと思っているトイっす!☆G(>▽<)
見た目で想像つくと思うっすけど、これって組立て・分解ができるブロック玩具なんすよ。
しかも無線操作が可能という優れもの!
ではまずパーツの御紹介。
これはヘッドパーツ。
TOMYのロゴと文字をデザイン化したマーキングが精悍っす!
スモーク色のバイザーと水色の基部という構成のおかげでゾイドやサイテックスを想起させますがパーツの形状はよく見るとまったく似てません。
またリモコンの受信機能を持つ重要なパーツでもあるっす。
左のはリモコンの発信器。2ボタンっす。
右のお弁当箱みたいのが本体。モーターとスピーカーを内蔵している、まさに心臓部。
本体には電源スイッチとアクションスイッチがあり、リモコンを使用しなくても一定時間アクションさせることができます。
そしてパーツ群。
脚とタイヤの駆動パーツと、あとは装飾パーツがいっぱいです。
これら全28パーツを組み立てるとさまざまな物を作ることが出来ます。
●まずはパッケで提示されている動物形態3種。
左からLUNAR TERRAIN PATROL、 BASE PERIMETER
SCOUT、 BASE PERIMETER SCOUTU
えーと訳すと、月面地形哨戒形態、 基地周辺偵察形態、 基地周辺偵察形態・弐式、 ってとこっすね。
まあぶっちゃけステゴサウルス、犬、ティラノだと思うんですが
もっともらしいSFっぽい名前がついてるところがさすがトミーっす!
このテクノブロックスはオペレーションを開始すると目が点滅し
リモコン操作に合わせて前進あるいは後退旋回しつつ派手なアクションサウンドが鳴ります。
またこれらの3形態ではヘッドユニットと手足の接続しているコネクタの位置が異なるので
それぞれで違うアクションサウンドが鳴るという懲りよう。
いやはやスゴいっす!
ちなみに鳴るサウンドは見た目に合わせたファンシーっぽく、かつ、SFっぽい音です。
しかしこのティラノ、いまどき『立ち上がった姿勢の2足歩行恐竜』だし背びれもあるし、これってゴジュラスがモチーフっすよね?
ちなみにこのテクノブロックスは基本的にタイヤ走行っす。
これら動物形態ではギアの働きで脚パーツが足踏みするように動き、体を左右に振って前進しますが、動輪が常に接地する構造です。
●お次はメカ形態2種。
STAR CRUISER、LUNAR SURFACE LOADER
星間巡航機、月面工事車輌。
まったくトミーは少年たちの宇宙への限りない憧れと、科学する心を満たすキットを作らせたら世界一っす!
なんかそれらしい名前が付いてるってだけなのに、宇宙で活躍するこれらのラブリーなメカ達の姿を想像せずにはいられません。
名前が付いてなかったらただの派手なブロックなのに…まんまと思うツボにはまる私!
これらの形態でも点滅・サウンド・前進・後退旋回のアクションを操作できます。
●ブロックなのでもちろん好き勝手に組むこともできます。
アクアドン風、スタリアスのスペースシップ風、象。
パーツが限られているので自由度はあまりありませんけど楽しいっす!
というわけで個人的にはこれがサイテックスの『ある意味での最終進化形』だと思っているんですが
その理由はこれがまごうことなき『ブロック玩具』だってことです。
実にこれ『対象年齢4歳以上』なんすよ。
サイテックスやゾイドブロックスと違って細かい角度とかパーツの強度とかほとんど気にせず
四角い穴に四角いでっぱりを適当にガシガシと組み込んでいって平気という頑丈っぷり。
回るシャフトのある穴に脚かタイヤを付けさえすれば即座に電動オペレーションが可能!
バイザーの奥の目が点滅しつつアクションに合わせた派手なSFサウンドが鳴り響くという大型ゾイドばりの演出!
トミー電動トイ20年の技術の粋が注ぎ込まれていると感じるっす☆G(>▽<)
そしてまだ説明してなかったですけど
このテクノブロックスで一番楽しいのは実は組み立てる時っす!
まず本体部の電源を入れてから各部にパーツをくっつけていくんですが
主なコネクターにはスイッチがあってそこにパーツを付けるとそのたびにSFドッキング音が鳴り両目がピコピコ光って
まるで合体ロボの合体シーンのようなシチュエーションが楽しめるんですよ!
あとなんかどうも自由に組み合わせた形態ではさらにサウンドが変わることがあるようで。
基本的なサウンドは頭を付ける3箇所のコネクタで変わるようなんですけど
他のパーツをつけるコネクタと、脚かタイヤで異なるスイッチのon/offの組み合わせで特殊なサウンドが鳴ったりするみたいです。
いやはや奥が深すぎるっす!
●ちなみにサイズはこんな感じ。
でっか!
バイオティラノ相手でも充分戦えそうなサイズっす!
それはともかくサイズだけでなくサウンドもかなり大きいので日本のマンション暮らしの人にはあまりオススメできません。
あとほっとくと勝手に音が鳴ったりするんで、一時はやったロボペットに近い印象もあります。
●パッケージ写真。
37cm×45cm×9cm
これがさらにダンボールに入って届いたんで、なんか家電製品でも届いたのかと…(´Д`;)。
向こうの通販とかって物のサイズとか全然表記されていないんで
こんな大きなものだとは思わなかったから本気でビビッたっす!
そんなわけでトミー電動トイの系譜に興味があって
大きな音が鳴っても平気でこのサイズのが歩ける場所があるって方には是非一度実物をさわってもらいたいトイっす!
パーツをつけるたびに鳴って光って、組み立てたらすぐにリモコンで歩かせられるって感覚は他のトイにはないものっす!☆G(>▽<)
トライボッツ
さぁて今回は日本での知名度がほぼないトミーロボを御紹介するっすよー☆G(>▽<)
モノはトライボット“TRIBOTS”。
1985、TOMY。
アメリカで展開したアイテムで日本未発売。
“MIGHTY MAX”とかも日本では「スーパーガイ・ゴロー」としてわりと知られている中、
このトライボットの日本での知名度のなさは随一じゃないっすかね。
…ああ、でもテクノブロックスとか知られていないものもまだまだあるのかもしれないっすねぇ。
それでは細かく御紹介☆G(>▽<)
彼の名は“SHUT-L”「シャト・ル」。
その名の通りシャトル型のビークルモードをもつっす。
ちなみにこれ、一見すると主翼が欠品してるように見えますが、そういうわけではないんです。
パッケの写真の下のほうにも写ってますがこういうビークルなんですね。
鏃型の大胆フォルム!
きっと主な戦場は宇宙なのでしょう。
大気のある重力圏で飛ばない限りは合理的な形状かも?
それでは変形!
アニマルモード!!
耳がかわいいっすね〜(´▽`*)
ちなみにANIMALモードという名前が提示されているのみで一体何に変形しているのかはわからないっす。
顔からするとキツネかオオカミのようにも見えますが…
ハッ!この姿勢はもしや…お稲荷さん!?(゚□゚;)バカナッ
そして変形!
ロボットモード!!
機首の折れ曲がる関節がアニマルモードとは異なり、耳部分が後頭部とツライチになって違う形状になるとことか芸コマ。
顔がコクピット状になっていてトリコロール配色。
一目見ただけでトミーだ!とピンとくる強烈なデザインラインっすね☆('▽'*)
ちなみにこれは日本で販売されていなかったってことと発売年が1985年だということを考え合わせると
つまり1984年のSTARRIORSの後継者だったってことになったりするんすよ。
ゾイドではなくスタリアス。
ちなみに日本の変幻機械獣スタリアスではなくて、STARRIORS。
そう思って見るとスタリアスっすよね、このロボ。
おりしも1984年からはじまったアニメTRANSFORMERS(トランスフォーマー)やGOBOTS(マシンロボ)のブレイクで
アメリカの子供達が日本からやって来た変形ロボット軍団に熱狂した時代。
トミーもゾイドやスタリアスのテイストを活かす方向で変形トイに挑戦した…ってことなんでしょうか。
あと1985年にアメリカのマックで頒布された変形ロボ軍団コマンドロンズはまさにその支流のひとつかと。
ちなみにこのトイには完品ではメッキの施された小さい銃が4個付属していて
手足にくっつけることが出来るのですが今回は付けていません。
武器、欠品してるのが多いんす(^^;ゞ
あと付けた状態でロングから写真撮るといまいち納まりが悪くなる気がするので今回は付けない方向で。
そんなわけで歴史に埋もれたトミー製3段変形ロボ、いかがでしたでしょうか。
私のとこでは各形態で全部並べられたりします☆G(>▽<)イェーイ
そして次回は…
MORE THAN MEETS THE EYES! ☆G(>▽<)
つづく!
トライボッツ2
トライボッツの続きっす!☆G(>▽<)
今回は、前回の集合写真で手前にいた陸上タイプ。
白いのは“MOB-L”「モビ・ル」、
黒いのは“BAT-L”「バト・ル」。
ちなみに前回のシャト・ルのカラバリは持っていないんですけど
このトライボッツシリーズは各種、白と黒の2色ずつで計6体のラインナップになっています。
メインを張るのは白のシリーズなのでここでも白のキャラで解説を進めるっすね☆G(>▽<)
まずはビークルモード。
80年代SFによく見られたキャタピラの上に船みたいな本体が乗っかってるSFタンクっすね!
てかそもそも私とこのシリーズとの出会いは黒いほうのバト・ルのビークルモードを見掛けて
「あ、G.I.ジョーに登場したコブラ軍団のH.I.S.S.(ヒス)タンクだ。」
というナイス勘違いからはじまった恋だったのですよ!濡(゚□゚;)
アノヒ アノトキ アノバショ デ キミニ !
ちなみにヒスの参考画像検索例。
そして変形アニマルモード!
首の関節が前へスイングできるので
もっと恐竜っぽい体勢にもできるんですが
これがデフォルトの姿勢っす。
そしてロボットモードに変形!
ヒューマノイドタイプボディにコクピット頭で胸から生えたメッキ武器…やはりSTARRIORS!濡(゚□゚;)
この陸タイプの変形で特筆物は脚ですね。
楕円形のキャタピラが伸びて開いて脚になる様はかなりカッコイイっす!
TFにもキャタピラ脚やキャタピラ腕のロボはいますけど
こういう密度の高いカッコイイ展開の仕方するデザインはないと思うっす。
そしてやたら派手な紅白ボディ!
おめでたい!
というか真っ赤なキャタピラ!なんか怖いっすよそれ!!(゚ロ゚;)
そんなわけでトライボッツの第二回でしたー。
次回はもう一機種に迫ります☆G(>▽<)
トライボッツ3
いよいよトライボッツ最後の更新っす!☆G(>▽<)
今回は海上タイプ。
未来的ホバークラフトをイメージしたデザインっすね(´▽`*)
白、というか銀色のは“C-BEES”、
黒いのは“NAV-L”。
これまでのと比べて名前の解読難易度が高いっす!濡(゚□゚;)
銀の“C-BEES”の読み方はおそらく「シー・ビーズ」。
由来はおそらく“SEABEES”「シービーズ」でしょう。
簡潔に解説するのは難しいのでwikiの“SEABEES”へリンクしますので御参照ください。
黒の“NAV-L”はおそらく「ネーバ・ル」。
“NAVY”の形容詞、「海軍の、軍艦の、海軍力を有する」という意味の“NAVAL”「ネーバル」が由来だと思われるっす。
やはり黒のほうが物騒な名前なんすね!
さてさて、それでは今回も良い者っぽいほうで御紹介を進めるっす!☆G(>▽<)
まずはビークルモード。
SFホバークラフト形態。
それとわかるパーツ構成に独創的なフォルムアレンジが加えられていてカッコイイっす!☆G(>▽<)
本来は真ん中の赤いパーツの前にある四角とそれをはさむ三角のヘコミ部分に黒いシールが貼られ
そこが運転席の窓のようになるっていうデザインっす。
私の持ってるのには両方とも付いてなかったんですが(^^;ゞ
他のマシンと違いビークルモードでコクピット頭が露出してないのが特徴ですね。
そして変形、アニマルモード!
スカート部が四肢に展開し、機体を二つ折りにし、機体後部のノズル基部が展開して首と頭部が出現。
シリーズ中もっとも複雑なギミックを誇ります!
でもそのわりに見た目がコジンマリしてかなり地味です!
てか説明書を見ないで変形させてた時にはてっきりこういう姿のアニマルになるんだとばかり…
ロボ腕に動物の爪状のディテールがあるからそれを生かしつつ
長い首と胴体を特徴的に配すとこういう雷竜みたいに姿になるっす。
それにしてもデフォルトの形態では爪のディテールが外むいちゃって活かされてないのが不思議。(゚.゚)
そしてロボットモードに変形!
アニマルモードから首をたたんで立ち上がり拳を出したら完成。
ボリュームのある上腕の異形さのわりに
全体としてのプロポーションのまとまりは非常に良いという奇跡的なバランス。
ビークル形態のまとまりの良さ、ギミックの趣向など、もっとも遊び甲斐のあるアイテムとなっています。(´▽`*)
なおかつ、どうもこのアイテムがもっともレアになっているみたいという事実…(´△`;)
なのでこのシリーズのコレクションにチャレンジされる際は気長に挑むのが吉っす。(^^;ゞ
私はたしか…3年かかったような。
☆ ☆ ☆
そして最後は全ラインナップ!
残念ながら持っていないので実物はお見せできないんですが
「シャト・ル」にも黒いカラバリが存在します。
その名は“MIS-L”「ミサイ・ル」。
色ごとにまとめてみますと白いほうは
「シャト・ル」、「モビ・ル」、「シー・ビーズ」。
それに対し黒いほうは「ミサイ・ル」、「バト・ル」、「ネーバ・ル」と
物騒な名前ばかりそろっています。
やはり黒は悪の軍団ですね!
というかどうもやはりゾイドの暗黒大陸軍のカラーリングにしか見えないっす!
STARRIORSのスターランナーとかと合わせて
ゾイドじゃない暗黒大陸軍が編成できそうな勢いなのはスゴいっす!!(ぇ
☆ ☆ ☆
ZOIDSから続くTOMYの伝統を受け継ぐSTARRIORS的なロボが!
SFメカにトランスフォームし陸海空を制覇!!
さらには戦闘機械獣ZOIDSのようなアニマルモードへと三段変形!!!
正義と悪の勢力が拮抗する魅力的なラインナップからは目が離せられません!!!!
というわけで、TOMYの伝統とそのファンを引き継いだうえで
トランスフォーマーが人気を博した当時の市場を完全に分析しきった完璧なマーチャンタイジング。
完璧っす!(´▽`*)
でも人気出なかったというのは
やっぱ各変形形態のデザインが時代に合ってなかったんでしょうか。
当時の流行のラインよりも大時代的センスですし…。
そんなわけでトライボット軍団でした☆G(>▽<)
Sijimiya Konoha & Yukaina Brothers. Presents
"Professor Rilalah @General Science
Academy"